コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2018年04月26日

~進化~ 第10節横浜FM戦点検と第11節仙台戦想定

大喝采!!なんと勝負強く・逞しいコンサとなった事でしょう!
試合内容は大きく「横浜FMの勝ち試合」でしたが、少ないチャンスをしっかり物にし、勝利・勝ち点3を横浜から捥ぎ取った試合でした。

1.第10節横浜FM戦点検
(1)昨夜の衝撃的な”大逆転劇での勝利”獲得の意味は、1/34に留まらず、リーグ全体動向を形成するモノ、となりました。
リーグ全体は、
①トップ集団・・ぶっちぎりでのトップを走る広島を先頭に、優勝・ACL圏争奪グループ=1位~5位(勝ち点25~18)5チーム
②トップ狙い中位集団・・①トップ集団入りを狙い、今シーズンの個々課題の改善で戦力上昇を図るグループ=6位~14位(勝ち点15~12)9チーム
③降格圏脱出争い集団・・リーグ水準を下回る課題発生によりシーズン展開現状失敗グループ・・15位~18位(勝ち点9~7)
以上の3グループ形成に向かい、シーズンが展開する動向で、
コンサは、今シーズン最大の戦力補強である「監督ミシャ」を中軸に、シーズン前で想定の通り、①トップ集団で、戦績を積み上げています。
この結果は、シーズン前に、ミシャコメントで想定していた通りで、ミシャ自身、当然・必然の結果との認識ですね。
当面の試合目標≪10試合連続勝ち点獲得≫に向け、1試合毎、チャレンジ精神を益々研ぎ澄ませ、しっかり勝負し達成です。
(2)試合内容
試合データ公式リリースは、明日になりそうで、ここでは、速報値で点検です。
ミシャコメント、各種マスコミリリースで明らかな様に、試合内容は「横浜Fの勝利」でした。しかし、シーズン展開上<上位定着には必須要件>の「試合内容負けでも、試合結果を捥ぎ取る力」=「勝負強さ」を、コンサは掴みつつあり、成長のレベル・高さを証明する試合となりました。
その前提条件が、
「高い守備力・失点阻止力」と
「数少ないチャンスを得点に繋げる集中力、したたかさ、高い闘志」、
「その具体的な攻撃手法の獲得・確立」で、
 成長の成果点です。

ただ、その様なプラス面もありましたが、大変心配な点も現実化されてしまいました。
それは、「ミシャ戦術」対策に、強力な有効策が出現した、という点です。
その対策は、前第8節柏戦で出現し、本第10節横浜戦でより強力に実現されたものでした。
それは、
【ミシャ戦術の基礎・基幹である≪ビルドアツプ阻止≫】の対抗策です。
ミシャ戦術は、パスサッカー戦術で、GK・DFから、ショートパスを中心としたビルドアツプがスタートプレーとなりますが、そこへ「相手前線選手によるチェック・アタックするプレー」で想定通りのビルドアツプは大きく阻止され、前シーズンに相似の「前線へのパス」で逃げるプレー展開に押し込む、との内容です。
多くのチームが、「前線からの守備」戦術は実施し、同様支障点は産まれて、「コンサ式ミシャ戦術」として「中盤のチェックを飛び越える」前線へのフィード~前線を起点とする攻撃展開と、プレイを変更・進化させて来ましたが、前々8節・前9節・本10節では、「前線からの守備力」が強いチームとの対戦で、より徹底され、結果は皆さんご覧の通り、多数回「ビルドアツプ阻止」されました。
昨日試合は、「前半大きく負け」ていて「後半取り返す」展開ですが、
速報試合データは、
  コンサ            横浜FM
前半 後半 累積       前半 後半 累積
40 40 40% 支配率  60 60 60%
61.1 56.1 117.2km 走行距離 61.6 55.0 116.6km
5  7  12本 シュート 8  7  15本
0  4  4本  枠内数  7  5  12本
179  148  327本  パス数  377  290  667本
73 75 74% 成功率  86  82 84%
0  1  1回  CK数  7  5  12回
7  8  15回 FK数  7  13 20回
※両チームとも、後半走行距離ダウンし、優劣は無し
※支配率も前後半で変化なく、試合全般「横浜FM」試合コントロール
※前・後半、唯一の変化点が≪枠内シュート数・率≫で、ここが後半戦での「シュート時での集中力⇒枠内シュート率⇒2得点獲得」のポイントです。
 つまり、ビルドアツプを大きく制約され、その中でギリギリ作った、シュートチャンスで、集中し、枠内への決定力を急上昇させたシュートプレイで、逆転弾を現実とした展開だった、という事です。
 都倉のシュートは、シュート2本・枠内シュート2本・決定(得点)1点と成長した内容で、「集中力」の精神的成長を証明する内容。
 進藤のシュートも、高い得点意識をDFポジションに拘わらず、持ち続け、一瞬のポイント・チャンスを捉えたもので、ここも精神的成長を証明するものでした。
追記(記載漏れ箇所を掲載します);
もう一点、
ミシャ「後半システム変更・ただしこの戦術は使用困難」とのコメントでした。具体的には、【3-4-2-1】⇒【4-4-2】の可変システムに変更したもの。
通常のGKとDF2人+ボランチ1の4選手によるビルドアツプを、
横浜の前線(FW2+OMF2の4名)守備に合い、数的同数によるタイトチェックを受け続けた前半の対抗策として、
4バック+GKの5名としたものですね。
しかし、その結果は、攻撃陣の減員となり、後半も、ショートパスは大きく改善まで至らず、結果として、前線への放り込み攻撃しか有効策が無くなる状況が継続し、2得点も同様展開からのもので、「ミシャの求める」多数シュート・多数チャンスからの得点ではなく、やっと取れた得点となったもので、戦術としては、今回試合のみしか使えないもの、との意味ですね。

