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2007年09月13日

ごぼう入りポモドーロ

  ポモドーロ。
  妙にカワイイ発音の言葉です。言いにくい感じがまたイイですね。

  正しい「ポモドーロ」は
  多分、ニンニクとパルメザンチーズの風味でいただく
  フレッシュでシンプルなトマトソース・・だと思います。

  それは、もちろん美味しいのだろう。

  しまりす寮のポモドーロにはゴボウと挽肉が入っています。
  
  ・・・。
  
  それって、もう既にポモドーロでは無いのではないか?
  
  ・・・。
  
  そうかもしれませんが、ミートソースの味ではないので・・。
  ちゃんとフレッシュなトマトの酸味が効いているので、
  ポモドーロで良いんじゃないでしょうか?


20070913-03.jpg

  私の好きなイタリア料理のシェフに
  山田宏巳という人がいました。
  過去形なのは、
  今は多分、公判中か塀の中だろうから・・。
  味と人間性は比例していないのですね。
  大人の世界の虚しさを知りました。

  まだ、山田シェフが大活躍中だった頃、
  レトルトのパスタソースのメニューを開発していたようです。
 
  スーパーでその箱を見た時、
  そのレトルトソースは買わず、
  アイディアだけをパクリました。


  説明が長くなりましたが、それがコレです。


  ゴボウは皮を剥かず、たわしでこすり洗いします。
  (その方が風味が良いので)
  ピーラーなどで薄くヒラヒラな感じにスライスします。

  フライパンにオリーブオイルを入れて
  ヒラヒラなゴボウを炒めます。
  (無理にアク抜きせず、そのまま炒めてOKです)

  ゴボウに油が馴染んだら、牛挽肉を入れます。
  (合びきでも大丈夫です)
  
  牛挽肉に火が通ったところで、トマト水煮缶を汁ごと入れます。
  コンソメを入れて暫く煮ていきます。

  良い感じに火が通ったら、味をみて調節してください。
  気持ちうす味程度に仕上げます。


  ゴボウの風味がとっても感じられるワイルドでありながら
  素朴で温かいソースだと思います。
  ニンニクなどを入れたくなるでしょうが、
  余計な風味は付けずに、シンプルにゴボウとトマトを感じる
  ソースにした方が私は良いような気がします。

  パスタのソースは薄味に仕上げた方が、
  食べている時に食べ飽きしません。
  その代り、パスタを茹でるお湯には塩をたっぷり入れて
  パスタの旨みを引き出しましょう。
  濃い目の塩で茹でた方がコシも出る気がします。

  ちなみにゴボウから出る黒い汁には
  ポリフェノールが入っています。
  色が悪いのが気になる人はアク抜きしても良いでしょう。
  気にならない人は、どうぞそのまま召し上がってください。
  ポリフェノールの抗酸化作用と苦味ソレもゴボウの個性です。

posted by しーちゃん |19:55 | お料理の事 | コメント(3) |

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この記事に対するコメント一覧
Re:ごぼう入りポモドーロ

はじめまして、LUNAと申しますm(_ _)m
美味しそうだったので寄り道しちゃいました。
今度作ってみますね♪
それからオムライスのエントリーで「ランチの女王」のことが書いてありましたが、私も大好きでした。
料理本も持ってますよー。

posted by LUNA | 2007-09-13 21:32

Re:ごぼう入りポモドーロ

時折、常備菜としてキンピラゴボウを作ります。
でもパックに入っている皮を剥いたゴボウは歯ごたえも香りもなくてがっかりした記憶がよみがえっちゃいました。
ゴボウは皮付きに限りますね。

posted by choro| 2007-09-14 08:16

Re:ごぼう入りポモドーロ

LUNA様

こんばんわ。
「ランチの女王」の料理本ってあるんですか!
知らなかった・・。
そうかもね、そうだよね・・
すっごく美味しそうだったもの。
しかも、あのような美男に作ってもらったら
幸せだろうなぁ。
また、見たくなってきた!あのドラマ。

choro様

こんばんわ。
はい。
ゴボウはあの土の香りがゴボウだと思います。
しまりす寮は結構なゴボウ好きで、
ちゃんこ鍋やすき焼きなんかにも投入します。
あと、ピクルスや・・
意外にクリーム系とも合いますよ!

posted by しーちゃん| 2007-09-14 19:22

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