コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2023年02月18日

~進化~40)シーズン開幕戦・最低状況の中「勝点1獲得」成功

我らがコンサの2023シーズン開幕戦は、
優勝候補「広島」相手に、アウェー「勝点1」獲得・引き分け試合で幕開けでした。
この結果とその試合内容に「満足出来ない方々」も多数となっていますが、
冷静・客観的には、
シーズン準備前・キャンプTM6試合に、J2チームも含め、全敗・大量失点敗戦との「チーム形成度」で、ミシャ監督コメント「キャンプで、インフルエンザ複数と故障離脱複数発生で、想定のトレーニング内容と結果は得られなかった。戦術・チーム形成は未完成。」通りの、「ここ数年で最低レベルキャンプ結果」との客観状況からは、
開幕戦のコンサは、「想定していた通りのプレー内容とレベル」で、寧ろ、「そんな最低状況の中、無失点で広島シュートを阻止し続け、無失点とした原因こそが、『選手の身体を張ったシュートブロックと、スーパーセーブ連発の菅野多数スーパーファインプレー』の気持ち・ハートプレーによるもの」という事で、
ミシャの試合後コメント「選手は皆、『走る・闘う・規律を守る』の試合三原則をやり抜き、勝ち取った勝点1で、満足するもの」は、決して「負け惜しみや嫌味では無く」、本心からの発言、でした。

ミシャ監督は、確かに「夢観る夢想家」の面も大きいですが、
同時に、「リアリスト・現実主義者」でもあります。
その面から、現在、緊急事態対応として「当面の試合戦略」を変更展開、に移行していると推測します。

それは、
①今シーズン・事前キャンプでの「走るトレーニング量」のバランス失敗から、
・「直接故障個所」発生と、
・体力低下も大きく関連した「インフルエンザ」で、
複数人、断続離脱が多数となり、
計画・事前想定していた「全員・共同トレーニングも僅か」しか実施出来ず、「高度戦術を謳う」コンサ・ミシャの根幹となる「戦術トレーニング徹底」の量と質の両方を欠き、
シーズン開幕前に「チーム完成」には程遠い、「最低チーム状況」を産んでしまった。
②そのため「開幕戦から当面期間」は、
③「本来チーム戦力には大きく乖離・未達」の現状認識の上、
④「泥臭く・可能な戦術とプレー」により、実戦試合実施・やり抜くものとし、
⑤「出場選手全員の現在値を総合・総動員し、魂と根性の試合で『勝点』獲得を継続する、
⑥「当面期間」は、「戦術トレーニング量により、チーム本来・想定レベルの『プレー内容とパフォーマンス』のチーム力回復・復活を果たすまで」となります。
・実際、明日・非公開TMも、緊急対応として「主力・サブ全体の戦術プレーとパフォーマンス・威力獲得」を目指すものですし、
・3月上旬まで延長とした「第2次熊本キャンプ」の延長理由そのもので、【2月内チーム力大幅アップ・J1レベル達成】を意図していると推測します。
・キャンプ形式は、選手フィジカルコンディションの正確な把握と管理・コントロールに効果が高いですし、その中、「徹底した戦術トレーニング」の量と質も上昇出来るものですね。
⑦その「当面期間」の実戦試合は、本日・開幕戦、次戦・神戸戦の2試合のみで、次戦は、「戦術本来レベル回復度合い」をテストする試合ともなるもの、です。次戦・神戸戦も「戦術プレーレベルは本来レベル未達」と推測されますが、本日・開幕戦よりは、改善・向上しているもの、と推測します。

本日試合の「実像」はこれでしょう?!

では、具体的な内容・ポイントを記載しましょう。
1.試合(速報)内容・スタッツ確認
前・後半の時間推移で、項目別に記載です。
     コンサ        広島    【コンサプレー
                        レベル】1〜5
    前半 後半  全体  前半 後半  全体  
支配率 53 55  54  47 45  46%   2
走行距離53 53 106  53 54 107km  2
スプリント数92 85 177  86 109    195回   2
決定機数 1  2   3   6  6  12回   1
シュート  1  4   5   7  7  14本   1
枠内数  0  0   0   2  3   5本   1
パス数 233  204 437  211 164 375本   2
成功率 71  69  70  67 61  64%   1

※前半は広島完勝・コンサはゲーム不成立、後半も[走る・闘う]広島に劣後、最終盤時間帯10分のみしか、通用せず
※コンサは、全内容で、プレー内容と質が、レベル1と2で、下位カテゴリーレベルにも未達のプレー。パスサッカー不成立の数と成功率・精度。

個別選手別シュート内容
   シュート-枠内-得点  
   前半  後半 全体
青木 1-0-0 1-0-0 2-0-0
菅  0-0-0 1-0-0 1-0-0
ゴニ 0-0-0 1-0-0 1-0-0
小林  -  1-0-0 1-0-0
※数も質も最低で、これでは「得点獲得極めて困難」しか無い。

2.コンサ試合ポイント
①チーム特徴・戦術の攻撃型守備「マンマーク」は、「ハイプレス・前線」は僅か1・2回、「オールコート」はゼロで、実施していない。
大半は、ボールロストから「自陣ブロック・ゾーン風」自陣守備で、攻撃への切り替えは、自陣深くからのみ。
②「自陣からのビルドアップ」を放棄し、前線・サイドへのロングボール・放り込みに終始。ビルドアップの全体前進攻撃は、後半試合終了時間帯のみ。
③「パス精度」酷いレベルで、連続パスも「2~3本目でミスパスとパスカットでのロスト」だらけ。「コンビネーション破綻・ゲームメーク不能」で、放り込み型攻撃しか選択肢が消失。その原因の大半が「受け手のポジショニング(パス出し先作りのポジション移動)の完全減少」で、これは、カバーも含め、「運動量・スプリント数の少なさ」が原因。
~「コンビネーション・トレーニングの量の不足」で、「必要な動き出し・オフザプレーの絶対手量の不足」です。最早、コンサは「パスサッカーチーム」から脱落状態。
④スタメンチームは「完全に運動量・集中と意識・プレー予測・戦術プレーの不足」で、選手選抜の失敗です。
・宮澤・荒野ボランチで、「オールコートマンマーク」は、能力的に無理で、「中盤喪失・ボール奪取能力喪失」で、チームプレー崩壊の主犯。
・福森「ポジショニング」ミスだらけ・予測無しのプレーでボールロストと相手ボール回し「エリア」狙い、更に「福森からのゲームメーク・右サイドへのロングパスを阻止」し、「素早い寄席に極めて脆弱」とのウィークを狙われ、「ボールを付ける」事も不能となり、「存在喪失・選手無効化」状態。
・金子シャドーも「ミスパス」だらけで、攻撃の繋ぎに悉く失敗し、コンサ攻撃停止原因。
⑤後半途中からの「交代選手メンバー」の方が、「より良いプレー内容」
⑥次戦・スタメン起用は、

      ゴニ
   青木    小林
 菅  馬場  荒野  金子
   中村 岡村 田中駿汰
     ソンユン

  に変更が適正。 宮澤・福森の「攻守不安定プレー」は当面回避です。
菅野は、次戦・休養ガテラの「サブ」配置。
中島起用は、徐々に時間延長で「次戦は、70分~終戦までの20分」、爆発的プレーは、強烈で・威力一杯です。

但し、ストロング直結の「小柏・ルーカス」の実戦復帰可能なら、
シャドー;小柏、ボランチ;荒野を外し小林、
左サイド;ルーカス、菅はサブ、です。
  

posted by yuukun0617 |22:36 |