コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2023年07月17日

〜進化〜174)金子離脱後の新体制は!

 昨日、金子本人からの、ディエモザグレブへの移籍決断表明は、
全サポーターと、クラブ全体への、熱い訣別表明となりました。
「海外でのステップアップ、その後の日本代表との活躍を、このコンサで育てられた金子として希求する!」との想いに、[永久の声援を贈り続ける選手がまた一人誕生した]事を、強く思い締めた方が多かったでしょう。 これまでのコンササッカー人生への深い感謝を贈り、今後の大活躍を強く祈りますね。
"フレーフレー金子!"

さて、問題は金子移籍の波及効果です。
「その後の新体制」ですが、このタイミングは、併せて、チーム変革の絶好機ともなりました。
即ち、「チーム現況課題を改革改善の大チャンス]と言う事です。

と言う事で、先ずは、コンサのチーム現況課題を確認です。

⑴シュートとラストパス精度改善
コンサのシュートは、これまで平均値では、
 シュート	15.0本 リーグ2位
 枠内シュート 4.8本    4位 枠内率 32.0%
 ゴール    2.1点    1位
 決定率   13.7%              4位 
とリーグトップレベル実績でしたが、その数値はここまでの数値で、
ここ5試合では、
 シュート  17.2本
 枠内シュート 4.0本       枠内率 23.2%
 ゴール    0.8点
 決定率    4.6%          と、極度に悪化。
・シュート数は増加するも、
・枠内率△約10%の大幅低下で、シュート増加も消し飛び、枠内数減少、   
・得点・決定率は、惨憺たるリーグ最低レベルにまで悪化で、
 ここまでのチームストロングは、最早どこにも残っていません。
その原因ですが、
「シュートプレー選手の枠内率・決定率の激減」によるもの、となっています。
その[証明データ]が、「勝利・直近5試合」と、「単純・直近5試合」の[シュート数ベスト3選手合計値]比較データです。 個々選手毎に、[シュート-枠内-得点]データとなります。
シュート数 勝利5試合      直近5試合
1位 菅  9本-3本-2点 浅野 15本-6本-0点
2位 浅野 7本-5本-3点 ルーカス    9本-3本-0点
3位 小柏 7本-4本-2点 菅  7本-0本-0点 
4位 ルーカス   5本-0本-0点 金子 5本-1本-0点
5位 田中駿4本-2本-2点 チエック   5本-2本-2点
   全体  32本-14本-9点    40本-12本-2点
           枠内率43.7%                     30.0%
   決定率28.1%                         5.0%  その他シュート少数2選手が得点
この通り、試合毎、シュート数ベスト3の最多シュートプレー選手を並べると、
[勝利5試合は「高レベルを果たす選手により実施」されていた]ものが、
[直近5試合では、極度に悪化し、「リーグ最低レベルプレーの選手にプレー」をさせた、許した]事が明白ですね。
 「菅・浅野選手のレベル転落も酷いですが、金子・ルーカスの低レベル未改善のままシュート増加」が、原因となり、[得点激減]の戦績悪化を招きました。
そもそも、コンサには、「低いシュートレベル」でも、シュートプレーを許す「チーム姿勢・指導」があり、「改善を一切図らない=図れない指導能力」が根本原因となり、それを許す「クラブ首脳陣の甘さ、サポーターからの厳しい指摘の不足・欠如」との[クラブ全体の甘さ]だ、と言う事です。
 係る事態への、今後対策改善は、指導陣の「能力と改善意識の有無」に尽きます。
「本当に、本格改善取り組みを実践するのか」、それとも「現在のまま、改善不可能・高能力選手を獲得出来ないクラブが悪い、として放置」するのか〜現行指導陣の存否が係る課題ともなりました。
 何度も、指摘・記載して来ましたが、
カテゴリーダウンや、アマチームに[高決定力チーム]が存在しています。それは、「ひたすらに、トレーニング」の成果!ですし、その証明実例が、「どのJ1チームでも、シュートトレーニングは、重要トレーニングとして、集中取り組み、により改善をトライしている」との事実です。
「コンサには、[守備トレーニングとシュートトレーニング]が、メニューにも存在しない」特異なチームとして、今や有名ですが、本当にそれは正しいのか? 今更、ミシャ課題ですが、、、
リーグ上位成否が、そのまま、リーグ分配金として経営を直撃する今シーズンリーグ変革の中、「最早、甘い経営は許さる余地は消滅している」のでないですか?!信念や信条はさて置き、[シュートトレーニング本格化]は、時の流れ!では、、、。

