コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2024年04月27日

〜進化〜80)勝利喪失、されど勝点1上積み!

昨夜の、三上GM第2回オンラインミーティングで、必勝を約束した湘南戦は、そこで発言された「回復して来たチーム力」通りに、展開かと思うも、[70分までの完勝内容]を一挙に破壊する[自滅20分]で、そこまでのコンサ奮闘と虎の子「3得点」を、無効・振り出しに戻す「3失点」とし、勝点3計算の事前想定と、試合途中展開予想を、勝点1に引き下げました。
それまでの鮮やかチーム一体プレーは、一瞬にして、消滅し「バラバラプレーだらけで、所謂『立ち位置とどこから守備に行くか』の共通認識は吹き飛び、チームに消滅。
そうなれば、統一・一体プレーの「約束プレー」から外れ続け、選手間想定外プレーだらけで、パスミスやパス後プレーの混乱だらけで、適正ポジション、本来の戦術・約束済みプレーに相違プレーが発生し、その綻びは、ミスの連鎖となりました。
「悪魔のラスト20分」のスタートは、中村→家泉への想定外パスで、縦に付けるパスを中村以外選手が想定し、そのポジショニングへ移動していた時、突然、短距離横パスが家泉にされ、予想していなかった家泉は、慌てて、パス交換を逡巡した瞬間、湘南チャージが届き、決定機から1失点目となりました。詰まり、統一・共有プレーを壊したのは[中村の横パス]でした。それは、中村が、「前へのパスを予想・想定する統一プレー」場面で、味方からパスをレシーブした時に、その予想と準備を怠り、咄嗟の肩代わりのため、家泉への横パスとなったもので、中村の「チーム統一プレーに反するプレー」に起因したもの。
そんな事態は、高尾・家泉でも発生し、一気に「統一守備戦術」は崩壊していました。

しかし、それでも[勝点1を積み上げ]ました。
三上GMからの戦績目標「5月末までに降格圏脱出、そのため、本日試合から7試合で勝点7獲得」は達成しました。
勝利獲得寸前まで頑張った試合であり、降格圏対象チーム対戦でも有り、勝点3・勝利を計算していた試合でしたが、毎試合1勝点獲得の最低目標は果たしていて、着実に前進はしている、と言う事です。

実際、下位チームの勝点は、未だ密集状態で、次戦勝利で、一緒にして降格圏脱出も可能となる可能性が高い状況です。
[完勝の70分]を[完勝90分]とまで達成させる事がこれからのステップとなります。

最後に、速報試合項目別データを記載しますが、悪魔の20分も記載します。
     コンサ        湘南
   前半 65分 後半 全体 前半 65分 後半 全体
支配率53    45 49 47     55 53%
走行量59    46 115     59     48   117km
スプリント53    54 117     53     57 120回
*後半途中の数値は有りませんが、前半は試合基準超えの走行量、65分までも同様、65分以降大幅低下で、完全に走り負けとなりました。
決定機 6  5  5 11  0  1   8  8回
シュート数   8  5  5 13  3  1  11 14本
枠内  3  1  1  4  1  1   9 10本
得点  2  1  1  3  0  0   3  3点
*前半と後半65分までは、完全にコンサ支配・完勝試合でしたが、後半65分以降20分のみ湘南の完全支配で、攻撃全項目が、それを証明しています。
パス数222              202   424     230                251   484本
成功率78    78 78 77     82 79%
*パスサッカーの筈のコンサが、カウンターサッカーの筈の湘南より、パス数劣後していますし、成功率も同一です。コンサのパス精度の低さ、それが理由となり、パス交換停止によるパス数減少が、データから明白です。コンサのパス精度の低さは、ポジショニングとプレーのどちらも精度低レベルだ、と言う事です。

そして、シュート精度=枠内数の格差は、酷いですね。
選手別シュート内容は、
選手 シュート 枠内 得点
青木  3 本 2本 2点
武蔵  3   1  0
浅野  2   0  0
近藤  1   1  1
中村  1   0  0
駒井  1   0  0
高雄  1   0  0
家泉  1   0  0
シューターは、8選手も、青木の合格基準以外全選手が、シュート精度を欠く、酷いレベルのまま平気で、虎の子の決定機を潰し続ける愚プレーだらけだ、と言う事。
青木以外の全シューターは、その責任と酷いプレー内容を、認識、反省し、即座にその改善を図る努力をすべきだ!と言う事です。
不真面目で、酷い低プレーを晒し続ける事態は恥プレーとして、指摘・断罪するもの!ですね。
いい加減!酷すぎる!

