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2010年06月06日

「W杯代表は私たちの鏡。だからこそ希望捨てぬ」by増島みどり

コンサも代表も、すっきりしない、見ていてもどかしい試合が続いている。

イメージはあるのだけれど、それがうまく出来ないのか。
イメージそのものが混濁しているのか。
そんなことを思う日々。


今朝の道新の「現代読書灯」は、
ワールドカップ直前だからだろう、
スポーツライター増島みどりさんによるチョイスの3冊である。

その文章の最初に、増島さんはこう書いている。

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サッカー日本代表はW杯でベスト4に入るか?との問いに、ほぼすべてのアンケートで「NO」が8割を占め、
ある番組で「代表を応援するか?」との電話投票を行えば、「応援しない」が7割を超える。

代表の不人気は、南アでの成績以上に気が重い現実である。

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「代表の不人気=Jリーグの不人気」とは単純に言えない。

けれど、
日本の一般の多くの方の目に触れる「サッカー」とは、つまり「代表のサッカー」であるということを思えば、
やはり代表はできるだけ多くの人々に応援してもらいたいと思うし、
その応援の熱が、サッカーに対する関心の高まりを生んでいくと思うわけで、
その意味で、今の代表の人気のなさは、憂うべきだ。


増島さんは、そんな今、希望を得られる書籍として、以下の3冊を紹介している。

『オシム 勝つ日本』  田村修一 著

『ゴールは偶然の産物ではない』 フェラン・ソリアーノ 著

『ドーハ組vsS南ア組』 久保武司 著


詳しくは紙面をお読みいただくとして、
最後に書かれたこの文章を私は今一度かみ締めて、
W杯を迎えたいし、コンサのこれからを応援し続けたいと思う。

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サッカー暗黒時代、代表がアウェー(世界)で天候や環境の変化に叩きのめされたとき、
彼らは、日本人である私自身の弱さを映す鏡なのだと知り、
集団で強烈な自己主張をしないプレーもまた、
曖昧な態度で物事を運ぼうとする自分と同じだと考えた。

「日本代表」を批判し、否定することは同時に自分に残る、ほんのわずかな可能性をも否定するようで寂しい。
だから私は、期待している。

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posted by No.1 代表:くー |09:47 | コメント(0) |

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