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2013年03月11日

北から暮しの工芸祭

2月27日から3月3日まで札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)で、「北から暮しの工芸祭」が開催されました。
リンクしてあるページの「kita:kara」というロゴは、最近時々見かけます。「のんた」という、表からでも裏からでも読める冊子がありますね。

このイベントは当初、「ほっかいどう生活工芸祭2013」という仮称だったとか。
自分としては「暮らし」と書かれた方がシックリくるんですが、これも「ら抜き言葉」の一種なのか(違)、「暮し」と書いています。

 
余りにも長ったらし過ぎて、どうにかならんものかと思っていた「札幌駅前通地下歩行空間」の愛称が、【チ・カ・ホ】に決まったんだそうで・・短くなったのは良いけれど、まんまな命名なので脱力してしまいました。

しかも、北3条交差点広場は【キタサン HIROBA】、北大通交差点広場は【ドオリ HIROBA】と命名するなんて、どこまで「HIROBA」の亡霊に取り憑かれているのか・・大体、地下道を歩いていたら「交差点」という概念は持てませんが。

ロゴはまぁ許容するとしても、「ちかぁ~さん」というキャラクターまでいるなんて!

 
出店ブースでは「札幌スタイル」の作品展で見かけた工芸品も多く、用心して眺めてないと、うっかり買い込んでしまいそうでした。

広報ハガキ

陶器や布の作品もありますが、私の興味はもっぱら木工作品でして、旭川の工芸品店や個人作家の作品を見てるうちに涎が垂れてきそうです。
特に、どうやって作ったのかを推測するのが楽しくて、時間の余裕があれば閉店時刻まで見ていたい気分でした。


3月3日の15時から北3条交差点広場で【チ・カ・ホ クラシックLIVE 雛まつりスペシャル】が開催されたので、丸井でレプリカを受け取ってオフィシャルガイドブックを買ってから、その時刻に合わせて聴きに行きました。

札響のコンサートマスターである大平まゆみさん(ヴァイオリン)他による弦楽四重奏でしたが、今後は定期的にチ・カ・ホでクラシックLIVEが行なわれるんだそうです。

 
チ・カ・ホでは、大地震や津波が発生したら構内放送で速報を流すそうです。地下街は真っ先に水没するでしょうから。

でも、太平洋側の海岸から押し寄せた津波が、島松の台地を越えて札幌まで届くほどの大津波ならば、どこに逃げたって無駄なような・・石狩湾から押し寄せた津波ならば札幌の市街地が水没する可能性はあるでしょうけど。

札幌では津波よりも、洪水で水没することを想定した方が、現実的な気がします。
大雨による洪水も考えられるし、例えば直下型地震によって支笏湖の縁に亀裂が入り、千歳川の流域に流れ出した湖水が土石を巻き込んだ「川津波」となって石狩川に合流すると、札幌も無事じゃぁ済まない・・ような光景を妄想するとダイナミックですね。(←なぜか自分は、その惨状を上空から見下ろしている)

先週末には津波防災に関する講演会「津波防災~私たちにできること~」が小樽で開催されたんだけど、毎週勉強ばかりしてると頭が飽和するし、札樽に大雪が降ったしで出掛けませんでした。


posted by 雁来 萌 |22:51 | 雑念 | コメント(0) |

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