 という事で、要約すると、
①「ビルドアツプ阻止」戦術の、相手チーム「ミシャ戦術」対抗策の現実化
②高い「集中力」を持続し、チャンスメイクの成功率の波に対する一瞬のチャンスでの攻撃・得点、また、高いボール支配・攻撃に対する相手攻撃・シュート阻止との「精神的成長」の証明 がポイントとなる試合でした。
2.次節仙台戦想定
ここからは、第11節仙台戦の想定検討てす。
(1)対戦チーム仙台現況
順位7位 勝ち点15 4勝3分3敗 得点9失点10得失差-1
昨年12位から、大きくステップアップし、スタートダッシュ成功し、一時トップランクでしたが、
現在2連敗・ここ5戦は「1勝1分3敗-得点4失点8」で、急降下の現状。スタート時~5節の「3勝2分0敗-得点5失点2」と対比すると、大量失点で守備の破綻が原因。
開幕5戦での好調「3バック・高支配率・多パス戦術」から、この5試合は「支配率低下・パス数減」で、想定戦術が阻止され、相手からのパス交換攻撃に守備上の弱点を露呈し、「ショートパス・ロングパスに詰めが遅れ、陣形が崩される」パターンが続出。
要注意選手は、FW石原、攻撃起点MF野津田、クロス数・成功率も高くポイント。
(2)対戦想定
≪10試合連続勝ち点獲得≫の第7試合目。
ここは、勝利獲得可能性の大きい対戦相手で、勝利・勝ち点3です。
前節で浮き彫りとされた「ミシャ戦術対抗策」の、強い「前線からの守備」を持つチームではありません。
コンサ式ミシャ戦術で「ビルドアツプ+前線フィードから前線起点攻撃」と多彩攻撃が可能で、「支配率60%・多パス500本台・多シュート数15本超」で複数得点獲得を狙いましょう。
戦術は【3-4-2-1】ミシャ式可変システム型、高支配率・高DFラインポジション、前線からの守備・ボール奪取でのショートカウンターと前線(FW・サイド)へのピンポイントフィード起点とした攻撃展開、組織守備の「攻撃型戦術」です。
試合展開は、試合開始直ぐに、シュートチャンスでの集中力を持って、早い時間帯での先制点獲得を皮切りに、攻撃を継続し、追加点を重ね、完勝を狙う展開です。
試合開始~15分  この時間帯での先制点が試合のキーポイントで、
         その通りとなれば、複数点獲得絶対狙いです!!
    ~30分  追加点
    ~45分  前半で「複数得点差で勝勢」【2-0】
    ~60分  選手交代で活性化
    ~75分  追加点、その後選手交代
    ~90分  完勝【3-0】

メンバーは、前試合メンバーそのままですね。
         都倉
    チャナティップ 三好
  菅   宮澤   深井  駒井
     福森 ミンテ 進藤
        ソンユン
  SUB ヘイス・宮吉・兵藤・石川・早坂・荒野
      菅野
   スタメン・サブ 全部前節と同一です。
  これも、ミシャ式選手起用法ですね。

≪10試合連続勝ち点獲得のため、今節勝ち点3・完勝!!≫を全サポーターの結集で克ち取りましょう!!

  




posted by yuukun0617 |16:00 |

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この記事に対するコメント一覧
Re:~進化~ 第10節横浜FM戦点検と第11節仙台戦想定

はじめまして
分析読ませて頂きました。
マリノスは自力があるチームで強かった印象ですダゾーンで見てました。
でもコンサドーレ勝ったんで、全ては結果だなと改めて感じた次第です。
次節は中2日。
私も今節と同じメンバーで良いと思ってます。
次の次にはなんとなくジェイが戻ってきそうな気がするんで、
前はそこでローテーションかなって勝手に思ってます
後ろはイエローと相談かな
3バックはちょっと変えれない雰囲気ですよね。
ボランチは宮澤、荒野、深井でうま回して欲しいと思ったます。
取り合えす次仙台戦勝ち点3とって欲しい
とりあえず私はFC東京戦チケット確保してます

posted by クライフ| 2018-04-26 21:49