コンサドーレ札幌サポーターズブログ

スポンサーリンク

2023年03月10日

〜進化〜58)大きな関門・④節横浜FM戦予想

さて、コンサもリーグ最後に本拠地入りとなり、今シーズン本格始動となります。
リーグ①②節に、ルヴァン杯GS①節の3試合は、未だキャンプ内の実戦試合として、
身体は、定例となる[札幌〜移動]の真逆方向で、ホームからアウェイ移動には慣れられず、その分負担増加、
心も、キャンプ意識のままで、シーズンスタート意識は、他チームとの比べものとならない、ホーム・アウェイ切り替えで出来ず、言わば「全試合・アウェイ意識のまま]で、シーズン中意識やモチベーションを作る事は困難、と心身共に、負担加算のままでした。
しかし、やっとキャンプ日程も、意識気分も、ホーム仕様・マイホーム意識となり、適切なペースが作れます。落ち着いて、じっくり、シーズンを前進出来る事となりました。

しかし、次戦④節横浜FMは、15位のコンサに、「下位低迷からの脱出」への大きな関門・壁となります。
リーグ最強チームの一つとの対戦を予想・検討してみましょう。

1.対戦チーム「横浜FM」現況
ここ3シーズン、川崎と2強を争って来た[リーグ最強チーム]の横浜FMの現況・今シーズン出だしは、
直近順位  勝点  勝  分 負 得点 失点 得失差
1 神戸   9 3   0  0     8    1      7
2 横浜FM 7 2   1   0     5    2      3
3 鹿島   6 2   0   1  6    3      3
4 福岡   6 2   0   1     3    2      1
5 名古屋  6    2   0   1  2    1      1
6 湘南   5    1   2   0     8    4      4
7 新潟   5    1   2   0     6    5      1
この戦績表の驚きは、
・川崎が上位争いから消えた・離脱
・最多得点は、神戸で、昨年断トツトップ横浜FMは5位も、失点減少で順位2位
・神戸、福岡、湘南、新潟の大躍進と、鹿島の安定性は、福岡以外は[得点力]によるもので、「攻撃優位」がリーグ上位への道、とのリーグ動向、
特に、上位争いは[引き分け]数が無く(少なく)、勝利数=勝点3獲得を競う、との動向が顕著、
ですね。
横浜FMに絞ると、
圧倒的な得点力はかなり低下し、その分失点減少と「攻守バランス型」で、現在の2位となる現状ですね。
その原因は、
①選手層変化とその影響
マスカット監督3年目で、前年度MVP岩田、連続2ケタ得点レオ・セアラ、2019年MVP仲川流出は、有望若手の植中・井上・山根・角田と、宮市亮復帰・2年目ヤン・マテウス、新加入上島に期待と、不安定感有り。前線の薄さがポイント、との事でしたが、前線は、あのロペス・エウベル・水沼・西村の固定定番となりましたが、そこへのロングパスワーク・クロスの質が昨年より低下し、結果として、前線4枚と、中盤・守備ラインとの繋がり部分、喜田・渡辺・CBからの縦パス・有効パスの問題です。
更に、チーム看板の「ハイプレス」が縮小し、ストロングだった「前線でのボール奪取からのショートカウンター得点」が減少した、前線からの守備の低下です。それは、それまでのボール奪取者だった「仲川離脱・エウベル・西村の大幅減少」の個別選手によるものです。M・ジュニオールの出遅れ・Aロペスの守備力の弱さも、大きいです。
②マスカット監督の独自色拡大
前監督・ポステコグルーの3年でチームスタイル確立し、2021から引き継いだ現マスカット監督は、2年間はそのスタイルと戦略を継続し、昨年遂に優勝獲得となり、今シーズンから「独自色拡大」となりました。
コンサ同様、【攻撃的守備と一体となった攻撃】の「超攻撃型戦略」から、「前線守備の得意な選手流出と離脱」も契機・切っ掛けとなり、「攻守バランス傾向」への補正、となり、試合での「極端なまで徹底した、ハイプレス時間帯」が大幅減少、その際、「前線4枚」と「中盤・守備ライン」との距離感が発生し、時に「スペース・エリア」も生まれる場面も出てきました。

