2009年08月28日
どのようにクラブを経営するか・・・
今朝のニッカンの全国版サッカー面には、 緑さんちの経営問題が大きく取り上げられている。 現在の親会社である日本テレビが経営からの撤退すべく、経営パートナーを探しているのだが、見つからない。 日本テレビの撤退方針は固く、新しい経営会社が見つからなければ、クラブの消滅と言う最悪の事態も考えられる。 そこで、ユース出身者らが持ち株会社「東京ヴェルディホールディングス株式会社」を7月7日に設立し、来期からのクラブ経営に関しての具体的計画を進めている。 この新会社がクラブ株の過半数を日本テレビから取得し、スポンサーを募るなどして集めた資金でクラブを経営していく計画である。 といった内容。 この新しい会社にうまくクラブ経営を譲渡できたとしても、 これからは親会社なし。 つまりは、もう湯水のごとく選手補強にお金を使えないってことか・・・ 緑さんちも、「お金のない苦しさ」「スポンサーを獲得する辛さ」「観客を呼ぶ大変さ」などなど、多くのJチームが悪戦苦闘している問題に、直面するのだろう。 ニッカンにはこの緑さんちの話の下に、 「スペイン沸騰」なるコラムがあって、今日の内容はきしくも 「多様な経営スタイル」。 スペインリーグ、バルセロナやRマドリードなどの古豪以外のチームはどんな経営をしているのか? セビリア 下部組織出身者やブラジル人選手を育成し、彼らをビッグクラブに売ることで、クラブ資金を大幅に増やし、一気にリーグ屈指の強豪にのし上がった。 ビジャレアル 南米の有望株を移籍金高騰の前に青田買いする戦略がはまり、欧州カップでも上位の常連になった。 トップチームでできる水準になるまで、他クラブへの期限付き移籍を繰り返し、主力級への成長をまつのがビジャレアル流である。 ラシン 「コバンザメ作戦」ビッグクラブで戦力外になったベテランを移籍金0で獲得する補強で 結果を出している。 ヘタフェ こちらはビッグクラブで出場機会に恵まれない若手を集めて成功している。 ふむふむ。 なんだかどれも身に覚えがあったりするwww 色々試行錯誤して、今のコンサは、セビリアスタイルか? できれば、有望な選手たちを自前で育てて、「売らずに」黄金期を迎えたいと思うのだが。 (とはいえ、あのガンバだって中東のオイルマネーには勝てないのか。。) 世の中でこれだけ不況になれば、 親会社がお金を出してくれるからOKみたいな経営は、ますます出来なくなるのだろう。 地道にコツコツ、<地域密着>で健全経営。 Jリーグの理想が、クラブ経営の本当の基本になる時代なのかもしれない。
posted by No.1 代表:くー |09:37 | コメント(2) |
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この記事に対するコメント一覧
Re:どのようにクラブを経営するか・・・
こんにちは!
きっと、くーさんがこの記事に注目してここにエントリーしてくれると思ってました。
GJ!!さすがです。
緑さんだけの問題でないし、難しいけど考えなくてはね。
posted by chika| 2009-08-28 11:55
Re:どのようにクラブを経営するか・・・
>chikaさん
反応早い!!
ありがとうございます。
こういう不況には、実はウチみたいなちーむが強いんじゃないか・・と思ったりします。
貧乏に慣れているし、熱い固定サポはガッシリいるしwww
それ以上の上積みがこれまた難しいんですけどね・・・
とりあえず、身銭切ってもこのチームを助けたいと思うサポがいるというのは、大きな財産だと私は思います。
posted by No.1 代表:くー| 2009-08-28 14:21