コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2012年03月22日

レッズ戦を語ろう 第2回

アカクロンZ:秘密兵器が故障しました

坂大楽 踊一:古田と前はセットプレーで計算できたんだけど…

AKZ:キャンプで身体を酷使した影響でしょうか

踊一:開幕にピークを持ってくると毎年誰かが故障する。誰がフィジコでもね

AKZ:さて、レッズ戦で注目のポジションはどこですか

踊一:真っ先にボランチを挙げたい。山本マッサキに

AKZ:駄洒落かよっ

踊一:あのミドルは武器でしょ。マッサキに狼煙を上げて欲しいよね

AKZ:そういえば、愛称はどうなったんでしょうね

踊一:マッサキでいいよ(笑)

AKZ:ダブルボランチは守備的な竜二と、マッサキのバランスが鍵です

踊一:ボランチはハンドルと言われるけど、変速機でもあると思うのさ

AKZ:トランスミッションですか

踊一:サードからドライヴ、ドライヴからサードという切り替えね

AKZ:単調な攻めじゃなく緩急をつけるという

踊一:そうそう。ダルビッシュのスライダーとかチェンジアップね

AKZ:野球かよっ

踊一:レッズはコンサと似たような攻めをしてくるだろう。ジュビロよりもねちっこく回してくるよ

AKZ:相手のペースに合わせない事が肝要です

踊一:ジュビロ戦は懐深く守って、無理に飛びこんでいかなかったよね

AKZ:あまり積極的にチェイスしませんでした

踊一:体力温存というかペース配分の上で必要だ

AKZ:だけども後半は飛び込んで奪う勇気も必要、と

踊一:そう。奪ってからワンタッチ、ツータッチで繋ぐでしょ。そこまでは出来てる

AKZ:その後、フィニッシュにどう持っていくかですよね

踊一:前俊が一人で立ちまわってる間、周りの衛星がどうやってスペースに走りこむか

AKZ:裏に抜けるウッチーと、こぼれを狙うユースケ&マッサキ。胸枠になってきました

踊一:なに?胸枠って

AKZ:胸でトラップして枠にシュートって意味です

踊一:今、作ったろ

AKZ:ええ、まあ

踊一:もうええわ


(つづく)

posted by odo |08:47 | 坂大楽 踊一 | コメント(0) | トラックバック(0)

2012年03月21日

レッズ戦を語ろう 第1回

アカクロンZ:ナビスコどうでした?

坂大楽 踊一:一言で言えば練習試合。それ以上でもそれ以下でもないよね

AKZ:目立った選手は誰ですか

踊一:27荒野、31前、33榊。この背番号はロト6で買いたい

AKZ:ロトかよっ。totoは札幌「1」で買ってたそうですが

踊一:まぁ、新潟勝ちを買ったとしてもその他の試合も外してるからね

AKZ:荒野、前、榊はどこが良かったですか

踊一:荒野はポジショニング、前はフリーキック、榊はシュート感覚が素晴らしい

AKZ:一軍昇格ありますかね

踊一:野球かっ。ベンチ入りはあるかもね

AKZ:レッズ戦の秘密兵器になると

踊一:前のFKは武器になるね

AKZ:レッズ戦について伺います。ずばり勝てますか

踊一:さっき来たクリーニング屋さんには「勝つ」と断言しといた

AKZ:スコアは?

踊一:2-1か1-0だろうね

AKZ:堅守同士の戦いになります

踊一:0-0からどうやって先制するか

AKZ:前俊をどう生かすか、ですね

踊一:前俊、近藤、内村の冬の大三角形でまず1点。コレしかないね


(つづく)

posted by odo |15:46 | 坂大楽 踊一 | コメント(0) | トラックバック(0)

2012年03月07日

WAKWAKさせて

週刊赤黒:ウッチー内村が得点王宣言とか

坂大楽踊一:岡山が言わせたんでしょ。でも目標は大きく、口は大きくビッグマウス

WAK:ウッチーの情熱大陸もしびれましたね

踊一:代表かっ、ウギャルかっ。内田はぼそりと名言を吐いた。「移籍なんてクラスの席替えみたいなもん」って。春は異動、転属の季節。バモリーマンの間でこの台詞が密かに流行るだろう

WAK:流行るか、そんなもん。それにしてもクラスの席替えで大活躍した元クラスメイトがいます

踊一:甲府学園のダヴィちゃんね。あれはビックリ玉手箱だったね。出戻って正解だJ!

WAK:ダヴィ復活、プーチン復活ときたら…?

踊一:もちろん、キリノ復活。特急スーパーキリノ19号

WAK:脱線注意

踊一:シ~。シャラップ!クレラップ!

WAK:さて、J1もいよいよ土曜日開幕ですが、今年のコンサのアピールポイントは

踊一:2003年12月に策定された強化計画によるステップ4の年なんだよね

WAK:いまどき、それを持ち出すのは三上強化部長か踊一さんだけですよ

踊一:だけどもこのステップをクリアしなくちゃ、何も解決しないんだよ。ユース雁来グランドでU-12から育成した選手がトップ昇格を果たした。非常に意義深い年なんだよ。ステップ4の具体的な取り組みは、ステップ1から育成・強化したJ1リーグで通用する選手によるポジションの固定化

WAK:宮澤、岡本、古田あたりが思い浮かびます

踊一:岩沼も奈良も三上も横野もステップ1から育てた生え抜き選手だ。今回のJ1挑戦が過去3回と決定的に違うのがわかる。だから強化計画を読み返す必要があるんだよ。フロントの軸はぶれていないって事と、コンサのサポーターが我慢強くその路線を支持してきた結果なんだ
(詳しくは、http://www.consadole-sapporo.jp/club/pdf/kyouka.pdf)

WAK:ステップ4には、「それ以外に補強すべき具体的なポジション・選手の絞り込み」とあります。これは具体的に誰ですか

踊一:もぅ、わかってるくせにぃー。あたり前田のクラッシュ俊介ですよ。マ・エ・シュ・ン

WAK:マエシュンのボールのさばきは天才的らしいですね
http://www.youtube.com/watch?v=hXUFGz0so5U

踊一:エヒメッシがカモメッシになったんだ。マエシュンだって、カニメッシやウニメッシでもいいはずだ。あっ!広島ユース出身だから「カキメッシ」でどうか!!ウッチーとカキメッシの縦の2トップとか、近藤ユースケとカキメッシの横の2トップとか、キリノとカキメッシの斜めの2トップとか

WAK:牡蠣飯って…栄養いっぱい海のミルクかよ。それにまだ4-4-2にこだわってんのかよっ。でも前にタメが出来るとチームのタメになりますよね(苦笑)

踊一:天ぷら倶楽部系しょうゆ顔のミドルどっかんとか、清水系ソース顔のミドルどっかんとか、クロスからのシンヤヘッドとか、ユースケサンタマリアのUDONとか、ユースケコンドゥーのZUDONとか

WAK:これでズビロから3点は取れますよね。問題は4点取られないか、です

踊一:そうなのよ。3-2で勝てれば最高だけど、ズビロには前田遼一がいるからね。ヤツを止めるのはやっぱり…

WAK:GON44メンバーですか。サイボーグNARAさん!

