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2009年03月26日

心のキャプテンマーク

昨日、カズゥが担架で運び出されるとき、
その腕には、黄色いキャプテンマークが巻かれていた。

担架の上のカズゥは、頭の所に手をやって、顔を隠しているようだった。


ノブリンはキリノはすぐにダメだと思ったようで、宮澤を入れる決断はすごく早かった。

宮澤が入ったあと、三浦コーチが奥に走って行くのが見えた。

すぐに戻って来て、×印を出した。

ああ、カズゥもだめか・・・と思った。

すぐに砂さんが入ったわけだが、

心臓がばふばふするような、異様な雰囲気がしばらくドームに漂っていた。


やっと、チームも展開も落ち着いた頃、

ふっと、「キャプテンマークはどうなっただろう?」と思った。


ピッチ上のコンサドーレの11人の選手たちの誰も、キャプテンマークを付けていない。

あんなアクシデントのときは、キャプテンマークのことなど、誰も気にかけていられやしない。。。。

芳賀ちゃんが、一生懸命声を出していた。

ノブリンの近くの守備位置だからか、何度もノブリンのところに何かを聞きに走って来た。

「心のキャプテンマークが見えるね」と私たちは話した。


ヒロくんが、「みんな、あのときが一番声が出ていた」と話しているが、

芳賀ちゃんだけでなく、

きっと、みんなが心にキャプテンマークを巻いてプレイしていたんだと思う。



結局、前半終了まで、ピッチ上にコンサのキャプテンマークはないままだった。


後半が始まるときには、クライトンの腕に黄色のキャプテンマークはあった。

posted by No.1 代表:くー |18:16 | コメント(0) |

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