コンサドーレ札幌サポーターズブログ

スポンサーリンク

2023年07月03日

〜進化〜153)検証⁈コンサポジションと運動量の関係は!

____前試合は、
それまでの悪化試合内容からの脱却を果たす絶対要件〜[走力回復・基準ギリギリ達成]により、これから以降のスタンダード・基準を作る大切な試合となりました。
そこで、
コンササッカーの中、試合内容の出来・不出来の根幹である[走力]の現況、特に、ポジションと選手毎の現況について検証してみます。
「コンサでは、ポジション毎の走力格差、選手毎の差異、が有るのか?」との疑問への回答となりますね。
そこで、今シーズン・注目3試合を比較してみます。
当然、走力が成功し、コンサ快勝との試合が分かり易そうで、検証対象とします。
 それは、3/2・4節横浜FM[2-0・快勝]、5/6・12節FC東京[5-1・大勝]、そして、前試合・19節神戸[1-1・引分]の3試合です。
個別選手毎数値は、[走行距離km・スプリント回]ですし、途中交代選手*は、90分・フル出場想定に修正値です。

では、データ値記載です。縦項目がポジション毎、横項目が該当試合毎に記載です。
   4節横浜FM      12節FC東京  19節神戸        
   3/2・2ー0       5/6・5-1  7/1・1ー1        
RFW *小柏10.1・27 *小柏10.2・20 *浅野 9.9・15    
LFW *浅野10.8・11 *浅野10.4・17  *スパチ10.2・16   
T下  *小林9.9・22  *駒井11.2・ 7 駒井10.8・14   
RSH   金子9.5・21    金子9.8・24     金子9.7・17     
LSH   菅 10.6・17   菅 11・15 *ルーカス9.6・7    
RDM*宮澤10.8・ 9   荒野12.1・ 9    *宮澤10.6・11  
LDM  荒野11.9・10  *宮澤11.3・ 9     荒野11.6・10  
RCB 田中駿10.2・11田中駿10.4・11 田中駿10.0・17  
CCB   岡村  9.7・ 6岡村10.2・  9 岡村 9.9・  5  
LCB *福森10.1・10   *福森10.3・ 9     菅 10.2・14  
サブ組数値も加味が必要で、こちらも、90分・フルタイム調整の数値です。
サブ1 *馬場13.3・15*ルーカス12.4・21*中村13.2・18    
サブ2 *中島14.2・15  *小林14.2・26   *ゴニ18.0・10    
サブ3 *中村15.3・15  *馬場13.8・21   *深井16.5・38   
サブ4*ミラ12.3・33  *中村11.4・50   *小林16.5・  0    
サブ5 *西 12.3・ 0  *ミラ13.6・27
全体  112.5・149    115.8・144       111.9・121         
これらデータから、
ポジション毎必要数値は、
 走行距離km・スプリント回
RFW      10   ・ 15〜
LFW      10   ・ 15〜
T下       10    ・ 15〜
RSH       9.7  ・ 20〜
LSH       10   ・ 15〜
RDM      10   ・ 10〜
LDM      11    ・ 10〜
RCB      10    ・ 11〜
CCB      10    ・ 10〜
LCB       10    ・ 10〜
サブ  12〜 ・  20〜
全体  115   ・ 120〜
いかがですか?!
驚きのポイントは、
⑴全ポジションで、スタメン必要個別走行距離は、平均化しています!
[10km、スプリント10〜15回]が、その数値です。
可変システムやオールコートマンマークで、ポジション毎の格差は平均化されているためで、唯一「右サイド」ポジションのみ、より激しいスプリントが必要となっています。
 また、サブは、スタメン数値を大きく凌駕する、走行距離とスプリントが必要で、短時間・時間限定条件の上、局面や展開へ大きなインパクトを与える役目の途中投入が理由です。走力が劣るからサブでは無く、「より走れる選手で有る事は、絶対条件」です。
⑵個別選手で、その基準値大幅未達は、アンダーライン部分のみ[走る選手認識]の選手で、全体、驚くほど僅かです。
ベテランや走らない印象選手も、しっかりその責任を果たしていました。
確かに[スピード格差]は現存していますが、走行距離やスプリント数では、大きな格差は無かった事は、評価し直し、となります!
コンサには、「走れない」選手はおらず、それでも走力低下の場合は、「走らない・意識マインド」の問題です。
⑶スプリントでは、[20回以上]の、他選手を大きく凌駕する一部選手が存在していますね。この選手は、スピードも両立していて、チームストロングを構築する貴重な選手です。
小柏・小林・金子が、そのラインを超えていますね。
サブ組でも、ミラン・馬場・中村に深井の4選手が該当です。

この検証では、
目から鱗が落ちる様な、新たな発見が有りました。
特に、「全選手がチーム基準値の走力・スプリントを果たしている」事は、
「これまでの観察眼が偏見だった」と、再認識されるものでした。

どうでしょう?!
コンサ選手は、全員、凄いですね!

posted by yuukun0617 |08:21 |