踊一:肉弾戦必至だな。奈良とホスンとノースの日韓豪連合軍で守るしかないっしょ

WAK:ズビロも韓国色を強めてますね。タフな戦いを仕掛けてきそうです

踊一:ペク・ソンドンは手ごわそうだ。山田、金園もテクニックを見せつけるだろう
http://soccer.yahoo.co.jp/jleague/expectranking/players?team=131

WAK:とにかく「J1選手名鑑」をまじまじと眺めるのも久しぶりなもんで、WAKWAKしますよね

踊一:コンサの皆さん、シュートは「枠・枠」で頼みますね~!お後がよろしいようで

WAK:それでは一曲おかけしましょう、3月10日発売、今月の推薦曲、ナイトdeライト「終わらない夢」http://www.youtube.com/watch?v=nnkynlRLOJQ

踊一:速報が入りました!初登場10位です!!
http://www.stv.ne.jp/radio/hougaku/index.html
このランクはSTVラジオ全番組へのリクエスト・道内各地ヒット状況をもとに、新しいヒット曲とスター作りを目的として、STV音楽委員会が選定したものです。 


posted by odo |13:35 | 坂大楽 踊一 | コメント(0) | トラックバック(0)

2012年02月26日

妄想フォーメーション(4)

赤黒タイムス:妄想フォーメーションも4回目を迎えました

坂大楽踊一:オフの企画としてはまずまずじゃね?

AKT:早速ですが、開幕戦の布陣といきますか

踊一:まず主力のガチから。ボランチ1号がキャプテン竜二

AKT:高柳がアウトで、ボランチ2号は宮澤かマサキですね

踊一:宮澤は2列目もあり得るけど、真ん中しか空いてない

AKT:真ん中つまりトップ下はウッチーが濃厚です

踊一:2列目は、近藤ユースケ&ウッチー&古田が有力だね

AKT:1トップは誰が選ばれますか

踊一:これも難しい。3/3の鳥栖戦トレーニングマッチ次第だろうね

AKT:今のところは、マエシュンかオオシでしょうか

踊一:一応キリノも加えておこう。ジュンキと三上もサブなら有る

AKT:ジュンキと三上は、ユースケと古田のバックアップも出来そうです

踊一:ウッチーや古田が電池切れしたらスナマコとヤスがいるし、前の4人は層が厚い

AKT:後ろはどうしましょう

踊一:岩沼&奈良&櫛引&JP、もしくはシンヤ&奈良&櫛引&日高かな

AKT:クッシーの所に竜二を下げたらどうなりますか

踊一:ボランチにJPを上げて、宮澤かマサキと組ませるのかな

AKT:中盤から後ろがなかなかイメージ湧きませんよね

踊一:そうなのさ。前半タイか1点ビハインドで凌いで後半勝負なら、間違いなく3-5-2もあるだろうから

AKT:開幕直後は先制して逃げ切りよりも、ビハインド追っかけのドロー持ち込み、逆転狙いという展開が多いと予想されます

踊一:J1では守備的に入って通用した試しがないからね。現状ではスピードでもパス回しでも圧倒されるだろうから、試合運びが想像できなくて頭痛いよ。スタートは100%4-2-3-1だと思うんだけど、その後、2トップにする際3-5-2がいいのか4-4-2がいいのか

AKT:最終ラインへの負担を減らすのが開幕前のテーマなんじゃないですか

踊一:そうだよね。ホスンか杉山かわからないけどGKの負担ももの凄くなりそうだし

AKT:そろそろまとめて下さい

踊一:当たり前田のストライカー!やっぱ先制点が欲しいよね。カウンター勝負ならまず中盤を支配されないことだね。J2でも支配できなかったけどね(汗

AKT:ジュビロの前田か、ウチの前田か、あっちゃんか

踊一:なんでやねん!どうもありがとうございました~





posted by odo |18:03 | 坂大楽 踊一 | コメント(0) | トラックバック(0)

2012年02月22日

妄想フォーメーション(3)

赤黒ジャーナル:PSMの北九州戦、どうご覧になりましたか

坂大楽踊一:キタキュー、J1昇格あるかもよ

AKJ:6位以内からの逆転昇格劇ありえますよね

踊一:うん。あの飛び道具はJ1級だもんね

AKJ:コンサはJ1級でしたか

踊一:シンヤの落としはJ1向きだと思うね。ユースケごっつぁんだもん

AKJ:あとは?

踊一:その前の竜二兄貴の縦パスね。あれはJ1でも効くはず

AKJ:逆に通用しない感じなのはやっぱり守備陣でしょうか

踊一:攻め込まれた時がヤバイ感じだよね。ベタ引きというか

AKJ:キタキューであれならジュビロなら一体どうなるんだっていう…

踊一:そうそう。キタキュー、モロキュー、タカキュー…

AKJ:タカキューでなく銀座山形屋で。って話を戻してノースはどう見ます?

踊一:イマイチだよね。オーストラリア基準のラフプレーでファウルをがんがん取られて自滅する可能性がある

AKJ:とすると、奈良の相棒はクッシー櫛引ですか?

踊一:ドーム開幕戦の勝率が極端に低い現状で、経験不足の二人はあまりにもリスキーだわ

AKJ:ベテランに頼るか、ジュニーニョか…

踊一:今のところ奈良の相方は岡山かジュニの可能性が高い。でも竜二を下げるのが最もセーフティだと思う。

AKJ:開幕戦はよっぽど守備的に行かないと前田前田されるってわけですね?

