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2007年12月19日

ソーメニートラブル

最近、目にトラブルが発生し、目を酷使するのが辛いので更新が滞っています。

一瞬だけ、「これはひょっとして猫のタタリか?」などと考えましたが、「そんなはずは無い」と思い直した理由を、前に書いておいた文章を利用(手抜き)して説明しようかと思います。


虎は死して皮を残すと言われますが、果たして猫はどうなのか、考えさせられたことがあります。

雪も降って道路が白くなったので、11月中旬の土曜日にタイヤ交換をしました。クルマは毎日使う訳ではないので、雪が降ったからすぐ替えるというのではなくて、「もう夏タイヤは使えない」という状況になる日(の前)に替えます。

タイヤを固定するナットに油を塗るために、少し軟いけれどもエンジンオイルを流用しようとして、エンジンルームを開けたんです。
何だか、白いゴミがエンジンに乗っかってるなぁ・・タオルを置き忘れるはずは無いし・・と思いながらよく見ると、白い子猫なんですよ。しかも動かないってことは、死んでるじゃないですかっ!

あぢゃ~! と脱力しましたが、既に死んでるんだから慌ててもしょうがないし・・とにかく先にタイヤ交換を済ませてからどうするか考えることにしました。

1時間ほどでタイヤ交換が終わってから一呼吸し、レジ袋を裏返して手にはめ、子猫の首をむんずと掴んで持ち上げると、口の中なんて既に腐ってきてるんですっ!(>_<)

考えてみると、クルマを最後に使ったのは日曜日で、その夜に子猫が暖を求めてエンジンルームに潜り込み、ホッとして眠り込んでそのまま凍え死んじゃったんでしょう。
野良猫だからロクに食べてないし、子猫だから体力が無いし、朝までにエンジンが冷えてしまうことなど知る由も無いし・・それじゃぁ、1週間ずっと死んだままだったのかよっ!・・腐るはずだよな。

レジ袋を二重にして死骸を包んでおき、家に戻って手を洗ってから考えました。
まず、札幌市のごみ分別辞典(gomidas)というページを見ると、「ペットの死体」は物体としては「燃やせるゴミ」ですが、常識的にゴミステーションには出さずに「動物管理センター」へ持って行くようです。
飼い主が分からない死体は「区の清掃事務所」だそうで、要するに大通公園で死んだハトのような扱いなのか?
こんな小さな猫ならば、三味線の皮として売ることもできないだろうし・・。

でも、どっちに電話しても、土曜日は休日なので応答がありません。
月曜日は出張があるからそんな用事を足してはいられないし、火曜日までこんな臭い物を保管しておく訳にもいきません。

仕方なく、ペット霊園を探して電話で相談したところ、引き取ってもらえるとのこと。費用を尋ねてみると、野良だし子猫なので、通常の猫より値引きします(大きさを見て判断)とのことで、お願いすることにしました。

クルマが揺れない(臭わない)ように走ってペット霊園まで運ぶと、普通の猫や兎ならば定価が5千円ほど、小鳥やハムスターならば3千円ほどなので、その中間を取って4千2百円と言われたら、値切る余裕もなく手を打たざるを得ません。
霊園では線香を上げたりもするし、壁面全体にペットの卒塔婆や遺影を掲げてあるんです。祥月命日のお参りや永代供養も承るらしく、いつから猫がそんなに偉くなったんだか・・と考えながら帰ってきました。


最初は「なんで、うちの車で死んだんだよ~」とか「頼むから化けて出ないでくれよ~」と思いました・・しかし、子猫も小さい頭で考えたんでしょうかね。(←頭の大きさは関係ない)
ヘタに人の家の前で死んでたりしたら、燃えるゴミと一緒に出されかねないから、ペット霊園まで連れて行ってもらえそうな人の車を選んで潜り込んだのだろうか? と考えるようになりました。(偽善者による都合の良い解釈)
 

せっかく販売が再開されるのに、しばらく「白い恋人」は食べられないんじゃないか? と心配になりました。
「白い恋人」のホワイトチョコレートを挟んであるクッキーは「ラング・ドゥ・シャー」と呼ばれ、意味は「猫の舌」ですよ。

実際は、何食わぬ顔をして食べてますけど。←日本語が変?

posted by 雁来 萌 |21:37 | 雑念 | コメント(0) |