2011年03月11日
つらいです。
愛車を駐車場に置いて、茨城空港から新千歳空港へ移動したのは今日の昼過ぎでした。 開港1周年を迎えた茨城空港はとても賑わっていました。 東京新聞の取材を受けたあと記者と雑談するという貴重な経験をして 今日は天気も良いし、明日の昼食会、それに日曜のホーム開幕戦と 本当に楽しみな2か月ぶりの帰省だったのです。 定刻を少し過ぎて新千歳空港に着き、私は到着ロビーへの通路を歩いていました。 その時、グラグラッと揺れがきました。 飛行機も結構揺れていたせいか、女性の悲鳴が聞こえるまで 地震なのかどうか半信半疑でした。 その後の悲惨な状況はメディアのとおりです。 東北では村が壊滅したとか、100人も乗った船が津波にのまれたという情報もあり 明日の朝には想像を絶する事態になっているのかも知れません。 とりあえず私は家族の迎えで自宅に帰りました。 サポ仲間さんから教えられた茨城空港の天井崩落をニュースの映像で見てゾッとしました。 崩落する2時間近く前、私はその辺をうろうろ歩いていたのですから。 私のアパートや職場がある茨城県南部の町でも震度5強とか6とかの揺れがあり 職場の同僚とメールで連絡を取り合っていますが、今も停電が続いているようです。 被災地に物資を出すため、明日も明後日も夜通しの作業が続くでしょう。 だから私もこちらでゆっくり休んでいるわけにはいかず 予定を変更し、明日18:30のANAで羽田へ飛びます。 (それより早い便は取れませんでした) 茨城空港へ置きっ放しの愛車は既に絶望のような気がします。 茨城便が明日も明後日も満席なので (月曜の便を購入済) 車のことはしばらく忘れて 羽田から茨城へ北上し、遅ればせながら仕事に合流するもりです。 もちろんモノレール or 京急+JR山手線+JR常磐線が復旧していることが前提です。 明日も地震が続いているようなら羽田空港で足止めになるのかな。 職場の同僚には悪いけど、正直こんな時に茨城へ戻るのは怖いです。 でも大きな揺れにおびえながら停電の中で作業を続ける仲間を 見捨てることはできません。 アパートもどうなっているかわかりません。 テレビが台から落ちてショートし全焼していたらどうしようとか不安だらけです。 棚の中身が全部落ちているくらいなら良いけど 水やガス…… ライフラインもどうなっているか……。 数日後に落ち着いたらJR+シャトルバスで茨城空港へ行き、車を引き取ります。 なんだか職場で私1人が地震が来る前に脱出したみたいで 心底つらいです。 私の叔父・叔母・従妹らの近親者は岩手県と宮城県に集中して住んでいますが 安否は全くわかりません。 自分のことばかり書いてしまいスイマセン。
posted by hiroki |20:43 | 事件 |