踊一:こっちも前田がいるけどマエシュンって言われる。それは本家前田が君臨してるからだ

AKJ:前田包囲網で後ろをがっつり固めるってわけですか

踊一:ボールを奪ってカウンターなら最終ラインからのビルドアップもあり。ボランチも含めてがっちりマンツーマンで守りたい

AKJ:そこまでやらないとジュビロは止められないと

踊一:そうさ。森下監督はコンサ時代誰よりも運動量だけはあった。走るサッカー、ハードワークを仕掛けてくるのは目に見えている

AKJ:そうなるとサイドも守り重視でいくべきですか

踊一:いや。サイドはむしろ前へ前へ突進するタイプでいいと思う。CB二人とダブルボランチの4人で回転しながら守るイメージがいいんじゃないかな

AKJ:シンヤとタクマが香車になるんですね。後ろに下がれない(笑)

踊一:少なくともシンヤはポストプレイヤーだからね。前に居てナンボだから成金でいいんじゃないの

AKJ:ボランチはどうします?高柳イッセイがまだスタンバっていませんが

踊一:超守備的に行くなら軸は竜二&博信でガチなんだよ。たけどスタメンからそれでいいのかというジレンマもある

AKJ:ホーム開幕戦では攻撃的布陣が望まれています

踊一:頭痛いところだよね。竜二&宮澤のダブルボランチを中心に組み立てると、ゆっくりボールを回されてしまう

AKJ:宮澤がもっとボールを追えばいいんじゃないですか

踊一:それか運動量のあるユースケをトップ下に持ってきて、パスをサイドに出させるとか

AKJ:サイドで1対1で負けない選手を用意しなきゃなりませんね

踊一:それならシュンピーとJPが妥当かな

AKJ:攻撃の組立てが難しいですね。スナマコとオーシ待ちでしょうか

踊一:たぶん、北Q戦とジュビロ戦の面子はガラッと変わる気がする。実戦をもっと積みたいところだよね

AKJ:実戦練習がインチョンとキタキューだけじゃ、正直キツイですよね

踊一:グアムやめて沖縄にするのも手だよね。練習相手がたくさんいるもん。ファイターズとか(笑)

AKJ:キャンプだホーイ、キャンプだホイホイホーイ♪

踊一:ファイターズ・デ・ナイトかよっ!もうええわ

posted by odo |10:08 | 坂大楽 踊一 | コメント(0) | トラックバック(0)

2012年02月08日

妄想フォーメーション(2)

踊一は目の前の曇りガラスに指で書いた。4-3-3のフォメだった。
フラットな4-3-3ではない。最終ラインはフラット、真ん中列と最前列が上矢になっている。言いかえれば、4-2-1-2-1というフォーメーションだった。
我ながら「ひらめいた」と踊一は思った。風呂場ではのぼせて勘違いすることが多いが、とにかく「閃いた」のは確かだ。ひらめくという字は「門」の前に「人」がいる。いや人の後ろに門があるのか。まるでGOALを狙うハンターのような字ではないか。

踊一はさらに妄想を膨らませる。「漢字でフォメってイイ感じ」はどうか。例えば「傘」という漢字。
この字をよく見ると、ワントップからGKまでの並びが表現されている。しかも4-2-3-1、コンサなう、いや、なうコンサ、ではないか。左右対称なのでなんとなくイイ漢字だ。「十」の部分は、4バックとGK、そして中央の幹は守備にとって重要なポジションである。根幹を成すのは「十」のバランスである。ときには「土」「王」のようにバランスよくラインを保つ必要がある。ラインの上げ下げは今も昔も攻守の切り替えと関わる事項なので、誰が監督をやろうともどんな戦術を選ぼうとも揺るがない基礎だと思っている。

「傘」の字中には、「へ」の字が4つある。これも踊一は気に入っている。下段の「へ」はダブルボランチ、上段の「へ」はボランチの「上がり」にも見えるし、サイドハーフにも見える。いずれにしても4つの「へ」略して「しのへ」、漢字に変換して「四戸」が攻撃部分を左右するのではないか。さらに欲を言えば、トップ(笠部)の大きな「へ」3名(例えば、ユースケ、ウッチー、マエシュン、オーシ、スナマコら)に加え、4つの小さい「へ」(例えば、古田ヒロ、山本マサキ、高柳、河合、シュンピー、JPタカキら)をうまいこと配置し連動させることができれば、インチョン戦のように無得点なんてことはそう長く続かないはずだ。「へ」の字に位置する選手は「飛び道具」であって欲しい。劣勢でもミドルシュート、ロングシュートをバンバン打って欲しいなんて思ったりなんか、するわけで、まぁ、ファンは好き勝手言いますからね。こちゃこちゃパスを繋ぐだけがサッカーじゃないよと、そんなことを開幕前はわがままに愛のままに。
妄想は房総へと変わる。そりゃ千葉じゃ。妄想は暴走へと変わる。
だいたいシュート1発で決めようとすんなや…昨夜「ドラフトワン」「麦とホップ」ときて3本目「北海道生搾り」のプルトップを開けた瞬間閃いた。
「1発で決めようとするからアカンのや、阿寒湖か?俺は屈斜路湖の砂湯がええ」「いやいや砂湯より砂マコだろ」…話が先に進まないやろ。

例えばこういうこっちゃ。とりあえずシュートウッターレなユースケが強烈ミドルを相手GKにぶち当てる、という戦術。この戦術には「ゴールの枠を狙え」という発想は無い。戦術に選手を合わすのではなく、選手に戦術を合わすんだ。143には無理か(笑)。相手GKの取り損ないを狙う高等戦術だ。相手GKがファンブルしたボールに詰めるツメツメ王子は誰かっちゅー話や。このツメツメ選手こそ、傘の字における「しのへ」が担うミッションなのである。

漢字フォメの妄想、結構イケるな、と踊一は悦に浸りながら、お湯を沸かしに立った。チャイを入れちゃいな!などとつぶやきながら…

それでは新着ようつべを見てみよーすけ!

http://www.youtube.com/watch?v=OqqzjXaQ5lI
(奥村慎也『スタートライン』『追いかけて』@雪まつりLIVE2012 orize727さん撮影)


いまさら気付いたが、傘の「しのへ」って…パソコンじゃ「へ」だけど、実際には「人」じゃん!!
ま、いいか。人が石垣、人が城。人が弓矢で人が馬。




【参考】

(1本目) GK 杉山 DF 日高、ノース、奈良、高木 MF 山本、河合、近藤、砂川、高柳 FW 前田
(2本目) GK 高木 DF 日高(小山内)、ノース(岡山)、奈良(櫛引)、高木 MF 古田、河合(山本)、近藤(三上)、上原、キリノ FW 前田(榊)
(3本目) GK ホスン DF 小山内、岡山、櫛引、上原 MF 山本(奈良)、高柳、古田、三上、榊 FW キリノ(日高)
http://www.consadole-sapporo.jp/news/2012/02/011852.html

札幌の布陣は3本とも4―2―3―1。1本目の先発は新加入組中心で、1トップに前田、MFはトップ下に高柳、左に砂川、右に近藤、ダブルボランチに河合と山本、DFは右から日高、ノース、奈良、高木純、GKは杉山
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/consadole/348949.html



posted by odo |08:39 | 坂大楽 踊一 | コメント(0) | トラックバック(0)

2012年02月07日

妄想フォーメーション(1)

妄想フォーメーション、なんか曲のタイトルみたいだね。
妄想ファイナリー、妄想カチューシャ、妄想ダイヤモンド。

4-4-2がいいんじゃないか、とか4-2-3-1は変形4-4-2だとか、
1トップ&トップ下じゃないんだ、実は縦の2トップなんだとか、
あれやこれや脳内グーグルぐーるぐるな開幕前でございますが、
ZP氏のパス三角形理論で思い出したっちゅーの。
戦術妄想サポって一度はパスコースを点と点で結んで開いて手を打って
開いて、でもなぜか現実のゲームではシュートをさっぱり打たなくて。