併せて、[ラストパス精度課題]も指摘されている所です。
ここまでの今シーズン値では、
     パス数  成功数  成功率
ショート 240本 191本 79.5%
ミドル  160本 127本 79.3%
ロング   66本  30本 45.4%
全体   466本 348本 74.6% となり、
昨シーズン数値
ショート 273本 227本 83.1%
ミドル  174本 144本 82.7%
ロング   67本  35本 52.2% 
全体   514本 406本 78.9%    と対比すると、
パス全体が、成功率△4.5%・成功パス△58本減少として、[ラストパス精度]問題のレベル内容では無く、パス全体精度低下、それによる成功パス大幅減により、ゲーム構築停止が急増している、との現況が明らかです。詰まりは、【ラストパスの一部パス交換では無く、全体パス交換が急激し、ゲーム構築低下】が、適正事態と言う事です。ミシャの「言い訳・言い任せ」マジックに嵌っては行けません。
ショートパス・ミドルパスを、80%精度でゲーム構築とされていたものが、パス成功低下を招き、ゲーム構築力を低下させた、と言う事態が本当です。
パスサッカーの根幹、ショートパス成功率80%割れは、パスサッカーチーム基準を下回り、「パスサッカー傾斜からの変更!=ロングパス多用放り込みサッカー指向!」との意図とされておかしくない数値です。
更に、今シーズン問題点となるデータが、ポジションエリア別パス内容データにあります。
それも
昨シーズン対比で明白となります。
エリア分けは、自陣ゴール付近の6thから5th~4th~ハーフLINE ~3th~2th~1th相手ゴールエリアとなります。データは[パス数-成功数-成功率]です。
エリア 前シーズン     今シーズン
6th    45本-34本-75.5%     38本-27本-71.0%
5th   115本-93本-80.8%   101本-77本-76.2% *
4th   143本-117本-81.8%  110本-82本-74.5% *
3th   107本-87本-81.3%     95本-75本-78.9% *
2th     80本-62本-77.5%    86本-66本-76.7%
1th     25本 -14本-56.0%    34本-21本-61.7%
これからは、ミシャのコメントがおかしい事が証明されてしまうデータが、並んでいます。
それは、、、
ラストパスならば、相手ゴールエリア付近〜1thですが、昨シーズンも、僅か14本成功の中、リーグトップシュート数に繋げていましたが、今シーズンは、更に、増加させた21本で、成功率も上昇させ、シュートリーグ2位としています。即ち、相手ゴールエリア付近の、ラストパスを含むパス精度と低下は無い!との数値です。シュートプレー精度が本質なのに、そこに話題を集中させず、晒すため、ラストパス精度を持ち出している!との証明データとなってしまっています!
そして、それより大問題が、5th・4thエリアの自陣中盤、3thの相手陣攻撃での、パス成功率80%切れで、最終ラインのビルドアップでは無く、第2・中盤のビルドアップの弱体化・パス精度低下問題です。
昨年は、高嶺+荒野・駒井・深井ポジから、今シーズン荒野・宮澤独占は変化した結果が、このパス精度低下を招いたもので、両選手能力による低下が原因です。
残念ながら、今シーズン、宮澤・荒野、Wボランチは、失敗結果となりました。
別選手起用に変化させる必要が発生です。
候補は、前線が、小柏・大森参戦本格化、出間も参加で、強力体制が固まれば、駒井ボランチが可能となり、小林も、前線とボランチ可能となり、宮澤の起用は回避出来ます。パス精度低下はあるも、走力でストロングを発揮し、相殺可能な荒野、深井、更に、中村・田中駿太と、Wボランチ変革は充分可能となります。
[ラストパス精度]では無く、ボランチ変革による、[中盤ビルドアップ・パス精度改善]が、切り札となる事でしょう!

⑵もう一点、見逃す事が出来ない課題が、[走力・スプリント低下]です。
ミシャ試合三原則[走る・闘う・規律を守る]は、最早有名無実化、、、
試合終了後に、不満気に「走りが足りて無い」とのミシャコメントも、事前や試合内檄でやるべき、、で、後の祭り、言い訳の代わり気味で、指摘しても、無意味です。
現在、今シーズン[走る・闘う]は、
リーグ最低の、[走行距離111.6km・17位、スプリント数118回・15位]で、昨シーズン[走行距離14位・スプリント14位]から、低下し、リーグ下位状況が続き、大半試合で[走り負け・球際負け]となり、その結果は、コンサストロングの[ハイプレス指数53.7%・5位、成功率51.5%・1位]と、指数=ハイプレス頻度で、昨シーズンより低下とさせています。
特に、直接5試合平均では[走行距離110.6km、スプリント数106回]と、更に悪化し、戦術ポジションを取らず「戦術負け」、走り負けが益々悪化し、戦績低迷の直接原因となりました。
こちらも、個別数値は記載しませんが、[走る選手と走らない走れない選手]の差が悪化し、組織・規律プレー、戦術プレー低下となりました。
 全体コンディションアップは当然、個別選手管理の徹底が絶対で、その管理の甘さ・実施欠如が真因で、指導陣の立て直し、戦略・戦術・運営整備から始め、全選手漏れなく、走る・闘うサッカーを追求し、それが不能選手には退場や除外勧告や措置を取る事となります!

