コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2023年04月13日

〜進化〜84)⑦節時点、リーグ動向とコンサ状況⁈

 ⑦節まで、全チーム終了し、現時点各種データが公開され、その中から、極めて特徴的なリーグ動向を確認し、併せて、コンサ状況も点検します。
今回ポイントは、ハイプレスチームvsビルドアップチーム分析です。
 先ず、リーグ最大動向こそ、従来型[自陣待機(自陣まで相手攻撃到達)・ゾーン守備]⇒[相手陣を積極攻撃・ハイプレス守備]を取り入れた[相手陣深い位置でのボール奪取と相手攻撃パターン阻止]戦術+[従来型ゾーン守備]、への進化・変化です。
そのため、どのチームがハイプレス戦術を採用しているか、また、どのチームがハイプレスが狙うビルドアップチームかが、重要となります。
しかし、その内、ビルドアップ率は、シーズン進行の中、刻々と変化しているのですね。
現材の変化後の状況が、重要です。
では、最初に、そのデータを記載します。
項目は、
①ハイプレスチーム表示[ハイプH]・ショートカウンター値[ショート5%~*]
    vs
②ビルドアップチーム表示[ビルド30%~*]・成功率(同エリアパス成功率)・ロングパス(カウンター)数値[ロング10%~*]
を各チーム点検してみましょう。
        ①                                    ②
チーム ビルド・成功率・ロング  ハイプ・ショート
コンサ 34%*・71%・14%*         H     ・6%*
鹿島  24%    ・65%・15%*                ・8%*
浦和  33%*・80%・12%*        H      ・3%
柏   32%*・70%・13%*                 ・4%
FC東京  37%*・76%・11%*         H      ・5%*
川崎  26%    ・79%・ 9%             H     ・5%*
横浜FM  31%*・81%・10%            H      ・4%
横浜FC  32%*・78%・11%*         H      ・5%*
湘南  27%    ・67%・12%*        H      ・8%*
新潟  36%*・82%・  7%             H     ・3%
名古屋 33%*・76%・11%*                  ・7%*
京都  25%    ・67%・12%*                 ・6%*
G大阪 32%*・79%・   9%            H     ・3%
C大阪 37%*・79%・13%*                  ・4%
神戸  23%   ・67%・16%*         H      ・8%*
広島  24%   ・75%・12%*         H      ・8%*
福岡  24%   ・66%・15%*                  ・7%*
鳥栖  35%*・79%・ 9%             H      ・5%
これを纏めると、
⑴ビルドアップチーム(指数順);
 FC東京-C大阪-新潟-鳥栖-コンサ-名古屋-浦和-G大阪-柏-横浜FC -横浜FMの順で、
 ・高数値程、ハイプレス対策有効の弱点=ハイプレス対策必要です。
 このチームで、
 実際のビルドアップ(パス)成功率順=ハイプレス効果の少ない順は、
 新潟 -横浜FM -浦和-C大阪-G大阪-鳥栖-横浜FC-名古屋 -コンサ-柏の順となり、コンサはこの中でワースト2で、ビルドアップをハイプレスで制限されてしまっているチーム、だと証明されています。
 また、もう一つのハイプレス対策である、ロングカウンター(パス)順は、
 コンサ -C大阪-柏-浦和 -横浜FC -FC東京-名古屋と、ビルドアップ11チームの内、7チームのみ選択、
 横浜FM・新潟・G大阪・鳥栖は、選択していません。
 ※驚く事に、川崎が、ビルドアップ実行チームから漏れ落ちています!パス全体成功率も76%と、前年平均83%から、△7%の大幅ダウンで、完全にチーム内容は変質・悪化していますね。現在の低迷の根幹原因が、ここにあります。簡単に改善不可能な理由でもあり、現在低迷は更に継続する事必至です。
⑵ハイプレスチーム;
 コンサ・浦和・FC東京・川崎・横浜FM・横浜FC・湘南・新潟・G大阪・神戸・広島・鳥栖の12チームで、リーグ趨勢を構築しています。
 ・ショートカウンターに繋がっていると想定されるチーム順は、
  湘南-神戸-広島-コンサ-FC東京-鳥栖-横浜FC-川崎 の8チームで、コンサは4位、川崎は最下位8位。
  浦和・横浜FM・新潟・G大阪の4チームは、ショートカウンターは低レベルとの数値です。
  ※川崎や横浜FMの低率は、従来からの定番を覆す現在数値は驚きです。
   両チームが、今シーズン変質している証明数値です。
⑶ビルドアップやハイプレス以外も含めた全チーム数値からは、
 ・ロングカウンター順は、
  神戸-鹿島-福岡-コンサ-C大阪-柏-京都-浦和-広島-湘南-横浜FC-FC東京-名古屋-横浜FMの14チーム
  川崎・新潟・G大阪・鳥栖の4チームは、ロングカウンター僅か。
 ・ショートカウンター順は、
  鹿島-湘南-神戸-広島-名古屋-福岡-京都-コンサ-FC東京-横浜FC -川崎、の11チーム
  ハイプレスチームはそのボール奪取から、その他チームは、個別ボール奪取能力によるスタート。

対戦対策で、重要内容となるものですね。
次戦⑧節浦和は、
ビルドアップチームですが、通常ハイプレスでは「ボール保持力が高く」失わない、また、ロングパス・カウンターでの回避能力も高い、
一方で、ハイプレスチームですが、ショートカウンターに繋がる力は低く、ボール奪取能力・ショートカウンターコンビネーションに課題有り、
との姿となる数値で、現状課題・ストロングと符合しています。

コンサは、
ビルドアップチームで、相手ハイプレス対抗能力は低レベル、そのため、ロングパス・カウンターを多発させる、一方で、ハイプレスチームの中、ボール奪取からのショートカウンターチームで強力攻撃力、との証明数値、となります。

ハイプレスは益々主流として威力発揮、ハイプレスによる加算もあり、益々、リーグカウンター指向が強化されてい続ける、との動向です!

正に、コンサ追求と完全合致する、リーグ動向です!

posted by yuukun0617 |19:42 |