4-2-3-1だと確かに三角形の数が増えて、パスの出し先の選択肢が増える。
だが現実はどうか。右サイドから上がりペナルティエリアが見えてきた。
後ろからタッチラインに沿って走るAにタテのスルーを出すのか、
あるいは平行にラインを上げてきた真ん中のBにヨコパスを出すのか、
はたまた左サイドを猛然とかけあがるCに大きくサイドチェンジを放つのか。

ここで多くの選手達は、Dのバックパスとか、Eの自分でドリブルで持ち込み
相手に囲まれブロックされる、というファンの望まない方向に進んでしまうのだ。
去年得点があまり多く生まれなかった理由の一つなのである。
なので、パスコースの選択肢はあまり多くないほうがいいのではないか?
という仮説を立てた。4-4-2でええやんかー、というわけである。
4-4-2ではまず約束事を作っておく。一緒に前へ上がるペアを決める。
時間帯毎に15分まではAB、30分以降はAC、45分以降はBCでビルドアップするとか、AB、AB、ABで3回攻め込んでブロックされたら4回目からはAC、AC、ACで突破を図るという具合に、誰からパスが来て誰が前線へ放り込むか決めてしまう。

約束事は2トップにも必要だ。真のストライカーと、影のストライカーだ。
実際にシュートする選手と、シュートするフリをするなんちゃってストライカーを決める。真のストライカーも3回もらったパスを活かせなければ、4回目は影のストライカーに譲る。

こんなことをずっと考えながら、肉まんを頬張っていた踊一だった。
開幕前が一番楽しいとはよく言ったもんだ。フォーメーションを妄想しながら、燃えるゴミをゴミステーションに持っていく。
戻ってきてふと生ごみを入れ忘れた事に気付いた。
キッチンの片隅に忘れ去られた生ごみ。この中の例えば、レギュラーコーヒーのカスが脱臭に役立ったりする。あわてて縛ったゴミ袋をこじ開け生ごみのビニールをねじ込む。「ねじこむ」。イイ言葉ではないか。
コンサに欠けてるのはまさにGOALにねじ込む執念。

そうか。余計なバックパスをさせないためには、後ろへのパスコースを初めから消せばいいのだ。サイドバックがボランチよりも前に攻め上がる。右も左も上がってしまう。CB2人を残し、ダイナミックにグループで攻め上がる。これしかない。パスミスでボール奪われたら最後、カウンター一閃でガツンとやられるかもしれない。しかし、格下コンサはラインを狭め前へ前へ突進していかなくてはならない。ラインが波状にGOALを目指す様はまるで厚田村の高台の景色だ。

ここで踊一は冷めたコーヒーを口に運ぶ。
右サイドでボールを保持した選手は、横に出すのか、前に出すのか、斜めに出すのか。ここで選択肢は常に1/3だろうか。否、必ず相手のマークがくっついているはずだ。それがJ1なのだ。ではどうなるか?・・・・
やはりバックパスするのが目に浮かぶ。だめじゃん。

4-4-2の優れた機能を思い出す。真のストライカーがいて、影のストライカーがいる。
でもちょっと待てよ。コンサに真のストライカーっていたっけか…
影スト、つまりなんちゃってストライカーが2人3人いるのが、昨年のシュート数のしょぼさ、少ない得点数に反映しているのではないか。

今年はどういうサッカーを見たいのか。あるいは彼らは見せたいのか。
1-0のサッカー?いいや、どちらかといえば2-1のサッカーだよね。
しかもJ1、3-2や4-3を得意とするチームが沢山あるよね。
踊一は煮詰まってしまった。
うーん、とりあえず銀行と郵便局をハシゴして来るか。
妄想フォーメーションはまだまだ始まったばかりだ。

posted by odo |10:57 | 坂大楽 踊一 | コメント(2) | トラックバック(0)

2012年02月05日

原動力はムスメッシ

寝顔、ぷっくりホッペ、無防備なスマイル。
その柔らかさは、触られるため愛されるためDNAに組み込まれたプログラムであるらしい。人間特有の高等な遺伝子だという。

親が重たい子どもを抱っこするとき、米などを担ぐ時のように重く感じない。脳内に重く感じさせないホルモンが分泌されるからだ。
踊一は、子ども特にムスメッシには、プレーがキレキレになるアドレナリンを出す効用があるという研究結果を論文で発表しようと思っている。
娘を抱いて堂々入場する親馬鹿ユースケを引き合いに出すまでもなく、間違いなく娘はモチベーションアップにつながる。父さんJリーガーはメンタルも強い。

スポーツ報知の「J1定着の切り札たち」を読んで踊一は確信した。マサキ(山本真希)はブレイクすると。そこには次の一文があった。
私生活では昨年、長女が誕生した。「趣味は子育て」と言い切るイクメンも、「清水には絶対負けたくない」とキッパリ。

この流れはキックオフイベントからあった。マエシュン(前田俊介)が第2子となる女児誕生をカミングアウトし、場内が湧いた。踊一はSEIKO松田ばりにビビビと来た。マエシュン砲はコンサで火を噴くに違いない、ちげーない、チゲ鍋!
思い出すのは息子誕生後、急速な成長を遂げたスナマコの活躍だ。コンサドーレ在籍中に「守るべきもの」が増える共通点。

踊一は経営学者のチェスター・バーナードの理論を重ね合わす。
組織には公式組織と非公式組織がある。チームがうまくいくためには、その両方の組織のバランスが取れていることが望ましい。練習場以外の「生活」の情報交換も必要なのである。特に移籍加入組には、先輩選手らの手厚いフォローが必要だ。
「イクメン」選手同士の子育てコミュこそ、最強の非公式組織ではあるまいか。新天地に札幌を選んだ移籍組。偶然にもイイ仕事をする条件が揃った。

posted by odo |14:13 | 坂大楽 踊一 | コメント(0) | トラックバック(0)

2012年02月03日

4-5-4-3システム

記者:なんですか、急に呼びだして
踊一:システムが明らかになったんだよ
記者:やっぱり4-3-3ですか
踊一:いいや。驚きの4-5-4-3。
記者:GK除いて16人って…なんやそれ
踊一:SKE48だよ
記者:「片想いFinally」かよっ
踊一:初めて聴いた時からイイなって思った
記者:すーきなんだ きみがすーきなんだ♪
踊一:昭和風味の王道アイドルだよね
記者:ビジュアル的には?
踊一:全員黒髪!懐かしい中にも新鮮味あり
記者:茶髪全盛の頃、黒髪は…
踊一:宇多田しかいなかった
記者:ですよねー
踊一:それはそうと、日程発表なう!
記者:第1節  	3月10日(土)
踊一:ジュビロ!
記者:第2節  	3月17日(土)
踊一:リョーボ! じゃなくて コーベ!
記者:ナビスコ第1節@ドーム 3/20 (火・祝)
踊一:アルビレックス新潟!
記者:第3節  	3月24日(土) 
踊一:ゆぅあー(ぅぃぁー)レッズ
記者:第4節  	3月31日(土)
踊一:アウスタ清水!
詳しくは⇒http://www.j-league.or.jp/data/view.php?c=sapporo&t=schedule


posted by odo |12:57 | 坂大楽 踊一 | コメント(0) | トラックバック(0)

2012年01月30日

SAP53のBANBANシュート

どうもー、エスエーピー・フィフティスリーの踊一です。
ネタが無い中、アクセス数はあるようなので、むりっくり書きます。
バーンバーン・シュートよろしくで~す!

