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2006年09月15日

Jリーグ・アカデミーU13リーグ

このサイトは最近、看板に偽りがある状態でした。
夏場は大会が多くて、どうしても練習より試合の方を優先して見に行くので、雁来にはあまり行っていませんでした。

その間、雁来も少し変わりました。周辺の道路が整備されてきて、275号線から直接練習場へ通じる道路が通れるようになった(堤防からの道路は通れなくなった)り、強風時の土埃が悪評だったアミューズメントパークの土手に雑草がはびこって、土埃など飛ばなくなったり・・。


東雁来公園って、アミューズメントパークのこと? ←違うらしい
 

9月10日(日)に雁来で、「Jリーグ・アカデミーU13 北海道・東北・北信越リーグ」の試合があり、午前中に、旭川ユース(U-13)とベガルタ仙台ユース(U-13)との対戦、午後には、旭川ユース(U-13)と札幌ユース(U-13)との対戦がありました。

このリーグ戦は、大会に出場する機会が少ないU-13年代の選手に定期的な対戦の場を提供し、Jリーグの下部組織の選手に対する継続的で一貫した育成強化を行うため、Jリーグが推進するもののようです。
北海道・東北・北信越リーグに参加しているチーム(一部略称)は、コンサドーレ札幌、コンサドーレ旭川、アルビレックス新潟、ベガルタ仙台 、モンテディオ庄内、モンテディオ村山 の6チームです。

北海道クラブユース連盟が主催する「U-13リーグ」という大会もありますが、「大規模練習試合」とも言われるように、あまり本気で闘う形式ではないのに対して、Jリーグの下部組織同士の対戦ならば実のある強化にもなるでしょう。

リーグ戦は5月20日から(コンサ関係の試合は7月15日から)始まっており、10月28日まで22試合が行われます。
山形ではJ2リーグ戦の前座試合として行われたため、山形公式ページJ’sGOALでも紹介されていますが、うちのオフィシャルではそういうリーグ戦があること自体・・(以下略)。

当初の予定では、
 9日に札幌ユース(U-13) vs 仙台ユース(U-13)、
10日に旭川ユース(U-13) vs 仙台ユース(U-13)、
16日に旭川ユース(U-13) vs 札幌ユース(U-13)
とされていたようですが、16日には他の大会も重なっているので、16日の試合もまとめて10日に消化してしまったんでしょうか、身内の対戦だし。


試合時間は30分ハーフで、黒装束の審判が4人努めてましたが、実は審判の中の人は、コンサ・ジュニアサッカースクールのスタッフでした。

旭川ユース(U-13) vs 仙台ユース(U-13)
朝から湿った南風が吹く天気でしたが、予想されていた雨は大したことありませんでした。
しかし、当日は丘珠空港で航空ページェントが決行され、雷と強風のためにデモフライトの規模がかなり縮小されたものの、普段は見れない戦闘機などが爆音を轟かせて飛び交っていました。

旭川ユースの1年生はまだ完璧には判別できないので、1~2名の取り違えがあるかも知れませんが、スタメンは、GK:今岡、DF:吉本・伊藤・成田・玉田、MF:阿羅・山下・中澤・田中、FW:武井・河原 でした。


仙台ユース(白) vs 旭川ユース(赤黒)(2006.9.10:雁来)

前半は拮抗した内容で、どっちに転んでもおかしくなかったんですが、残り1分くらいで旭川の阿羅が右からクロスを入れ、中央で山下が足で合わせて先制しました。


旭川陣内での攻防、ボールに詰めるのは成田

後半開始時に、田中に代えて小手川を入れました。
8分頃、相手をフリーにして突破を許し、同点に追い付かれてしまいました。
13分頃に、入ったばかりの小手川に代えて細岡を入れて、中盤での並びを少し変えました。
15分頃、山下がドリブルで進むところでチャージを受け、倒れながらもプレイオンで進み、再び倒されながらゴール前まで進んでシュートを打って、追加点を上げました。フッキ・・いや、何でもないです。

23分頃に細岡に代えて澤田を入れました。
終盤の仙台の右CKをGKがはじいたらクロバーに当たり、その跳ね返りを打たれてポストに当たるというピンチもありましたが、(2-1)で終わりました。


13時から、SSSと仙台ユースとの練習試合がありました。ヒコーキを撮っててマジメに試合を見てなかったんですが、見てた範囲ではSSSの得点が2回ありました。


練習場の横を通過する戦闘機の編隊


旭川ユース(U-13) vs 札幌ユース(U-13)
14時に始まり、札幌のスタメンは、GK:伊藤、DF:和田・松浦・鈴木・前、MF:盛本・永井・中川・荒野、FW:近藤・坂本 でした。
一方の旭川のスタメンは、GK:今岡、DF:吉本・伊藤・成田・玉田、MF:澤田・山下・中澤・阿羅、FW:小手川・河原 でした。
双方とも4-4-2ですが、札幌はダイヤモンド、旭川はダブルボランチです。


札幌ユース(白) vs 旭川ユース(赤黒)(2006.9.10:雁来)
ネット越しの写真なので見難いです・・主審は斎藤さん。

開始1分!、パスを受けて抜け出した近藤がGKと1対1になり、かわして早々に先制点を取りました。
その後、旭川は小手川に代えて細岡を中盤に入れ、澤田がトップに上がりました。
21分頃には、坂本からの右クロスに中央の近藤が足を合わせ、前半を(2-0)で折り返しました。


札幌ユース・中川(奥)の突破


手旗で戦闘機に合図を送るSコーチ(誤解)


ハーフタイムを利用してOB戦の練習・・には見えませんね

後半に札幌はメンバーをガラッと入れ替え、GK:花田、DF:杉本・石井・鈴木・菊地、MF:小山内・高木・長岐・中川、FW:安居・近藤 になりました。
旭川は3-5-2に変え、GK:今岡、DF:吉本・成田・伊藤・、MF:細岡・山下・阿羅・玉田・中澤、FW:武井・河原 になりました。

後半4分頃、近藤が相手ボールを奪ってそのままシュートし、ハットトリックになりました。
17分頃には、鈴木に代えて松浦、中川に代えて前、近藤に代えて坂本を同時に入れ、それぞれのラインをリフレッシュしました。
右サイドの小山内が深い位置まで持ち上がる機会が増えてきて、19分頃には小山内からの右クロスを前が中央で蹴り込み、21分頃には前が中央からミドルを打って(5-0)として終了しました。


終了後の札幌のメンバー、左側が旭川のメンバー


旭川は今日2試合目ということもあるし、中盤から前線にかけては体格にハンディがあったようです。後半のシュートはわずか2本で、他にはGKにキャッチされたクロスがあった程度でした。
ボールの奪い方とかパス交換とかにも差がありましたが、まだ時間は十分にあります。
3年生になる頃には札幌に勝てるレベルまで追い付いて欲しいですね。

今週末には、旭川で高円宮杯(U-15)の全道大会の予選リーグ、来週末には札幌で決勝トーナメントがあり、札幌ユースと旭川ユースとは別々の予選グループに入っています。
互いに勝ち上がって決勝戦で闘う、というのが夢なんですが・・なかなか実現しません。


posted by 雁来 萌 |00:56 | 闘う若梟 | コメント(0) |

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