コンサドーレ札幌サポーターズブログ

スポンサーリンク

2023年03月05日

〜進化〜52)リーグ序盤戦動向判明!

J1リーグは3節まで進行し、リーグ序盤戦の動向が明らかになって来ました。
それは、ズバリ、[得点重視型]>[失点重視型]と、
[攻撃・多数得点力]が、上位への必須条件・「道」となり、
[守備・失点減少型]は、極めて困難となる、
との図式です。
順位・チーム・戦績・得点と失点と得失差の一覧では、
順位チーム  勝点 勝   分   負 得点  失点 得失差
1	神戸   9      3     0    0      8       1       7
2	横浜FM 7      2     1     0      5       2       3
3	鹿島   6      2     0    1       6       3       3
4	福岡   6      2     0    1       3       2       1
5	名古屋  6      2     0    1       2        1       1
6	湘南   5      1      2    0      8        4      4
7	新潟   5      1      2    0      6        5      1
8	川崎   4      1      1     1      4       4       0
9	FC東京 4      1      1     1      3       3       0
10	鳥栖   4      1      1     1      3       6      -3
11	京都   3      1      0     2     2       3       -1
12	浦和   3      1      0     2     2       5       -3
13	柏    2      0      2     1     3       4        -1
14	広島   2      0      2     1     2       3        -1
15	コンサ  2      0      2     1     3        5       -2
16	G大阪  2       0      2     1     3       7       -4
17	C大阪  1        0      1     2     4      6       -2
18	横浜FC 1       0      1     2     3       6      -3

この戦績表からは、
⑴先ず、今シーズン[堅守主導・速攻型チーム]は、名古屋の1チームだけとなりました。
永年サッカーの基本戦略として、チーム作りの根幹として聖域化されて来た戦略が変更されているものです。
遂にJリーグも、J1では、[守備主導=勝点1以上戦略]は過去形とし、[攻撃主導・積極型=勝点3狙い戦略]が、大勢となりました。セリアAの[守備主導]カテナチオ戦略が故に、世界トップリーグから転落、リーガやプレミア、ブンデス・リーグアンが4大リーグとなった主因の、[攻撃型戦術・勝利勝点3奪取戦略]の趨勢は、今シーズンのJ1リーグにやっと反映!、と言う事です。
名古屋が敢えて基本的・戦術としている理由は、監督長谷川健太の戦術能力の限界、と言う事では無く、長谷川監督は過去FC東京では、ハイプレスやポジショナルサッカーの一部実施トライも有り、現代サッカースタイルも周知していますが、名古屋では、主力選手の入れ替わりが多数で、個々能力主体型選手が多く、選手構成に合わせると、基本形でのチーム形成が、「手早く、容易、確実」との判断でしょう。いずれ、得点力不足改善として、「積極型守備のハイプレス、ビルドアップ型パスサッカー」へもシフトチェンジして来るものと推測します。
⑵上位〜中位(7位新潟まで勝点5以上)のチームは、名古屋以外の6チームが、
[得点数主導型=攻撃型]チームで、
5〜8得点=[平均2得点/試合]を実現したチームのみですし、その得点数が、下位チームとの分岐・分かれ道となりました。
更に、上位順位は、攻撃主導により、守備時間と回数減少となり、失点減少の成功度で、分岐しています。
しかし、決して[守備主導]では無く、[攻撃最優先]による、副次効果で、[積極型守備=ハイプレス]は、上位の絶対条件となりました。
⑶下位チームは、「守備崩壊が原因」との理解・把握は、実は大きな間違いですね。その見方・把握は、その後の、正しい改善、挽回を阻害するものとなり兼ねません。
では、本質は[攻撃力不足]が原因で、現状リーグ動向に連動・追随出来ない、置いてかれる、と言う事となる訳です。
攻撃力不足=[攻撃回数・時間の減少]は、そのまま[相手攻撃・自陣守備の回数・時間]増加となり、当然[失点機会・リスク増大から、失点多数]となります。その「攻撃力の高低、失点の高低で、下位順位が決定」している、と言う事です。ミシャ思想[攻撃こそが最大の防御]の真髄は、下位グループだけで無く、上位チームを筆頭に、リーグに浸透したとの状況です。横浜FMはその典型スタイルです。
 さて、攻撃力不足の原因となると、各チーム事情で差が出てきます。
 コンサは、運動量不足が最大原因で、そのため、適正ポジショニング・選手距離・パス交換やコンビネーション失敗が、試合で現象・現実化し、ミスプレーにより、攻守の本来力が不発となったものでした。
 他方、選手層問題チームも多く、選手入れ替えが多数となったチームは、新加入選手たちの戦術理解と実践プレーでの問題となり、得点獲得失敗となった、多くの原因でした。
さすがに、弱体選手層=全体潜在能力が問題、とのチームは有りませんね。戦略とその実現のための攻撃力の実現課題の成否が、順位を決定付けた、とのリーグ動向です。

この「攻撃最優先戦略」リーグ動向は、勝点推移では、「負けない戦略・勝点1」差での僅か変動に比べると、より大きな勝点「3」差で上下する事から、順位変動は激しくなります。
連勝すれば、一挙に順位アップとなり、連敗では、一気に追い抜かれる、との展開ですね。
そのため、シーズン中盤までは、ひたすらに、勝点3・勝利数増加・上積みを狙うのが、相当となります。
コンサも、連勝を目指し、現時点で最重要ポイントが、[連勝可能なチーム力整備と確立]で、試合結果を狙うための戦略・選手起用・戦術は、不要、と言うより害となります。
コンサの[連勝可能チーム力]=多数選手が一体・主力サブの隔りも無く、統一戦術、その実現のための統一プレー、その大前提の走る・闘う・規律を守る三原則の意識統一と実践徹底で、球際・スピード・ポジショニングで優位となり、多彩多様パターン攻撃での多数決定機構築との攻撃力です。
ぶれずに、真っしぐらに、真摯懸命に、全員一体で追求する事です!

リーグ動向とその中のコンサでした!




posted by yuukun0617 |13:32 |