今日の注目選手はなんと言ってもキリノです。
もう気合いの入り方がハンパない。
頼もしいです!髪型が。

FWは個性ユタカオーですよね。まず「打てば入る」ウッチー。
それから「入らないけど打つ」コンドゥー・ユースケさん。いや失礼。
バンバン打つ姿に昨年はとっても萌えましたですよ、ユースケさん。

そしてAKB(赤黒ボーイズ)移籍組2トップの前田&大島。
この二人には、オーラを感じるんですよね。
サッポロで変わってやるZE!っていうオーラをね。

青年部のジュンキやミカーミ、ショータには札幌ユースの誇りをかけて
まずベンチ入りから。最初はスーパー銭湯いやスーパーサブかもしれないけど、
出場時間が短くても、試合の終盤でオイシイとこ持っていってHEROになれる
こともある。実際、去年の上原はそうだった。
そうそう、上原はJ1でブレイクする予感あるんだよね。勘だけど。   ↓

20120130-00.JPG

DFもちょっと妄想してみるか。
中心はノースと報道されているけど、心情的には櫛引&奈良の2大「金の卵」
に大いなる愛よ夢よ。
さらに現実主義でガチで勝ち点を拾いに行くなら、春先は河合&岡山の
J1経験豊富なベテランを使ってくる可能性もゼロではない。5%くらいは
ありそう。

ノース&櫛引、櫛引&河合、河合&奈良、奈良&岡山、岡山&ノース
という具合に対戦相手に合わせてCBを変えていくこともありそう。
(ねーよ)

あ、忘れてた。
残留には勝ち点40あればいいんだよね。
39(サンキュー!堀内孝雄)でもギリ残かな?
http://soccer.yahoo.co.jp/jleague/standings/j1


というわけで、ばいばーい!なんこうばーい!!
(スッパイ挨拶やな。正しくは、なんこううめ。南高梅)


お別れの曲は、奥華子さん「シンデレラ」。
http://www.youtube.com/watch?v=_nsK_g-EiFE


posted by odo |11:38 | 坂大楽 踊一 | コメント(1) | トラックバック(0)

2012年01月28日

踊一のオールナイトサッポロ

BGM Bitter Sweet Samba

お久ぶりっこ!ぶりぶりぶりっこ松田聖子!というわけで始まりました。踊一のオールナイトサッポロ。
記念すべき第1回です。2回目はたぶんありません(笑)

先週の大きな話題と言えばダルです。次にまーくん&まい。野球ネタじゃんかよっ!
それでは、ダルビッシュの11から連想してみましょう。コンサの11は?
そう、目下人気急上昇マエシュンですね。ゾロ目の22は三上、33は翔太ってことで、FWはゾロ目3人なんですね。覚えやすいですね。
さらに13ウッチー、23オーシ、33翔太ってことで、なにげに3もFW番号になっとります。

MFは7絡みが3人います。7純平、17ヤス、27荒野です。去年から変わっていないけど荒野が昇格初年度ってことで。
5の倍数にも注目です。5マサキ、10ミヤザー、15ヒロと潜在能力の高そうな面子です。

DFはなんといっても25クッシーと29奈良さんですね。なんだかんだ言ってこの二人がCBを担うんじゃないですか?ニコニコクッシー、ニクイぜ奈良さんと覚えたらいいんでないかい?

20120128-00.JPG

というわけで、背番号を覚えることから始める1月でございますと。
では問題、じゃじゃん!「5」は誰?
池内?
古っ!

それでは1曲聴いていただきましょう。
ナイトdeライトで『終わらない夢』 

再生回数が早くも 7,225 これはかなりのハイペースですよね。
カムイレコードからCDの発売が決まっておりますが、まだ発売日は未定であります。というかレコーディングもまだなのかな?
動画の統計を見てみると、主に20代から50代の男性に支持され、ヨーロッパから南米、北米、ロシア、オーストラリア、ニュージーランドからも再生されてるってところが凄い。サッカーも音楽も簡単に国境を超えるってことですね。
コンササポが世界中にいるっていう証でもあります。

さて、終わらない夢ということで、当座の夢を語っていきます。J1残留が当座の夢でいいと思います。というのは、落ちてしまったらまた3年くらいJ2でやらなきゃなんないわけで、さっぱり前へというか上へ夢が進んでいきませんよね。だから夢はJ1残留です。ちっさい夢と言われてもJ1残留、15位以上を確保できれば、2012年の夢は達成としたいですね。

冷静に考えるとコンサの下に3チームいなければならないわけで、その3つはどこかっていう話ですよ。けっこう難しくて甘くない戦いが始まるっていうことです。
で、おおまかにどんな戦い方を期待するかというと、「攻撃は最大の防御なり」を体現したサッカーをやってもらいたいです。「堅守速攻」と言いたいところだけど、堅守ありきで0-0ドローを連発されても盛り上がらないでしょ。だから同じドローでも2-2を目指してくれって。

次のステップは「肉を斬らせて骨を断つ」。1失点はしょうがない。でもコンサは確実に2点取るんだよっていうサッカーですね。先制されても必ずひっくり返す。あるいは追い付かれても必ず突き放す、そういう粘り強さを身につけて欲しいです。

(CM明け)

ブログ発掘隊~!のコーナーです。
今回もテキトーに検索、大森検索してみました。ライブドアブログで「コンサドーレ」と入れてみましたよ。ホリエモン元気かな。

ご紹介するのは、サッカー名曲集(35)コンサドーレ札幌名曲集というページです。
http://blog.livedoor.jp/jeep_55/archives/52512297.html

チャントの原曲がまとめられていて、とても興味深いです。
マルチェナ・ベッラは70年代に活躍したイタリア人歌手でカンツォーネからロック、ディスコ調のものと、当時イタリアで流行ったものはなんでも歌う人気の歌手
いやぁ、マニアックですねぇ。嫌いじゃないです。

http://www.youtube.com/watch?v=DMo-7wb3Cz8
(コーヒールンバ / 西田佐知子)