posted by yuukun0617 |18:56 |

2024年04月27日

〜進化〜79)三上GM・第2回オンラインミーティング内容

昨夜、20:00〜21:30予定での「第2回三上GMオンラインミーティング」は、活発な質疑の中、22:00寸前まで時間延長し、質問者19名にも及ぶ多様な質問・意見に、三上GMから、質問者の納得まで回答され、その真摯な姿勢は、三上スタイルそのものでした。
開始冒頭、三上GMから、今回ミーティング目的・テーマは、①意見交換によるコミュニケーション不足や誤解解消機会、②ミーティング後の今日から「クラブ・サポーターも、一体感を持った雰囲気を、スタジアムを中心に、同じ方向を向き活動する」事を作る、との発言から開始されました。
⑴ここまでの振り返り・・三上GM説明
・シーズン開始前の認識は、「チーム転換期」(主力流出・多数選手入れ替え]となり、「例年以上、キャンプの過ごし方が重要となった」との2点だったが、
キャンプ8週間の中、「多数選手ケガ多発」し、新選手が多く必要だった練習が出来ず「これまでのサッカー継続」が出来ないチーム内容で、シーズン開始となり、4節までその影響による不安定な試合となり、現在の最下位・勝点6との事態となっているもの。
・キャンプ沖縄の「グランドが固かった」との指摘はその通りですが、1・2・3月の全国天候異変は、沖縄でも、1月多雨期に、暑さと降雨少なく、20クラブが沖縄キャンプ実施も、その全てでも同一状況となっていた。
・一方で、開幕寸前の選手認識は、そんな状態からのスタートでも「全員自信を持っていたが、同時に『少しのズレ』を感じていた選手も多かった」。
・シーズン開始後、「少しのズレ」〜「戦術練習が殆ど出来ず、プレー立ち位置やどこから守備を始めるか、などが、少しズレている」との内容で、
その対策として「過去成功した練習や、実戦の映像を、選手個々、ポジション別に観せ、共通理解を図った。
・名古屋戦辺りから、敗戦となるも、徐々に、「立ち位置・やるべきプレー」が分かって来た。
それは、理解共有が浸透し「立ち位置、どこから守備して行くのか」などが分かって来て、同時に、ケガ人もある程度戻り、「現状激しいポジション競争」となり、名古屋戦が、勝点獲得となる「プレー強度・走力・コンビネーション」基準が確定した試合となった。
シーズン当初考えていたサッカーが、やっと出来て来た。
現在の「最下位・勝点6」から、クラブとして考えている事は、
①本日から5月末まで7試合で、「安定感・同じ絵・競争力」の中、「降格圏を脱出」する。
その後、トップ10チームとの現在勝点差「6」を詰めるため、通常基準とされる「1試合・節で勝点1ずつ詰められる」から、「7試合で7ポイント」詰め、トップ10チーム勝点差6をひっくり返す。
②複数得点獲得を図る。
全てが、選手間のコンビネーション、立ち位置のズレが要因で、練習で改善して来た。
との内容。
・ルヴァン杯は、チーム目標「トップ10に安定して維持、カップ戦でタイトルを意識出来る位置まで到達」から、○次のステージへ進む、○チーム内競争のキッカケと成り得る、として、2回戦前も補強練習し、その結果が現れた勝利となった。
・現在は、ミシャが試合起用メンバー選択に悩む位多くなっている。
・クラブ決算は、収入43億で数年前では考えられないレベル到達、支出47億で、赤字4億。クラブスタンスの「多くの投資家に投資を求め、クラブ規模を拡大し、その規模に合う経営とする」との事で実施。クラブライセンス維持のためには、基準「3年連続赤字はライセンス剥奪」が、コロナ禍明けの2024より再開、24・25・26シーズンのどこかで黒字化が必須。25・26シーズンは、シーズン移行・リーグ大改革期で、投資家からの対応混乱も予想され、極めて不透明・不安定で、24シーズンでの黒字化は絶対。
但し、コンサのJ1残留もマストで、その両立を果たすもの。(一部の、「ライセンスの黒字化のため降格も許容」との誤解は全くあり得ないものと、強い否定コメントでした)
・今シーズン補強は、5月末までに、降格圏脱出の成否に関係無く、獲得への調査は準備し、南米・欧州へ派遣されているが、その時点での「現場から要請」次第でも有る。
これらの内容が、質疑応答前、三上GMから発言、説明されました。

⑵質疑応答〜要旨のみ
①決算/債務超過寸前では? ギリギリ免れた水準(債務超過→ライセンス剥奪ですね)、6月末までを期限に、「有力投資者と交渉中」で、当面、債務超過は考慮外と出来る状態を交渉中。
三上氏にGMと代表取締役の兼務は、三上GM以上に経営に長けた人が居ればその人が良い、とのスタンスのまま「1年任期」で、2024も株主総会要請で就任。
②PR方法改善検討
③編成方針は? 現場要請85%・将来戦力としてクラブ主導15%、との基本方針。現場要請では、具体的なポジション毎選手・数値となり、それを実現させるもの。
シーズン開始後、状況変化も、その基本スタンスはそのまま。
現在「リーグ登録期間・ウィンドー外」ですが、「フリー選手」は、ウィンドー外で獲得可能。現在、現場から要請が無く、それは無いが、現在も「フリー・即戦力選手」獲得の準備はしている。
④クラブからサポーターは望むものは?  昨年、530社と膨大な企業とのパートナー契約となり、最大収入源となったのは、サポーターによる、パートナー企業率先利用が最大理由で、その力は凄いもので有り深く感謝している。この全面支援こそが、何よりなもの。
更に上乗せするしたいのは、環境整備中で、その場面から「サポーターひとりが、更に友人や知人を1人連れて来て欲しい」との、入場者拡大要請が示されました。
これは、これからの集客策と連動した各種イベントとなり、主要施策となりますね。

これらの他、多数項目に亘り、質疑応答が交わされ、各種施策の用意、実施となり、実現しそうでした。

最後、昨日の財界サッポロに、元DAZNの新投資家との9億点投資案件の進展がリリースされていました。これこそ、上記の新投資家に付合するものでしょうね。株式34%取得、で経営参加も今後課題となりそうですが、大注目点です!

こんなに、オープンマインドなサッカークラブは、コンサのみ!との事実を確認し、誇らしさと存立の意義を強く感じたミーティングでした。

posted by yuukun0617 |09:04 |