根幹のコンサ現在課題は、以上の2点ですね。

以上2点を踏まえ、コンサ今後の体制検討では、、、

[走る選手・闘う選手]の走力・スプリント力・スピード能力を前提に、
ストロングと戦術適正、戦略から体制構築ですね。

前線構成は、そのまま戦術選択となりますが、コンサこれまでの[ゼロトップ型2トップ+トップ下]スタイルは、[DF裏への飛び出し]・[相手ビルドアップ阻止へのマンマーク型ハイプレス]の攻守でしたが、[ロングフィード・ポストからのショートカウンター展開]が消失しており、コンサビルドアップでの「相手ハイプレスへの対抗策の『コンサ式』が消失」し、ビルドアップ展開の幅が縮小し、ロングフィードも、45%まで成功率低下で、半分以上が、失敗し相手ボールのロストとなる事で、攻撃リズム低下、回数大幅減としています。そのため、これからは、その是正を加え、これまでのストロングも維持するスタイルが必要となる訳ですね。
[DF裏への飛び出し、相手ビルドアップ阻止、ロングフィード・ポストからのショートカウンターも可能]とし、更に、[サイドクロスのターゲットとなり得点獲得力もアップする]スタイルが必要です。
それは、
 最前線の3パターン構成が最適でしょう。それは、どちらかでスタメン・スタートし、試合途中で、スタイルチェンジ、更に、その混合形、との内容となります。
[DF裏飛び出し・相手ビルドアップ阻止]型が、
      浅野(青木)   小柏
         小林(出間)
[それに、ポストからのショートカウンター、サイドクロスターゲット]型が、
      大森    ゴニ
         小林(ミラン・出間・青木)
[混合]型 
     浅野・大森 小柏・ゴニ
       小林(ミラン・出間・青木)        これで、勝負です!
次に、問題のサイドです。
左右両サイド共に、金子の後釜候補は、有力選手揃いです。
 左サイド 菅・青木・田中宏武、
 右サイド ルーカス・田中宏武・浅野と、各サイドには、他チーム主力級の3選手が揃い、
 金子のパフォーマンスに匹敵するルーカス・浅野は、完璧😍代替となりますし、金子の走力・スプリント能力を超えたパフォーマンスを期待出来るものとなり、戦力ダウンは無く、アップもあり得る所です。

一番の焦点ポジションが、Wボランチで、変革で大きくコンサ戦力アップ変貌が期待可能な構成となり得ます。
これまでの[宮澤・荒野]の、走力・スプリント・スピード不足に加え、プレー安定性問題が両選手共に有り、相手チームターゲットとされていたポジションでした。
今後体制は、候補者〜荒野・深井に、馬場・田中駿太・馬場・福森、そして駒井と小林が加わり、来年以降は、新規加入大卒組も参加しますが、この半年間は、このメンバーが対象でしょう。
ここは、有力候補序列が出来、駒井~(小林)~荒野・深井、~福森・馬場~(田中駿太・中村)~宮澤となり、この序列順に起用・構成が適正です。
最後に、守備ライン・CBは、
[岡村・田中駿太]の確定に、[中村]確定となります。そのバックアップが、福森~西野・岡田~宮澤、となる構成です。福森は、CBスタメンから外れ、ボランチ起用の可能性に変化する構成となります。

GKは、菅野~ソンユン育成継続~大谷~松原序列は変わりませんね。

全体像にしてみると、
   浅野・大森・(青木)         小柏・ゴニ
                        小林・(ミラン・出間・青木)
菅・青木・田中宏武         ルーカス・田中宏武・(浅野)
 荒野・深井・(福森・中村)     駒井・馬場・(田中駿太・小林)
      中村・(福森)      岡村(中村)       田中駿太(西野)
      菅野・ソンユン・(大谷・松原)

サブ:宮澤・西大伍・小野伸二
               、との新体制です。

いかがでしょう?!







   


posted by yuukun0617 |20:12 |