↑これはネット通販でCD買いましたよ。昭和の名曲じゃないですかね。リアルでは知らないんですが(笑)
こういう喫茶店いいですよね。AWAYに行ったら、年季の入った渋い喫茶店探すのが好きだったりしますね。

ちょっと懐かしいダンスバージョンもありました。
http://www.youtube.com/watch?v=NhGTzEPcChE
(荻野目ちゃんのコーヒールンバ)

キリノには↓これがオススメ。
http://www.youtube.com/watch?v=TyAtu0y2PHE
(Moliendo カフェ 上松美香 Mika Agematsu feat. DUARTE Bros. )



それではまた!ご機嫌ようすけ!!


posted by odo |07:09 | 坂大楽 踊一 | コメント(1) | トラックバック(0)

2011年12月12日

立ち位置

サカナクションのリーダーが言った。
マジョリティーじゃなくてマイノリティーでありたい。
でもマイノリティーの中のマジョリティーでもいたい。

踊一はコンサに置き換えた。
ビッグクラブじゃなくて地方クラブでありたい。
でも地方クラブの中のビッグクラブでありたい。
…なのかな。

大震災で多くの人達の価値観が変わった。
あらためて地方には地方の生き方がある、なんて事を考えた。
どういうクラブを目指すのか、どこへ行こうとしているのか。

例えば、大スポンサーがついてあっちこっちから有力選手をかき集める。
これはビッグクラブの典型。
いや、そうじゃない。チームの核はあくまでも地元出身選手であるべき。
これが地方チームのコンセプトだ。

コンサドーレは地方のチーム。だが施設やスポンサー、サポーターの質と量は、J2では常に上位であり、数年に一度はJ1下位クラスに匹敵する。

いつも思っていることがある。コンサ、札幌、北海道の潜在能力だ。
代表監督の岡田は、日本代表⇒コンサドーレ札幌⇒横浜Fマリノス⇒日本代表と歩み、監督として上へ昇りつめた。
ゴン中山は、ジュビロ磐田一筋だったのにコンサを選んでくれた。
万人にわかる例えではあるが、コンサの潜在力、そして財産だと思っている。

通過点としての存在意義もある。登竜門と言ってもいい。
エメルソン、フッキ、ダヴィ、ダニルソン。吉原宏太、播戸竜二、今野泰幸。
コンサがきっかけで世界への扉をノックした選手達。

こんな事を何年も何年も重ねていくうち、ふとたどり着いた疑問がある。
コンサドーレ札幌の立ち位置ってなんだろう。
例えば、もう1度東芝サッカー部という伝統に立ち戻り、胸スポンサーに『TOSHIBA』とついたらどうなるか。
日立のレイソルやパナソニックのガンバのようなアジアを目指すチームになれるだろうか。
それとも地元札幌の銘菓『白い恋人』を胸につけたまま、アジアを目指すのか。

昇格の度に、補強したい、金が無い、でも補強しないとまた落ちる、でも金が無い、の繰り返し。いつのまにか地方の金無しクラブだからエスカレーターが当たり前のクラブになっていた。
『ニトリ』マネーの3億があっても1年で降格した。2008年の惨めさは忘れない。あの時はトータル8億だか9億の強化費で落ちた。平均13億のJ1では戦えずダントツの最下位に終わった。

2011年。スタメンには年俸の安い選手がずらり並ぶ。J1で実績の無い選手がたくさんいる。その若いチームをメンタル四天王(河合、砂川、芳賀、ゴン)が引っ張る。今年さらに凄かったのは四天王の上に、昇格請負人がいたこと。福の神、昇格座敷わらし・岡山一成である。こんなに札幌にハマるとは思っていなかった。しかし岡山は、自らの選手生命を賭けて戦いぬき勝利した。誰もが彼のサクセスストーリーを称えた。

チーム構成は2009年、2010年と比べ抜群にバランスが良かった。
中でも砂川はクラブが一度は放出を決めた選手だ。西嶋や藤田の移籍が決定的になり原資を捻出、急遽再契約が決まった。ふたを開けたら砂川は入団以来最高のパフォーマンスを見せた。
これだから、サッカーは面白い。
チーム作りはナマモノだ。毎年作って毎年壊して、やっと2011年型が完成した。でも…。
踊一は気を引き締める。

「J1で戦っていくためには、また2011年型をぶっ壊さなきゃダメだろうな」

サポーターひとりひとりが監督の気持ちになり、強化部長の気持ちになる。時にはサポーター上がりの社長の立場も考える。持株会会員の立場でも考える。
ストーブリーグに火はともった。
J1開幕は3月上旬。さっぽろ雪まつりの頃にはグアムキャンプ入りだろう。
1月15日札幌ドームにはどんなメンバーが揃うのか。

クラブの立ち位置は…。
踊一は何度も考えていた。昇格で浮かれた頭で考え続ける。正直まだ12.3の熱が冷めていない頭で。

エレベーターはエレベーターだろうな、なんて思う。仕方がない。
でも誇りがあるし意地がある。かつてのライバル仙台は大震災を乗り越えてJ1の4位だ。
だったらもう一度。リメンバー2001年。残留しかないぜ。

踊一の頭に「あの人」が思い浮かぶ。

20111212-01.jpg
「ZANRYU」しかないゼーーーット!!


posted by odo |15:41 | 坂大楽 踊一 | コメント(0) | トラックバック(0)

2011年12月02日

笑ってたいんだ

昨夜、考えすぎて怖くなった。
ネットを止めて寝た。このままだと脳裏にFC東京の面々が次々に現れ収拾つかなくなる。
誰誰を削らなきゃとか(ぶっちゃけ羽生)、担架で何人も運ばれる壮絶な試合が頭に浮かんだ。コンサにとってはJ1参入戦、入れ替え戦と同等の一戦なので、ホントにそうなるかもしれん。先制された日にゃドームの空気が一気に殺伐としてくるに違いない。
…ダメだ。こんなんじゃダメだ。もっとポジティブにもっと誇らしく赤黒を後押しするんだ。

カーステには買ったばかりのシングルCDが入っていた。いきものがかり。夏の車のCMソングだったろうか。中古でなんと3枚100円(笑)の内の一枚。かなりの掘り出し物だ。
ボリュームを上げる。ボーカルの言葉が一つ一つ胸に響く、胸にストンと落ちていく。
「笑ってたいんだ」…これだ!
今年のスローガン「チャレンジ フォー スマイル」を思い出した。
そうだ。思い出した。大震災があって、地元クラブを見られる喜び、サッカーを生で見られる喜び、そんなことをチャリティーマッチで思ったっけ。

堂々と戦おう。開き直って、今のコンサを全て出しきれりゃそれでいいじゃん。
J2チャンピオンに真っ向から立ち向かっていこう。最終戦、満員のドームでみんなで立ち向かっていこう。これってかなり幸せなことだよな。昇格がかかってる。夢みたいなシチュエーションじゃないか。

