2012年02月05日
緊急着陸のミステリーツアー
今頃になって、変な夢を見るんですねぇ。 今年は妖しい初夢を見なかったのに(見たけど覚えていないだけかも)。 何の用事か知らないけど、旅行に行くことになったんですよ・・と思ったら、もう機上の人になってました。 搭乗してからでさえまだ目的地が分からなかったんだから、まるでミステリーツアーですね。
途中で乗り替えて、2機目に乗った便の座席がなんと、機長の左横なんですよ。 どうやったらそんな特等席を選べるのか・・裏ワザを知ってたら教えて下さい。 左側の壁際にはさらに別の客席が並んでて、機首でさえこれだけ幅広いのなら後方の胴体はどんだけ太いの? でも目の前には窓が無くて、機長の前方にも窓が無いんです・・ブラインド状態の計器飛行訓練じゃあるまいし、ラインの旅客機であり得るの?? 機長はしきりに何かを気にしてて、「ミラーが曇ってる。」とつぶやきました。 左の窓から外を見ると、確かに機体の外側に突き出てるミラーに霜が付いてて見難いです。 飛行機にそんなミラーが付いてるかっ! というお怒りはごもっともですが、何しろ夢の中での話ですから、デコトラのようなクロームメッキのミラーが付いてたんです。 機長は、近くの空き地に緊急着陸するつもりのようです。 なにも、ミラーが曇っただけで不時着なんかしなくたって、最寄りの空港まで飛んで着陸すれば済む話だろうと思うんだけど、全権を委譲してる機長には逆らえません。 さすが機長になれるだけあって、几帳面な性格なんでしょう、きっと。 ひょっとして、乗務員の故郷が近くにあったりして・・「ほら、君の村が見えるよ。」とか言いながら低空で旋回したいだけなのかも。 森林地帯の上空から探したら、それなりに広い草地が見つかりました。 広いと言っても大型機が滑走できるほど広くはないんですが、他に選択の余地は無い(らしい)です。 とっくに失速してるはずだと思うほどのゆっくりした速度でアプローチし、何のショックもなく胴体着陸して停止しました。 機外に脱出して、どういう機転なのか「トラメガを機長に渡せ!」と叫んだことは覚えています・・近所から苦情が来なければいいんですが・・。 都合が良過ぎることに、乗客全員が避難できる建物が近くにあって、テーブルに美味しそうな食事が出てきました。 多分、ギャレイの中に入っていた機内食を取り出して調理したんだろうと思います。 もしかしたら、「お客様の中に、調理師さんか家政婦のミタさんはいらっしゃいませんか?」と呼び出して手伝わせたのかも知れません。 でも、悠長に機内食なんか食べてる場合じゃないですよ。 捜索隊や救助隊を呼ばなきゃならないでショ? ・・と思っていたら、ここはイギリス中部のなんとか地方だという話が聞こえてきました。 その「なんとか」が聞き取れなかったけども、そんなことは機長がダッシュ400も承知のはずだし、警察でも救急車でも携帯で呼び出せるだろうから焦る必要は無くて、救助隊が到着するまでの間に落ち着いて腹ごしらえしておくのもサバイバルの基本的な心構えでしょう。 自分が無事に救助されたのかどうかは不明なんですが、とにかく滅多に出来ない機長貴重な体験(のシミュレーション)が出来ました。 これで、飛行機や船の事故に遭っても生還できるだろうし、地球温暖化どころか隕石衝突のような天変地異にさえ生き延びられそうです。←いつまでっ!
posted by 雁来 萌 |13:07 | 雑念 | コメント(0) |
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