2007年10月09日
練習試合・U-18 vs トップ
10月7日(日)の10時から札幌ドームサブグラウンドで、U-18とトップチームとの練習試合がありました。(45分×1本) ※以下の本文や写真の説明には、妄想が含まれている場合があります。 ユースのホームゲームも残るはあと一つ、10月21日(日)にJユースサハラカップ・東京V戦が宮の沢で行われます。 ホーム最終戦で勝利を収めてサハラカップの決勝トーナメントへ進みたいところですが、有難いことに、トップチームの選手達がユースチームの強化のために一肌脱いでくれたのです。(既に妄想全開?) トップチームでは、当日の午後に行われる天皇杯の試合は控えメンバーで臨むらしく、ドームサブGに集まったのはバリバリの主力組(のはず)です。 せっかく天皇杯に休みをもらったのだから、次節のリーグ戦に備えて体力を温存しておきたいところですが、他ならぬユースのためでもあり、快く練習試合に付き合ってくれたのでしょう。しかしながら体力を消耗し過ぎることは避けたいので、45分間のみの対戦となったのは止むを得ません。 トップ(赤+青ビブス) vs U-18(白)(2007.10.7:ドームサブG) ユースのスタメンは、GK:平加、DF:山川・加藤(大)・熊澤・松本、MF:金子・鶴野・伊東・古田、FW:横野・大西 でした。相手の布陣には興味がありませんが、背が高い選手が多かったです。 セカンドユニの白シャツとファーストユニの黒パンツ・赤ストッキングとの組合せだと、よそのチームのようで何か変です。今日で18歳になるU-18の横野が昔の番号(18)で出ているのも、何かの巡り合わせでしょうか。 対するトップチームは、ナイターリーグの場合と違って、11人フルにいます。 前回は、サテメンバーがユースを相手にして引き分けたし、トップチームでも10人ならユースに負けそうだ、という心配からでしょうか。 練習試合を利用して次節の試合に備えた調整を兼ねるのだとすると、ユースは大阪の某チームの主力と同程度のレベルである、と見なされているんですね。 いずれにしても、ユースの力を認めてくれるのは光栄なことながら、関取が序の口の力士に稽古を付けるようなもんですから、前途ある若者を壊すようなマネだけはしないで欲しいです。 横野へのパスが通りそうになってDFが手で止めようとしたので、大西が「反則ぢゃ!」と叫んで蹴りを入れました。 同窓生と一緒に、若者4人だけで楽しく遊んでいます。 13分に山川(右端)が右サイドを躊躇せず上がって、こ~んな所からクロスのようなシュートを打つと、さすがにGKにはじかれましたが、 こぼれ球に横野が詰めて押し込みました。(1-0) 「振り切られたDFは手を挙げなさい。」 「はい、ボクです。」 半分を過ぎた24分に、ユースはGK平加に代えて岩田、伊東に代えて小川を同じポジションに入れました。 独走した横野を、GKが倒しました。 PKかと思ったら、FKはPAの外から・・ということは、そもそもGKのハンドですか? しかも、ゴールに向かってるFWの得点機をファウルで止めたのなら、少なくともイエローカードでしょ? 横野が恨みを込めて、思いっ切り壁にぶつけました。 29分、相手左ラインに近い深い位置でのFKからのピンチは、GK岩田がはじいたもののゴール前での混戦になって、日本語が堪能なガイジンに打ち込まれました。(1-1) 左サイドを突っ走る松本には、俊足のMFが対応します。DFじゃ、追い付・・ 敵をも味方をも幻惑させる、FURUTAイリュージョン 「さっき消えたボールは、ここに出てきました。」と言われて、呆気に取られる選手達 パスは「人に」出すのではなく、「スペースに」出します・・が、誰もコースを予想できずに追い付けなかったところで終了になりました。 自信が付いて、良い練習になりました。次回は12人で対戦して下さい、お願いします。
スコアは(1-1)の引き分けになりましたが、これは予想されたことです。 ユースとしては、わざわざ練習に付き合ってくれた相手の顔も立てなければならないし、トップチームとしては、次節の試合で攻め込まれることを想定して、守備の練習を兼ねた軽い調整をしてただけでしょうから。 報道ではトップチームの状態をボロクソに書いてありますが、実のところは「どん底の状態でユースにやっと引き分けた」という噂を広めて、次節以降の対戦相手を油断させる作戦なのでしょう。今シーズン初頭の、コンサがダークホースだった頃を思い出せば・・。 トップのスタッフから「サボるなぁ~!」という怒鳴り声が出てたのは、真剣に勝負しているように見せかけるためのポーズだったと思われます。 怖い顔をした外国人FWが山川と交錯して倒れ、起き上がる時に山川の頭を叩いたのも、立ち上がった熊澤に足を掛けて再び倒したのも、お遊びで練習に付き合っていることをカモフラージュするための拙い演技だったのでしょう。 永く記憶に残る、非常に楽しい一日でした。(この後に厚別で試合がなければ)