疾走感のある旋律に前向きな言葉が並ぶ。
いきものがかりワールド。
今のコンサドーレサポーターに最も必要なのは、まさにコレじゃないか。
リピートで何度も何度も聴き返した。やがて一部の歌詞を変えて、明日のドームの景色に重ね合わせる。


  失点なんていらないよ 僕は君のシュートが欲しい
  ありふれた道に咲かせよう ただ優しく強い花

  僕らが僕らに託す 憧れで埋めた地図に
  破れるほど書き足すよ 答えのない明日を

  誰かのために笑ったり 誰かのために涙して
  はみ出して行く感情が サポを強くさせるよ

  優勝したFC東京が すべて持ってくわけじゃない
  この冬空に挑むよ 無鉄砲でも飛び込むよ

  君に今伝えたいことがあるんだ
  ほら クロスで未来を繋ごう

  笑ってたいんだ 僕はずっと
  見つめてたいんだ 君をずっと
  一歩 踏み出すよ一歩 進むんだ 変わるんだ
  そう 僕ら J1にだって行けるよ
  希望が咲く場所へ

  諦めないんだ 僕はずっと
  昇格したいんだ 君とずっと
  一歩 届くんだ一歩 動くんだ 願うんだ
  そう 僕ら 新しい光を抱えて歩き出すよ

  止まらない時間の中で 勝ち点3を探してる
  この一瞬を永遠にするのはコールとチャントさ

  扉を開くその手に 絶えることなき勇気を
  始まりまた繰り返す 相手の猛攻 向き合うよ

  君と今叶えたいことがあるんだ
  ほら キックで未来を作ろう

  笑ってたいんだ 僕はずっと
  信じてたいんだ 君をずっと
  一歩 続けるよ一歩 守るんだ 防ぐんだ
  そう 僕ら 誇らしい縦縞背負って走り抜くよ

  勝利の意味を 繋がりゆくパスを何度も紡ぎ出すよ
  君がいるんだ 僕がいるんだ 組立てよう

  笑ってたいんだ 僕はずっと
  走っていきたいんだ 君とずっと
  一歩 本当の一歩 歌うんだ 跳ぶんだ
  そう 僕ら でかい声で支えるよ
  希望が照らす方へ

  

もう大丈夫だ。
3万を超える大観衆を思うだけで、胸が一杯になる。
踊一は感謝した。
久々に帰って来た元サポーター、元のファン達に。
初めて生のコンサを見に来てくれるまだ見ぬ仲間達に。
そして今まで苦楽を共にしてきた同士達に。
最後の最後まで盛り上げてくれた赤黒の勇者達に。

みんなでJ1へ行きたい。心底思う。
あきらめたくない。
一歩踏み出したい。
希望を、未来を、新しい光を、自分達でみつけたい。
だから、明日の3時頃に笑ってたいんだ。
どうしても笑ってたいんだ。



http://www.youtube.com/watch?v=LXC_bhBGi9k
(いきものがかり 「笑ってたいんだ」 )


posted by Yohichi Sakawotano |10:59 | 坂大楽 踊一 | コメント(0) | トラックバック(0)

2011年12月01日

冬のテンション

 「目の前のチャンス 絶対逃さない」

 コンサ公式サイトのトップページ。ウッチーについたタイトルだ。
踊一は、ピンときた。
今、自分を鼓舞するのに最適な曲は広瀬香美の「幸せをつかみたい」だと。
 ここ数日、高揚した気分を保つため、そして12.3最終決戦に精神的に「強気」で行くために自分に合った曲を探していた。
結局は自分が若かった頃、つまり今のコンサの選手達の年齢だった時に聴いていた曲にたどり着く。10代~20代に聴いたCDを引っ張り出して聴き比べていた。
そんな時、録画していた「スペースシャワーTV」の広瀬香美特集で、今の心境、コンサにぴったりな曲を見つけたというわけだ。

 「決定的チャンス!幸せをつかみたい」

 この響き。ウッチーやユースケにピッタリはまるではないか!
実はここ数日、踊一の胃は痛んでいた。仕事のストレスから来る胃痛とは違う。痛みながらも全身の血の巡りが速くなっているような高揚感を伴うもの。緊張感なのか。胃散を飲みながら踊一は考えている。

 「もう闘いは始まっているんだ。FC東京との闘いのゴングは既に鳴り響いている」

 札幌ドーム最終戦の前売り券販売枚数は、既に2万5千突破とも3万間近とも言われている。驚異的販売ペースは、サポ・ファン以外の一般市民も巻き込んだ一過性のコンサフィーバーと言ってよい。
 歌詞の中に「石の上にも三年と 昔から言われている」とあり、これもまさに今のコンサにはまっていた。石さんの指揮下で3年目だ。結果が求められる。なんとしてもJ1昇格という結果が欲しい。
 歌は「運命の出会いから 丸3年」「きっとある賞味期限」「今がお買い得」と続く。監督の賞味期限は3年だと、踊一は考えている。ヤンツーも3年目で天皇杯ベスト4という結果を出した。石さんも同一チームでは3年が限界だろう。だったらJ1に上がって集大成を見せて欲しいと思った。

 出来るだけ平静を保とうとしても、ネクタイは赤黒い柄のラルフローレンを選んでしまう。2007年優勝時の勝負ネクタイだ。小腹がすくとスポンサーの日糧の豆大福や、丸大のカレーやソーセージを食べる。
ラジオを聴けば、持株会の理事長が「日ハム対巨人並みに入りますよ」なんて言っている。「チケット完売を目指すなら一番のドル箱カード・日ハム対阪神だろっ」と心でツッコミを入れながら。だいたい日ハムという呼び方が気に入らない。ファイターズと呼んで欲しいもんだ。まぁ、どうでもいい。この際ファイターズファンもドームに来てくれたらいいなと思う。通い慣れてるだろうし。
 そういえば、STVの女子アナがレバンガ-日立戦を初観戦してきた様子を興奮しながら話していた。踊一が行った恵庭の日曜日のゲーム、終了間際の逆転勝ちだった。踊一は第4クォーターを第4ピリオドと言ってしまう程、バスケは素人だったが、かなり楽しめた。北広島など近郊の小中高生が大勢見に来ていた。バスケ部員がかなり多く来ておりプロバスケの迫力を満喫していたようだった。

 コンサに置き換えてみる。初ドーム、初コンサ、初サッカーいろんなお初の方々にインパクトを与えられる。サッカーキッズも多く詰めかけるだろう。普段は代表しか見ないサッカーファンも来るだろう。こんな機会は滅多にない。最終決戦を機にどっぷり地元チームを応援する楽しさ、熱さ、苦しみを知って欲しい。リピーターになってもらいたい。リピーターになってもらえるだけの試合を見せられるはずだ。
 だってこの俺が胃痛になるんだぜ…踊一は思った。しかしコンササポはこの胃痛を楽しむ術を知っている。いわば「コンササポ=ドM説」というやつだ。踊一もご多聞にもれず自他共に認める「M」だ。

