コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2008年04月25日

後任社長候補の横顔

児玉社長は難しい局面で内外の調整力を見せてくれたと思う。

・J1復帰(三浦監督招聘)
・減資&増資

一つ間違えば破産だった崖っぷちの状況から、なんとか夢を見られる状態にまで持ってきてくれた。コンサの歴史に残る大きな仕事だったと思う。
特に行政との交渉は心労が続いたと思うが、ご尽力に感謝したいと思っている。

「減資で株主に大変迷惑を掛けた。今後の経営にある一定のレールが敷けたので、新しい経営陣にバトンタッチしたい」というコメントを読んだ。そうなると後任候補がどういう人が気になるところ。

早速ググッてみました。矢萩竹美さん。

http://www.t-komazawa.ac.jp/zaikou/dokusyo/backnumber/16/index.html
(駒大苫小牧在校生応援情報 読書雑感第16回 「野球と小説の間」)

  それから現在までの間、小説とともに私の生活の中心だったのは、
  映画と 96年 から の コ ン サ ド ー レ である。
  この10年はこれに仕事を加え、4つのことで十分充実した生活を送ってこられた。


高校野球と小説と映画とコンサ。
なかなかの経歴のお方である。野球に詳しいというのは、HFCのトップとしてはメリットになるだろう。
ファイターズを毛嫌いしているサポや、野球に興味の無いサポが多いのは承知しているが、個人的にはファイターズから学ぶべき点は多いと考えている。

社長交代後、いきなり2つの大仕事が引き継がれる。

・15位以上の成績を残してのJ1残留
・債務超過を解消(J1昇格条件)してのJ1残留

道内プロスポーツ御三家は、ファイターズが大企業、コンサが中企業、レラカムイが小企業といった感じか。
経営規模もファンの数もプロ野球とJリーグでは違うから比べてもしょうがない部分もあるのだが、同じドームをHOMEに持つチーム同士、共通点も多いし参考になる部分もあろうかと思っている。どうしたら若い人達が見に来るようになるのか、どうしたら子供が家族と見に来るのか。今まで通りやっていたらサポ年齢だけが上がって活気が無いスタジアムになってしまわないか。ドームの空席を見るにつけ、危機感を募らせてしまう昨今なのだ。

昨夜帰りのシャトルバスで初老の男性が同年代の女性に熱く語っていた。

「ファイターズは年金生活者の楽しみだ」
「テレビやラジオでは絶対にわからない感動がドームにはある」

サポの高齢化が進む中、ファイターズから「集客の技」を学んで損することは何もないと思う。例えばチケットを沢山売るアイディアとか。

ファイターズが単年度黒字を出してるのは親会社がドドンとお金を出しているから、というのはわかっている。その辺りは真似したくても真似できないかもしれないが・・・・。



【BNN】

http://www.bnn-s.com/news/08/04/080425173930.html

「前々からできるだけ迷惑をかけないような方法を模索していた。3月に決定した減増資計画は我々の考えていた通りの動きで、債務超過は解消できる見通し。今後の経営に対しての一定のレールを引けたことで、この際、新しい方にバトンタッチして辞めることを決めた。6月下旬に臨時株主総会を開いて辞任する。社長としての期間は宝物だった。昨年12月1日の水戸戦で優勝を決めた時にピッチに立てたことは得難い体験だった」
「まだ返事はもらっていないが、持ち株会や主要なスポンサーと相談して決めた。就任した3年前から後任をどうするか考えていたが、具体的にはこの1カ月くらいの情勢を見て動いた。道と札幌市には伝えてある」

posted by (oDo) |18:22 | 俺達の札幌 | コメント(0) | トラックバック(0)

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