当然、選手層は「代表と代表クラスに、期待の若手起用」となり、大きな成長を期待する「伸び白」と、やや不安定さが同居です。

この様に、昨シーズンまでの【絶対魔王・的な最強チーム】からは、変化し、「弱点・攻略方法」も出て来て対戦強度は、やや低下となっています。
 そんな、現時点での、横浜FM対戦対策は、
⑴ハイプレス徹底による「横浜FMビルドアップ」を阻止・制約し、守備ライン・中盤からの「有効パス」を制約する、
⑵横浜FM・CB2枚を狙い、[ハイプレス]を徹底し、「ミスパス誘発・直接チャージで」ボール奪取からのショートカウンター回数を増加させる、
⑶スピードとコンビネーション、連続サイドチェンジで、サイド・DF裏スペースからのクロス突破とカットイン・ドリブル突破、中央突破で、「堅陣」を揺さぶり、ギャップ・スペースを作り出し、多数回決定機を作る、
⑷コンパクト陣形で、相手陣へ前進し、適正な選手距離間とポジショニングを取りますが、横浜FMのボール奪取からのスピードカウンターのリスク想定し、常時、最終ラインに2枚ケア+GKカバーで準備、
が標準対策です。
「ハイプレス」チームとの対戦は、「戦績低下と成り勝ち」との今シーズンです。

2.コンサ 対戦対策~戦術・試合展開・メンバー予想
[対戦ポイント]
 コンサの"肝・成否"こそ、前③節新潟戦で復活した[走量とスピード]で、全ての根幹です。
「前後半・走行距離60km(@6km×10名)越えの全体120km以上、スプリント数90回(@9回×10名)全体180回(前年平均168回)」が、絶対条件で、
そこが無いと、リーグ①②節と同様の戦術崩壊状態と大敗必至ですが、
その条件クリアーからは、ポジション適正ー適正選手距離ーパス高精度成功率ーパス数必要数クリアー戦術機能ーマンマークプレスで、ハイプレスの前線から中盤、守備ラインまで、オールコートでマンマークプレスで、ボール奪取ーそこから、長短カウンターーコンビネーションで、多彩多様パスサッカーが機能します。
懸命に、真摯に、無駄も惜しまない選手のみが、試合起用資格を得た選手で、その選手以外排除を徹底です。
[対戦戦術]
 コンサは、定番スタイル[オールコートマンマークプレス・マンマーク型ハイプレス]の攻撃型守備で、横浜FMのビルドアップを狙い、ボール奪取から、ショートカウンター、ロングカウンターを発揮となり、多彩多様パターン攻撃で、多数決定機数を確保し、複数得点を果たします。
昨年パフォーマンス復活で、横浜FMビルドアップ阻止、オールコートでタイト守備を全時間継続する、高く、強い意志と意識選手のみ起用が絶対条件となります。
[想定試合展開]
試合スタートから、ハイプレスとそこからのショートカウンター勝負となり、激しい攻守切り替え勝負で、決定機とシュート・得点獲得勝負を目指します。そのキー・決め手こそが、[走量・スピード復活の再現]で、ポジショニング・選手距離・パス精度と数の適正化から、コンサ戦術が強度高く実現し、複数得点獲得勝負となります。そこまで高い次元・状況での決め手は、[シュート決定力]で、両チーム共に[シュート決定力勝負]となりますが、高い決定力の[ロペスもエアベルも西村]も居ないコンサは、[決定機数]で大きく上回る事が、必須です。
前半で、複数得点勝負、後半は、得点勝負となり、試合全体では、[勝利]には[3得点獲得は絶対条件]です。 想定試合結果は、勝点獲得となる、【 3-2】を目指し、【3-3】引き分けも想定するものです。
[試合起用メンバー]
(スタメン)
        ゴニ
     青木    小柏
   菅  宮澤  馬場  金子
     福森 岡村 田中駿
       ソンユン
(サブ) 
   小林、中村、浅野、荒野、チェック、中島
   大谷
  ✳︎中村は、運動量と攻撃力で、福森越えですが、
   プレスキッカー小林とセット起用ですね。
   本当は、本ブログ一押し選手でも有り、先発期待ですが。
  ✳︎ゴニの代替交代FWは、中島しか居ないですが、
   大森復活時期では逆転しそう。
   ミランは、鳥栖戦でのプレーで、
   意識・姿勢の前提部分から期待外れでしたね。起用序列は「欄外」にまで低下。
   大森の早期合流を期するものです。
  ✳︎小柏と青木、浅野のスピードスターが、ヒーロー候補と想定です!

 次戦は、最強チーム対戦で、ホーム試合での連敗はあり得ませんね。
 コンサは、渾身の力、全力発揮、全身全霊のハートを込めた闘いを、
 選手、スタッフ、そして全サポーターに求められる試合です。
 全サポーターの総力を、ドームに集中し、この激戦を勝ち取りましょう!

posted by yuukun0617 |12:11 |