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2012年08月22日

クラセンU-151次ラウンド

8月14日から23日まで帯広市と中札内村で、日本クラブユース選手権(U-15)大会が開催されています。→日本クラブユース連盟の大会要項

コンサ札幌U-15は北海道地域代表(1枠)として出場し、1次ラウンドのFグループに入りました。→組合せ・日程

今回の記事では1次ラウンド(予選リーグ)の3試合について、次回は決勝トーナメントのラウンド16の試合について、それぞれ簡単に報告します。

今年の大会では、1日目のコンサの試合の開始時刻が遅く、3日目の試合の開始時刻が早いという、遠方から往復するには都合が良いスケジュールになってました。

1次ラウンドの試合時間は35分ハーフです。


8月15日の第1戦は、帯広の森球技場で東海地域4位のACNジュビロ沼津(静岡県)と対戦しました。→結果

なお、試合風景が公式のウェブアルバムで公開されています。

細かな雲で空一面が覆われており、風が吹くと涼しく感じました。
蟻の這い出る隙間なし
こっちのピッチということは、モロに逆光になる方角です。

ジュビロ沼津(水色) vs コンサ札幌U-15(赤黒)
代理戦争か
コンサ札幌のスタメンは、GK:三森、DF:吉田・名畑・住永・藤田、MF:川尻・高嶺・杉山・本塚、FW:沼田・菅 でした。キャプテンマークは杉山が巻いています。

2分に本塚がするすると抜け出て、いったん菅へ渡してから受けて打ったシュートが右隅に入りました。(1-0)
いきなり先制だよ

喜んでいた6分、相手のフィードに三森が出たけれど止められずに蹴られ、DFのクリアが空振りになってゴール内に入ってしまいました。(1-1)
今度は失点だよ

12分に再び本塚へ渡り、切り込んで右足で打ったシュートはキャッチされました。
聖也へ

16分に川尻が右をえぐってクロス、沼田がスルーを出したら相手に渡ってしまいます。
相手に渡る

相手は前線に放り込む攻撃が多いようで、前半は(1-1)で終わりました。

 
後半に向けて、コンサに交代はありません。
セカンドボールがなかなか拾えず、個人技でも負けてる感じがします。

21分に、藤田に代わって久保田がFWに入り、沼田が右SHへ、川尻が左SBへ移ったようです。

27分のカウンターになるチャンス
カウンターだっ!
菅の右クロスが越えてしまいます。

続いて28分にもビッグチャンス
ビッグチャンス
本塚の左クロスはヘディングでクリアされました。

34分に左奥でFKを得たけどクリアされてタッチを割り、
左奥からFK
スローインから出したスルーには届かずキャッチされました。

第1戦は引き分けです。(1-1)


翌16日の第2戦は、帯広市グリーンパークで、関東地域7位のGRANDE FC(埼玉県)と対戦しました。→結果

なお、試合風景が公式のウェブアルバムで公開されています。

グリーンパークの入口にあったモニュメント
心の中を見通す
ハートの中心に穴が開いており、向こうが見通せます。

公園内の白樺の樹には、凍裂した傷跡がありました。
白樺もシバレる
白樺は水分が多いので、凍裂を起こしやすいそうです。

昨夜は雨が降りましたが、朝には上がって晴れ間も出てきました。
雨上がりの雲
多少、蒸す感じがします。

GRANDE FC(赤) vs コンサ札幌U-15(白)
今日は白組
コンサ札幌のスタメンは第1戦と変わらず、GK:三森、DF:吉田・名畑・住永・藤田、MF:川尻・杉山・高嶺・本塚、FW:菅・沼田 でした。

立ち上がりに、相手のオフサイドが4回ありました。

10分に本塚から沼田?に渡って打ったシュートが、バーに当たって戻ってしまいます。
バーに当たる

11分に吉田のクロスでCKを得て、右CKに菅がニアでヘディングを当てて流しました。(1-0)
頭で流す

25分に菅が持ち上がって左からシュート、今度は右ポストに当たってしまいます。
惜しくもポストに当たる
これに吉田が詰めたらオフサイドになりました・・そりゃそうだよね。

27分に高嶺がインターセプトして、菅が強烈なミドルを打ち、左に刺さりました。(2-0)
目が覚めるミドル
目が覚めるようなシーンで・・居眠りしてた訳じゃないけど。