 「これだけ昇格降格を繰り返してりゃ、そりゃMにもなるわ…」

残念会、通称「ちくしょう会」で出る決まり文句だった。

 冬型の気圧配置、路面凍結、雪化粧、雪景色…。全てが12.3札幌ドームへの粋な演出に思えた。AWAYのFC東京御一行を札幌らしい気候で出迎える。天気予報の雪だるまマークは、AWAYの洗礼だ。この街では青赤軍団の好きにはさせない。
 雪囲いしたライラックを踊一はとても大事にしている。ライラックまつりでいただいた大事な苗木だ。あの時配ってくれた「ミスさっぽろ」もその制度が廃止されると報道された。時は流れている。
ライラックの小枝は、雪の重さに耐え、春が来るころにコンサはJ1の舞台で戦っているはずだ。踊一は「好きですサッポロ」の歌詞に出てくるからライラックを植えたのだった。コンサに重ね合わせて…。

 最終節、第38節、札幌ドーム。優勝チームFC東京戦。
「日程くん」の粋な演出、乗っからない手はない。こんなドラマティックな12.3を妄想し待ち望んでいたのだ。街にはクリスマスソングが流れ、大通公園ではホワイトイルミネーションがまばゆい光を放っている。
ドームで「ススキノへいこう」と歌った赤黒サポ達は、その華やかな街へ集団で繰り出すのだ。勝利の美酒に酔うために。

 ラジオは言った。「今年やり残したことはなんですか」「今年中にやっておきたいことはなんですか」と。
決まってるじゃないか。あと1勝、あと勝ち点3、そして幾つかのGOALが残ってる。これを見ないでクリスマスも正月もあるもんか。
踊一はダウンコートの梟のエンブレムにそっと手を当てた。少しだけ胃痛が治まった気がした。


http://www.youtube.com/watch?v=sn18Y8RbyWw
(【カラオケ】幸せをつかみたい)
http://www.youtube.com/watch?v=ornD1m6en5Y
(広瀬香美 / 幸せをつかみたい)



posted by Yohichi Sakawotano |16:20 | 坂大楽 踊一 | コメント(0) | トラックバック(0)

2011年11月28日

明と暗

1998年12月5日 室蘭で降格
2007年12月1日 ドームで優勝
そして
2011年12月3日 ドームで??

天国か地獄か。明か暗か。


<札幌> 
4位→3位
勝ち点65 20勝5分12敗 得点47 失点31 得失点差+16

第37節 11月26日(土)14:00 湘南 0-2 札幌 平塚

第38節 12月 3日(土)12:30 札幌 vs F東京 札幌ド

<徳島> 
3位→4位
勝ち点65 19勝8分10敗 得点51 失点37 得失点差+14

第37節 11月27日(日)13:00 徳島 0-3 鳥栖 鳴門大塚

第38節 12月 3日(土)12:30 岡山 vs 徳島 カンスタ


シナリオ通り、札幌は徳島にプレッシャーを与えることに成功した。
徳島もデータ上の「10敗・昇格ギリギリライン」に到達してしまった。
案の定、鳥栖の攻撃力が炸裂し、得失点差も札幌+16、徳島+14と逆転し、
「+2」のアドヴァンテージを得る事が出来た。
これは心理的にでかい。札幌○徳島○なら得失点差勝負、札幌△徳島△、札幌×徳島×でも昇格可能という保険ができた。
○△×の昇格マトリックスで言えば、コンサの昇格確率はざっくりとだが、60%まで上がった。実際はFC東京のチカラが抜きん出ているので、5分5分、昇格確率50%とみるのが妥当だろう。
こうなれば「運も実力のうち」である。これで上がれなかったら戒名を「運黒斉」にするしかない。それは談志か。

ここまで予定通りに事は運んだ。
このあとは性格が出る。俺達がやらなきゃ、俺がやらなきゃ、サポーターの後押しが必要、と気張るタイプ。
そして、ここまで来たら運任せ、どっしり構えて見てればいいと悠然と構えるタイプ。
前者も後者も兼ね備えたタイプ。若いころは前者だったが、加齢とともに後者に変わっていくタイプ。
Jリーグで一、二を争う程高齢化している札幌サポーターは、酸いも甘いも経験している。昔と違って周りが見えているし、クラブの置かれている環境(債務超過問題等)もわきまえている。そのうえで自分達のスタンスを考え行動に移している。もちろん今見ている方向・目標、とりあえず昇格を、というベクトルは同じ。でも応援のカタチは十人十色。これが札幌サポーターの特長だ。いい意味でも悪い意味でもおおらかである。応援スタイル、選手、監督、戦術に対する考え方然り、ブログ然り。

平塚の「炎の応援」は、12.3札幌ドーム逆転昇格へのドラマへのバトンになった。後世語り継がれる試合であり応援であったように思う。
その反面踊一は、ドキドキハラハラはあまりなかった。古田の先制GOALも、芳賀の投入も宮澤の追加点も、不思議なくらい予測できていた。デジャブかと思うくらい脳内でゲームプランが出来あがっていた。
試合前日のランチ。焼鳥ばんぶうで豚串丼を食いながら、店主とコンサ話をしながら、既に踊一の頭では12.3ドーム決戦がイメージできていたのだ。

「あとはヤス、岡本ヤス…」

勝負脳は自分で鍛え自分で作りだすものだ。
サポーター一人一人が、FC東京を倒すイメージを描く。一人一人がドームの歓喜を想像する。もちろん熱すぎるほどのサポートもイメージする。
試合前日の金曜日まで各々楽しめばいいんだ。この2年半ずっと我慢してきた。いまこそ札幌のフットボールを愉しむ時だ。俺達はそれを許されるだけのサポートをしてきたじゃないか。
堂々と渡り合え。堂々と戦え。そしてFC東京を倒そう。

それにしても、勝ち点計算、得失点計算。
ウチが湘南とああなって、こうなって、徳島&鳥栖がこうなって、ああなって。
てんやわんやだったなぁ。結果オーライだからイイけどさ。
踊一は苦笑しながら、カーステのCDをリピートモードにした。
そして口ずさんだ。

「よぉ 邪魔だ 道を空けな♪」>FCトーキョー

http://www.youtube.com/watch?v=FlFMvPAg0YQ
(CRAZY KEN BAND-「てんやわんやですよ」)


12.3は、明か暗か、天国か地獄か…
踊一は、ふと通り過ぎた牧場の看板を見逃さなかった。
看板には『ハッピー・ヘブン牧場』と書いてあった。

posted by Yohichi Sakawotano |09:52 | 坂大楽 踊一 | コメント(2) | トラックバック(0)

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