2007年07月04日
何気なく読んだ本にも出て来るサッカーシーン
抱えていた「宿題=編み物」を終えて、 気持ちが軽くなった。。。 「やらねば!」という縛りから解き放たれて、 じゃあ、何をしたいのか?と問われれば、 うーーーむ。 読書と・・・・・ 手仕事・・・・・・やっぱり手仕事なんだねえ。。。(笑) 作りたいと思うものを、作りたいときに作るというのは、 私にとっては楽しみ♪以外の何ものでもなく、 つまり、手仕事って私にとっての<趣味>なんだなあ。。としみじみ思ったりするわけで。 バーゲン落穂拾いに出かけて、たいしたものは買わずに、 本が私を呼んでいる!みたいな気分で♪ 最後は、久しぶりに本屋さんに寄りました。 文庫本を5冊ほど買って、大満足。 で、昨日、そのうちの1冊を何気なく読み始めたら、 グイグイひきこまれて、 目が離せなくなり、 一気に読み上げてしまいました。 それが 『黄色い目の魚』 佐藤多佳子作 (新潮文庫) 少し前に『しゃべれどもしゃべれども』(新潮文庫)を読んで、 面白かったので、他の作品も読もう。。と思って買ってきたのですが。 主人公の少女と少年の両方向から物語が進んでいくのですが、 なんというか、心の描写があまりにリアルで、 一緒にしんどくなったり、やるせなくなったり・・・ 作者の筆力に引き込まれて最後まで突っ走った感じです。 主人公の少年は、絵を描くことに自分自身の存在を見つけ出していくのですが、 一方で高校のサッカー部でGKをやっています。 なんの予備知識もなく選んだ本なのに、 サッカーシーンが出てくる不思議さ(笑) 1年上にいる天才GKの先輩。 自分が非常に平凡なGKであることを自覚せざるを得ない日々。 サッカーシーンも、彼の心理面がクローズアップされて描かれていて、 なんだかとても興味深いものがありました。 ピッチの中でやはり特別な存在であるGK。 どんな気持ちで試合を迎え、どんな気持ちで試合をし、 どんな気持ちで試合を終えるんだろう。。。 試合前の練習が始まるとき、 いつも、ぎーさんと優也くんは、とても丁寧にお辞儀をします。 それはピッチにいる神様に対する礼のようにも見えます。 土曜日の厚別。 GKの動きがいつも以上に気になりそうです。
posted by No.1 代表:くー |09:59 | コメント(1) |
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この記事に対するコメント一覧
Re:何気なく読んだ本にも出て来るサッカーシーン
GKというキーワードに引っかかり、気になって、読んでみました。
サブのキーパー。うーん、彼の心境は心にズンと来るものがありました。
ご紹介ありがとうございました。
posted by まる | 2007-07-06 15:24