杉山から右の川尻へ出すフィードが多く、よく通っていました。
前半は(2-0)で折り返します。

 
後半に向けて、本塚に代わって久保田が入りました。

3分に沼田が左の深い位置からクロスを入れ、杉山がスライディングして押し込みました。(3-0)
雄太が滑り込む

13分に菅が独走して打ったシュートは外れてしまいます。
大輝が独走

16分に杉山が倒されて得たFKで、素早いリスタートから久保田が独走となりましたが、GKにクリアされました。
負けじと成悟も

19分に、吉田に代わって磯見が左SBに入り、藤田が右へ移りました。

23分に独走となった久保田がコケてしまいましたが、スルーを受けた川尻がリフティングしながら抜けてシュートを打ち、
龍司のオサレテク
はじかれたボールを押し込みました。(4-0)

25分に、沼田に代わって島田が入り、さらに菅に代わって柴田が入りました。

33分には久保田がスルーを受け、GKが出たけどかわして流し込みました。(5-0)
かわして流し込む
ここで、藤田に代わって岩田が右SHに入り・・川尻が下がったのかな?

ロスタイムの36分に、柴田がゴール前へ浮かしたボールを入れ、高嶺が押し込みました。(6-0)
押し込んで終了

胸を張れる勝利を上げた選手達が歓待されます。
内輪で盛り上がる
今年の応援は、太鼓と団扇と鳴子でした。


翌17日の第3戦は、中札内村交流の杜で、九州地域1位のブレイズ熊本(熊本県)と対戦しました。→結果

中札内村では、盆とクラセンが一緒に来たような賑わいです。(道の駅)
祭りだ!

曇って霧雨のような状態、東風が涼しいというより肌寒いです。

ブレイズ熊本(黄色) vs コンサ札幌U-15(赤黒)
黄色い炎
コンサ札幌のスタメンは、GK:三森、DF:吉田・名畑・住永・藤田、MF:川尻・高嶺・杉山・沼田、FW:久保田・菅 でした。

4分に相手の右CKにファーでヘディングを当てられ、ゴール内に転がりました。(0-1)
CKから失点

さらに10分には相手の右クロスを中央から打たれ、右隅に入りました。(0-2)
さらに打ち込まれる

第1戦の試合のようにチグハグな感じで、守勢に回るシーンが多いです。

16分にカウンターとなって久保田が左から右へ切り込み、打ったシュートは左ポストの外へそれてしまいます。
打っても外れる

26分にパスが乱れ、相手が右から迫ってシュート、これをセーブしたこぼれ球を右から打たれ、
大ビッグピンチ
藤田が走り込んでスライディングして際どく逃れました。

そして32分、浮かしたパスを右寄りで受けた杉山がワンタッチでミドルを打ち、左上に入りました。(1-2)
起死回生のミドル弾
これで形勢も雰囲気も変わった気がするし、前半のうちに1点を返せたのは大きいです。(1-2)

 
後半に向けて、コンサに交代はありません。
相変わらずピンチは多いものの、相手のシュートが外れたり何とかクリアして凌いでいました。

16分に、高嶺に代わって岩田が入りました。

18分に沼田からパスを受けた吉田が右をえぐってクロス、菅が足を合わせてファーの隅に流し込みました。(2-2)
右クロスを流し込む
遂に同点に追い付きました。

22分に久保田が独走となって右クロス、いったんクリアされて再びクロスを入れ、これを相手がクリアしたら岩田の背中?に当たってゴール内に転がり込みました。(3-2)
クリアミス
遂に逆転まで漕ぎ付けました・・公式記録では、岩田が右足で打ったことになっていますが。

26分に相手のゴールキックを杉山がヘディングで返し、このボールを競った菅が頭を蹴られました。
相手にイエローカードが出て、FKを杉山が蹴ったけど惜しくもはじき出されました。
FKをはじかれる

27分に杉山が体を当てたプレイでファウルを取られ、ここでイエローカードまでもらったのは、相手のFKを遅らせたからのようです。
ところがこのFKにヘディングを合わせられ、左に入ってしまいました。(3-3)
FKに合わせたヘディング

せっかく逆転したのに、終盤に追い付かれて引き分けに終わりました。(3-3)
また明後日来れる
試合前から星勘定してたはずで、安堵の表情が窺えます。向こうのピッチでは期待通りの結果になったようだし。


1次ラウンドの3試合の結果、コンサ札幌U-15は1勝2分の勝点5でFグループ2位となり(戦績表:PDF)、19日から始まる決勝トーナメントに進めることになりました。

翌日は厚別でトップチームの試合があるから帰札せねばならず、その翌日にはまた早起きして帯広まで来なきゃならないんだけども。


posted by 雁来 萌 |23:18 | 闘う若梟 | コメント(0) |

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