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2005年12月06日

若武者達の源平合戦

12月4日の昼過ぎから雁来で、室蘭大谷高校を相手に60分(30分ハーフ)の練習試合を2試合行いました。
コンサU-18は赤黒のユニ、室蘭大谷は白黒のユニですから、まるで源氏(白旗)と平家(赤旗)の合戦ですよ。室蘭大谷の応援歌は「♪俺達の誇り、白黒の勇者・・」だし。歴史上は源氏が勝つんですが。。。

★1試合目:U-18 0-0 室蘭大谷
スタメンはGKが岩田、DFが安藤・廣中・松本・久松、MFが岩月・大野・岡・小川、FWは横野・門間と、2年生を主体として1年生が混じっているメンバーでした。
立ち上がりはピリッとせず、サイドを突破されることも多かったんですが、決定的なシュートは打たせないように防いでいました。
22分頃、左サイドから切り込んだ久松がエリア内で倒されてPKを得ました。これはラッキーと思いましたが、岡が思いっ切り蹴った低いボールは相手GKが触れずにゴール左隅へ・・と思ったら、左ポストに当たって跳ね返ってきました。

後半開始時に、GK岩田に代えて平加を入れ、小川に代えて能登、岩月に代えて大西、岡に代えて伊東が入りました。1年生が増えたことと、MFをほとんど入れ替えたことになります。激しい攻防でも、互いに決め手を欠いて無得点に終わりました。
室蘭大谷の右SBは、コンサU-15出身の村松純くん(2年生)のように見えました。

★2試合目:U-18 1-1(0-1/1-0) 室蘭大谷
ほとんどのメンバーが1年生になり、相手側もメンバーを総入れ替えしたようです。
前半はGKが平加、DFが岩月・松本・福田・鎌部、MFが安藤・伊東・岡・小川、FWが大西・能登で始まりました。今日は1年生のDFが2人いないこともあり、2年生も入っています。

キックオフの後、メンバーを記録してから顔を上げたら、平加の手に触ったボールがゴールに入りました。近くに相手がいないので、遠くから打たれたようです。何が起こったのか分からないまま開始早々(0分)に失点したので、外気がなおさら寒~く感じます。

20分頃に、平加に代わって岩田が入りました。その直後、大西がベンチ脇に立っているので、いつの間に代わったんだろう?と思ってピッチ上を見回しても、交代で入った選手はいません。フィールドプレイヤーを数えると9人しかいないし、大西は片方のスパイクを手に持っているので、どうやらスパイクの故障でアウトしたようです。彼を補充する形で久松がFWに入りました。

チャンスはかなり多かったんですが、先制されたせいか、フィニッシュの精度(あるいはメンタルの落ち着き)が足りなくて、得点に結び付きません。
右からのクロスに安藤が合わせたヘディングは枠外に飛び、左からのグラウンダーのクロスがGKの前を横切って転がるのに、なだれ込んで来た誰もが合わせられず・・前日のトップチームの試合を思い出させる場面が多かったです。
コンサはパスでボールを運ぶことに腐心しますが、室蘭大谷はシンプルに前線へ送ることを狙っている、という違いが感じられました。

後半はGKが塚本に代わり、DFが伊東・大野・福田・鎌部、MFが岩月・廣中・小川・能登、FWが岡・横野になりました。大野のDF、廣中のボランチ、伊東の右SBは以前に・・(以下、諸事情により省略・笑。)
10分頃、小川のロングシュートは上方に外れるかに見えましたが、ゴールマウスの左上角に当たったものの、跳ね返りにも詰められずに、ストレスが溜まっていきます。
18分頃、伊東が右から放り込んだこぼれ球を、能登が左から矢のようなシュートを打ち込んで、やっと同点にしました。
相手のカウンター攻撃を防ぐ際に、ハーフウェイライン付近で廣中が相手の後方からタックルして倒し、ファウルを取られました。負傷は無かったようですが、これは一発退場にされても仕方のないような危険なプレイで、ベンチの四方田監督も彼に注意してました。チームプレイの為にも、こういう余計なファウルを減らすようにしないとね。

その後は怒涛の攻撃が続いた時間帯もありましたが、決定力が無いというトップチームの特徴を見習って焦っているのか、遠くからの無理なシュートや、周りが見えていないパスが多くなりました。
終盤はもう、互いにバテてきて、ボールの動きを見てるだけで足が出ない状態になりました。左サイド深くからのクロスに、フリーで走り込んだ横野が軽く足を当てるだけで得点になったと思われるシーンでも、体が残らないのでシュートがゴールの上へ飛んでしまい、少ないギャラリーからは溜息が漏れました。
そして終了の笛。結局、2試合とも引き分けになり、今回の合戦では雌雄を決するに至りませんでした。

もうじき雪が積もって、屋外での練習はできなくなります。練習場に早く着き過ぎたので、隣接地に建設中の「サッカーアミューズメントパーク」の工事の状況を見物(と撮影)に行きました。ここは来春に完成する予定ですが、現在は既にネットや照明灯の設置も済み、人工芝のピッチが敷かれ、クラブハウスや屋内練習場の骨格が出来ています。1月に開催される大会(コンサドーレカップ)では、会場の一部として使われるようです。
サッカーアミューズメントパーク(予想図)



posted by 雁来 萌 |22:14 | 闘う若梟 | コメント(0) |