コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2011年02月01日

ジョッピンカルチョへの道 その2

その1はいつ書いたか覚えてないんだが、クッキーが残っているので
書いたんだろうたぶん。

ジョッピンかって(鍵をかけて)守るというイメージで強烈なのは
2007年の札幌山脈だが、そういう三浦俊也チックな4-4-2を目指すわけ
ではない。
そもそも4-4-2を志向していないではないか。

ザックジャパンの本田△、長谷部、遠藤。この3人は攻撃のイメージが
強い一方、攻撃に転じる前の守備がピカイチなのである。
ボールを奪ってから味方にすぐさまパスし、瞬時にリズムを作っていく。
時にはバックパスで陣形を整えたり、前が空いていれば遠目からシュート
打ったり、開始早々から縦ポンをかまして相手DFのラインを下げたりする。

オーストラリアに攻め込まれた時間帯が結構長く、結果的に長身岩政が
入って今ちゃんピンポイント攻撃を凌いだわけだが、後ろが立て直した
後の本田△、長谷部、遠藤が見事に中盤で「防波堤」を築いていたように
俺には見えた。

翻ってコンサにあてはめてみると、2007年は4バックでジョッピンかって
いた部分を、中盤でジョッピンかってみようというのが、2011年版ジョッピンカルチョ
なのである。中盤でもっとボールをかっさらい、左右そして去年あまり見られ
なかった中央突破の攻撃へと繋げてもらいたい。

すなわちジョッピンカルチョは、攻守の切り替えのメリハリを作りだし、
より多くのチャンスメイクの機会を創出するための一策ということだ。
「ミスが多い」ことを嘆くより、「ミスしてもいいからどんどんボールにチャレンジせよ」
という風に考え方を変えないとなかなか中盤を制することはできないだろう。

問題は誰が中盤の防波堤役を務めるかということなんだけど、これがなかなか
難しそう。
ボランチやトップ下に求めるスキルとしては、
(1)視野の広さ…サイドチェンジや有効なタテポンが出来る
(2)球際に強い…一瞬でボールを奪う能力
(3)展開力…二人三人で繋ぎながら前へ行ける推進力

ここまで書いてきたけど、
代表のアジアカップはトーナメント一発勝負、コンサは長いJ2のリーグ戦
ということで戦い方は当然変わってくると思う。

コンサは分析すればするほど、コンスタントに1試合2得点できるとは思えない。
ハッキリ言って1試合1得点1失点(昨年成績)をベースに考えると、
2-1で勝つゲームを増やすより、1-0で勝ちを拾っていくのがJ1昇格への
近道だ。ウノゼロ、堅守、ずばりこれは欠かせないだろう。
もちろん、1-0ベースで2-0、3-0で勝つのは全然問題ない。

1-0で20勝しても得失点差は「+20」だ。負けたらマイナス、ドローならプラマイゼロ。
まずは1-0で勝てるチームになるしかない。


今日はこのへんで。

「ガイヤの夜明け」でJAL様特集見ます。

posted by odo |21:36 | データファイル2011 | コメント(0) | トラックバック(0)

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