コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2011年03月21日

銀行のシステムトラブル

メガバンクで給与の振り込みが行われなかった。
非常に気になるニュースである。どうしてこんな事が起きてしまったのか、ネットで調べてみたところ、いくつかのキーワードが出てきた。

・システム障害
・大規模障害招いた夜間バッチ処理
 ・バッチ処理:大量のデータを一定期間ためておき、まとめてコンピュータで処理する操作

なぜ、バッチ処理でトラブったのだろうか。日経によると、

・勘定系システム:日中はオンライン、夜間は給与振込、企業間取引などのバッチ処理に振り分けている
・限られたシステムを有効活用するために、時間を区切って使い分けている

とのこと。そこで情報システムがどうなっているか調べてみた。
ここから2チャンネルの掲示板へ飛んでみた。システムエンジニアの生の声を読んでみた。

・「いろいろみてきたけど、結局は想定外の取引量で見積もりミスなんでしょ?システム屋さんもどうしようもないんじゃ? 」

・「リカバリの失敗が痛い。船頭多くしてなんとやらの典型的な状態になってる 」

・「何が悪いの?データがふっとんだのか?プログラム部がぶっ壊れたのか?
ハードウェア側じゃないよな。ハードウェアだったらこんな時間掛からんわな 」

・「基本設計」

・「取引量の見積もりは基本設計よりも前。基礎検討、概要設計レベル。何故なら、取引量の見積もりが決まらないと、ハードウェア構成が決まらないから
負荷分散の設計が間違ってる」

・「つまりシステムは設計通り動いてる。ただ、設計を超える振込みがあり夜間のバッチですべて処理できなかった。これが連日続き未処理は増える一方。 」

↑この推理が当たっているなら、産経の「義捐金集中が原因」の記事は正しいかもしれない

・「取引量の見積もりは実際のトランザクション量を元に、机上の計算で算出するよ。例えば、口座数とか1年のピークの振込件数の実績を合併や災害を想定して1.5倍したり、いろんなリスクを評価して最大値を算出するよ(実績は修正計算したりしてかなり複雑)。基盤やネットワーク担当のSEが担当する守備範囲だね」

・「トランザクション量は、オンライン・バッチ処理ともに1日のピーク時間、期初・期末のピーク、年度末のピークを見積もる。業務部署が業務の使用頻度や過去の実績を報告し、基盤SEが実施する。バッチ処理の場合は、処理量だけじゃなくていつまでに処理を終わらせなければいけないかという時間制限もあるから、その見積りも甘かったようやね 」

・「センター一括の夜間バッチ処理が終わらないと口座残高が確定しない。
翌営の決済は不可能」

・「口座残高が確定しないと、貸方、借方の勘定が合わないので、オンラインは開局出来ません。計算照合、バッチ残高不整合では勘定取引は出来ない様になっています 」


※ここからSE同士の推理合戦が続く。情報システム板での推理はある程度把握したので、金融板をのぞいてみる。


・「みずほの障害は震災の義援金の振込が極度に集中したためらしいです。1つの口座に他の金融機関からの振込を含めて想定をはるかに超えて集中してしまったもよう...。振り込む人は当然善意だろうけど、これもある意味の二次災害かも。」

↑マジなのか。みずほ銀行は、2000年に第一勧銀、富士銀行、日本興業銀行、安田信託銀行が合併してできたメガバンクだ。したがってコンピュータ・ベンダーも富士通、IBM、日立が並列で動く形になっているようだ。

【参考】http://slashdot.jp/~von_yosukeyan/journal/108603
(「みずほ銀行システム障害とは何だったのか?」2003年2月22日@von_yosukeyan の日記)


・「お客さまへ   3月15日に発生したシステム障害が16日も発生し、お客さまに多大なご迷惑をおかけしましたことをお詫び申しあげます。
15日に未処理となっていた国内為替(お振込み)、外国為替等のお取引(国内為替分で約38万件、金額約4,900億円)について、16日中にお手続きを完了できませんでした。また、16日に国内為替(お振込み)、外国為替等の取引(国内為替分で約6万件、金額約800億円)が未処理となったこともあわせてご報告申しあげます。今後も上記未処理取引の解消に取り組んで参ります」

※地震、大津波発生が11日(金)だったから、週明けの15日(火)に振込が集中したのは理解できる

・「三日連続とか 原因不明とか」

・「給料振り込まれない…せっかくの連休台無し(以下略)」 

・「俺の口座みずほじゃないのに相手の口座がみずほだったせいで、
火曜日の午前中に届くはずの金がまだ着金されない。」

・「お金は複数の銀行口座に分けておきましょうね。元SEの立場からいわせてもらうと、システムは信用しない。人が作ったものだから。交通機関などは代えられないものがあるが、せめて口座ぐらいは分けておこうとシステム関係の仕事を始めてそう思った」

※説得力のある言葉だなぁと思った↑。原発と相通ずるものがあったり…

・「勘定系は確か富士通。みずほコーポレート銀行とみずほ信託銀行はIBMだが、富士通へ統一予定」

※そうなんだ…。となると、↓が何度も出てくるのはわかる気がする。

・「みずほ銀行の頭取は富士銀行出身 みずほ銀行のシステム担当役員は富士銀行出身 フジネットワーク募金の振込先は旧富士銀行の東京中央支店 みずほ銀行は四月から全銀協会長行になります」

※富士銀行と富士通は無関係らしい。富士通はみずほFGをメインバンクとしているが、みずほ誕生前は、富士通は第一勧銀をメインバンクとしていた。

・「どんな記録を提示しても仮払いは10万円が限度でしたか?>窓口へ直接行った方へ」

・「必要な持ち物 写真付き身分証明書、キャッシュカード、通帳、印鑑、勤務先の写し」 

・「最初に「10万迄ですが」と言われる。もしかしたら店舗によって必要書類違うのかもしれないけど俺は●キャッシュカード●本人確認書類の二点でいけた。キャッシュカードをカードリーダーに通して暗証番号入力→保険証提示。申し込み書に書くとき、自分の名前の上に自分の電話番号をかいて仮払い希望金額の上か下の余白部分に振込元の会社名、電話番号を書くと対応が早くなるって言われて書いたけどべつに確認するわけではなさそうだね。窓口で受付終わってから十分くらいで支払ってもらった。@成増支店」

・「富士通・IBM・日立だったのを富士通に片寄せしたんだっけ IBMにしときゃ基盤系のトラブルとかそうそう起こらないのに」  

・「システム納入に関しては、当然コンペがあったんだろうけど価格主導で導入してしまったシステムなのかなぁ?バッチ処理が追いつかないって、この時代にあんのかw」 


さて、このトラブルは25日(給与の集中日)までに解決できるのだろうか。

「システム障害のきっかけは義援金」みずほ銀頭取が認める

産経新聞 3月25日(金)20時5分配信
 システム障害の復旧作業を進めていたみずほ銀行の西堀利(さとる)頭取は25日夜、東京都内で会見を開き、障害のきっかけとなった特定口座への大量振り込みが、東日本大震災の義援金だったことを認めた。

 これまで西堀頭取は「(義援金であるかどうか)分からない」と説明していたが、同日朝の閣議後会見で自見庄三郎金融相が「みずほ銀から『地震の義援金が少ない支店に集中した』との報告を受けた」と発言、西堀頭取も追認した。

 重要な情報を金融庁にのみ報告し、顧客に開示していなかった事実が判明したことで、みずほ銀の情報提供に対する姿勢も問われそうだ。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110325-00000639-san-bus_all

posted by odo |07:41 | 時事 | コメント(0) |

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