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2007年09月21日

そこにいる私たち

笹姐さんのブログが更新されています。

そこに紹介されているのが、

『メキシコの青い空ー実況席のサッカー20年ー』という本。

NHKの実況でお馴染みの山本浩アナの著書です。

笹姐さんも引用されていますが、



~ジョホールバルで延長戦に入る前の山本アナの実況~


このピッチの上、円陣を組んで、今、散った日本代表は、

私達にとっては「彼ら」ではありません。

これは、「私達」そのものです。

はっきりと、そのときのことを思い出しました・・・



そこにいるのは、「彼ら」ではなくて、「私達」

こういいう気持ちで、
コンサを応援して行くことができれば、

選手たちとサポーターとが、
一体感を持って、進んでいけるのだろうと、

改めて思います。


このフレーズを読んで、
すぐさま、よみがえった光景があります。

愉快な話ではないので、
書かないでおこうかと思っていた話なのですが、
あえて、
今、
書こうとおもいます。

それは・・・

仙台戦。

1点リードされながら、
点がはいりそうな展開にはならずに、いた、試合終盤。

ゴール裏に立つ私は、とにかく同点にしてくれと、
必死で応援を続けていました。

周囲の人々も、みんな同じ気持ちだったと思います。

そんなときに、聞こえてきた声。

それは選手をののしる声でした。


愛情とウィットのある野次の存在を私は否定しません。

けれど、その声は、
<罵声>にしか私には聞こえませんでした。

何度も繰り返される罵声。。。

その声を打ち消すような大きな声で、
歌い続けました。

しかし。。。

点は入らず。

力なく挨拶にやってくる選手たち。


罵声はさらに大きくなり、
激しくなり、

耳をふさぎたいほどでした。


私の前の方にいらした方たちは、何人もの方が後ろを振り返っていました。

私も振り返りました。

ふたりの男性がその声の主のようでした。

思わず、「いい加減になさい!」と言いに行こうかと思いました。
が、
興奮している男性たちと論戦するほどの余力は、私にはありませんでした。


なんだか、悲しいなあ・・・と、

負けたことより、こんな罵声を聞かなくてはならなかったことが、悲しいなあ。。と、

そう思いながら、ドームを後にしたのでした。




あの声の主たちには、

<そこにいるのは、「彼ら」ではなくて、「私達」>

とは思えなかったのだろう・・・・



スタジアム全体が、

<そこにいるのは、「彼ら」ではなくて、「私達」>

そんな気持ちで選手たちの背中を押してやる、

そういう日がやって来ますように!!




























posted by No.1 代表:くー |08:39 | コメント(2) |

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この記事に対するコメント一覧
Re:そこにいる私たち

 笹姐さんのブログも読ませていただきました。
 そこにいるのは、「彼ら」ではなくて、「私達」。
 ならば、サポーターがもっと強くならなければ!
 

posted by フラッ太| 2007-09-21 09:46

Re:そこにいる私たち

>フラッ太さん

そうなんですよね。
強くならねば!!です。
今年は順調にココまで来たためか、打たれ弱くなっているような気がします。
我慢・育成・我慢・育成と、呪文を唱えて過ごした日々を思い起こせば、なにも怖いものなどないですよね。
ガッツリ胸張って前だけ見て進みましょ!

posted by No.1 代表:くー| 2007-09-21 10:06

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