コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2023年04月09日

〜進化〜81)魂の勝利を成し遂げた勝利やった〜!ポイント分析

 今日のコンサは、故障離脱選手多数で、チーム総力は低下するも、現在、最高チーム力を全力発揮出来ましたね。【3-2】との試合結果は、コンサの全てを表現する得失点値で、その中で「勝利とする逞しさと能力」を表し、コンサ魂を示した形となりました。
3得点の得点力は、決定機前半10回・後半7回を構築し、更に加算すべき攻撃力を表し、2失点の守備力も、個々不足課題もあり、現在守備力を表しているもの。
現時点のチーム力は、対C大阪の様な「J1リーグ中核チーム」対戦で「3-2」勝利の試合結果が順当なレベル、との内容を表すもの、という事で、更に、攻撃課題改善による「得点増加」、守備課題改善による「失点減少」により、「複数得点差勝利=完勝」のチーム力レベルとなりますね。
「完勝」常態化は、もう少しだ、という事でもあります。

そんな中、我らがコンサが、本日試合で、最も顕著であり誇るべきは、
【勝利を目指す魂のプレー】でした。
プロ意識を問われる「集中力低下プレー」は完全に排除し、冷静判断・認識もあり、しかし、激しい闘志とファイト一杯で、何より、ミシャ三原則・第1・2原則「走る・闘う」で、C大阪を上回り、第3原則「適正ポジショニング」プレーを果たした試合でした。
問題視された「福森」も、サイドへのピンポイントフィードと、ピンポイントプレスキックのストロング全開で、「攻撃のキーとエンジン」を果たし、
また、コンサ・弱点とされ、各チームにターゲットとして狙われ続けられた「左サイドエリア守備とカバー」は、スピードと対人守備の「中村」で完封し、更に、「攻撃参加」で攻撃強化の大活躍としたものでした。
更に、攻撃陣[ゴニ・浅野2トップ、青木トップ下]型は、「浅野・小柏、小林」型とは、異なるストロングスタイルを確立しています。[ゴニのポストの強さ、闘志溢れるプレー、チームを牽引する力]と[浅野・青木」との親和性・相性の良さは、[激しいボール奪取と迫力のストロングスタイル]の小林型とは別のスタイル・パターンを獲得しました。
それ以外選手も全員「高いチーム連動意識・プレー」を実践し、全員「高評価」のプレーを実施しました。
少し残念だったのは、「中島・ミラン」のレベル不足で、未だまだ「成長必須」を証明してしまいました。

本日試合は、今後の基本スタイル・闘い方・戦略を示す「標準試合」を確立しました。大きな「分岐」を作った重要試合となりました。

因みに、「順位」9位へ上昇は、現時点では殆ど意味はありませんね。
「勝点9」に5チーム、「同8」に2、で、僅かの差・違いで「7位~13位」となるもので、さらに上位「同+4差=1勝程度」、下位「同3差・16位=1敗差」と、「5位~16位」までは「同一BOX圏」が、リーグ現状で、現時点では、「勝点」のみ重視で、「順位」は見ない事が良さそうですね。

最後に、本日・試合項目データ(速報値)は、
前後半推移で、
     コンサ       C大阪
    前半 後半 全体  前半 後半 全体
支配率 45 41 41  55 59 59%
走行距離57 57 114 56 56 112KM
スプリント 63 55 118 58 58 116回
ボール奪取35 37 72  26 34 60回
決定機数10  7 17   3  4  7回
シュート 6  5 11   8  4 12本
同枠内数 4  2  6   3  1  4本
枠内率 60 40 50  37 25 33%
得点   2  1  3   1  1  2点
決定率 33 20 27  12 25 16%
パス数 175  155 330  208 240  448本
成功率 69 65 65  75 75 75%
①支配率は、C大阪に、自陣低いDFラインのみボール保持を許し、ボール奪取位置を、C大阪ゴール前から、センターライン付近「35.6m」といつもより低下させ、C大阪陣を引き摺り出す事、「マンマークハイプレス]位置を細かく上下させ、【ボール奪取】と【上下・縦方向の揺さぶり】で、堅守・C大阪GK・DFを崩すトライをしました。
②走行距離・スプリントで、「拮抗・やや優位」で、「走り負け」を防ぎ、「適正ポジショニング」達成で「戦術上位置・プレー」を実現しました。
オールコートマンマークで、「ボール奪取勝ち」と圧勝しました。
③決定機構築数は、コンサ前半圧倒、後半も倍の優位で、支配率とは相違し、試合全体でコンサ支配・コントロールを果たしました。
④シュート精度は、枠内率・決定率共に、高率で、「高い決定力」を実現したものです。
 コンサシュート個別内容は、
 金子 シュート3 枠内2 得点2
 菅      2   1   0
 田中     1   1   1
 中村     1   1   0
 青木     1   1   0
 福森・浅野・ゴニは、
        1   0   0
 と、シューター8名、枠内率〇5名、課題×3名と、大きく改善です。
⑤パス数・成功率は、C大阪陣内をダイレクトに、縦へのチャレンジパスが多く、成功率低下で、パス連続が停止となり減少。更に、ビルドアップで、スピード攻撃で堅陣前のスペース状態へのチャレンジパス、また、C大阪ハイプレスを躱す狙いもあり、ビルドアップで、ショートパス減少・ミドルパスやロングパス増加とし、成功率低下・連続パス停止でパス数減少、となりました。攻守課題となる「パス数減少・成功率低下」ではありません。

ミシャ試合後コメントは、「事前想定・狙いが嵌った試合。守備の甘さは課題。日本では、勝勢となると守り切るとの監督が多いでしょうが、オシムの教えもありも、私は、FWを投入とするスタイルの監督です。」と、高らかに勝利を謳い上げたものでしたね。”ほんとに良い笑顔でしたね”

ここから、コンサの反攻・進撃を開始しましょう!

posted by yuukun0617 |21:28 |