2013年03月17日
パトロンと入場無料の施設
パトロン・・と似た名前の新外国人選手はまだ冬眠中? 世の大富豪の中には、文化施設のパトロンになって美術館や博物館を運営する資金を提供したり、あるいは自前で文化施設そのものを造ってしまう人もいます。 そんな施設の一部では、維持費は全て篤志家からの寄付で賄って、一般市民は無料で入場できる所もあります。 小さい頃から無料で思う存分に文化と触れ合うことが出来るという環境は素晴らしいですが、自分が料金を支払わずに済むのは、誰かが代わりに払っているからだということを意識しておかねばね。
昔、某所(not ススキノ)でティッシュ配りをしていたら、あっちこっちでもらって2個も3個も持ってるオバサンがいました。 しまいには「4個だと縁起が悪いからもう1個くれ」と言う始末で、そんな人間と同じ街に住んでる事の方が、よほど縁起が悪いです。 仲間でポケットマネーを出し合ってティッシュを作ってることなど、想像も出来ないんでしょう。 各種の団体に入会して会員になると、会費を払って特典を受けるのが通常ですが、一般会員の他に「賛助会員」とか「維持会員」というカテゴリーを設けている団体もあります。 それらの会員は、専ら会費を払って団体(施設)の維持や運営に資することに意義を見出しているだけで、自らへの見返りはあまり期待しない場合が多いです。 コンサドーレで言えば、後援会のような組織に相当する訳ですが。
HFCからお手紙が届きました。 その内容は、「後援会や持株会の会員がクラブコンサドーレ(以下、「CC」と略)に移行・入会した際の割引額を返金するので、その返金方法を回答してね♪」という趣旨でした。 巷にあるらしい還付金詐欺ではないようですが、いったん自分の財布から出た金が戻ってくるなんて微塵も考えない性格なので、今さら返すと言われても困ります。そんなモノ受け取れるかっ! という気分で。 返金は辞退しますから、どうぞ勝手に使って下さい、という選択肢は設けられていないし。 後援会の会員がCCに入会する際に割引かれる分の4千円を返されたら、後援会の年会費(5千円)をほぼ返されるようなもんです。その上、往復の郵便料金とか返金の振込手数料なんか払っていたら、HFCは後援会からの支援額を丸々失うことになってしまいます。 後援会がCCに統合されることに伴って、後援会の会員だった人を誘導してスムーズにCCへ移行させるために便宜を計っていますが、結果として以前からのCC会員が後援会にも入会していた場合(割引なし)と、後援会会員がCCに移行した場合(割引あり)とで、今後は同じCC会員でありながら不公平が生じてしまう、という理屈なんでしょう。(誰かクレームを言ったの?) そんな事が不公平だなんて感じてもいなかったから、面食らってしまいます。 後援会の会員が新規にCCに入会した訳ではなくて、自動継続されるCC会員が後援会にも入っていただけの話です。 後援会の有効期間はHFCの会計年度とは別(私の場合は7月会員)だから、返金するにしても月割りの計算で十分なのに、年会費をほぼ返された上、後援会からもらった割引券はまだ有効期間が残っています。 今後は、後援会の会員だった人から(安定的に)年会費を徴収できるという利点は生じますが、CC会員に返金する金額や後援会の年会費を払い続けていたかも知れない金額を差し引くと、どっちが多いのか測りかねます。 (CC会員の人数はスポンサー料にも影響するから、簡単な計算では済まないんだけども) 何とかして返金を免れる方法は無いものか? と考えてみました。
- 返金には及ばないので辞退する、と回答する。
- 期限内に回答しないで、受け取る権利をわざと失う。
- 後援会を退会して、割引券や会員証を返上する。
- 返金を受け取って、その場で全額を募金する。
・・で考えた挙げ句、HFCに何度も手間を掛けさせることも不本意なので、口座へ振込んでもらうことにしました。(←ならば最初から素直に従え) これをそっくり耳を揃えて・・どうしよう。 サポーターは「HFCの構成員」(の一部)だと以前から考えていたので、今さら「パートナー」だと言われてもな・・これが株式会社じゃなくてNPOだったら、「社員」という名称で呼ばれる立場だろうし。
posted by 雁来 萌 |22:29 | 雑念 | コメント(0) |
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