コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2022年07月31日

〜進化〜136)6試合12勝点は根拠無い目標を証明!名古屋戦分析⁈

ミシャは、何の根拠で、シーズン実績を遥かに超えた、各試合戦績目標[これから6試合で12勝点獲得]を打ち出したのでしょう?
昨日、名古屋戦で、その答えが明確に、露呈されました。
答えは、、、【根拠の無い・無謀な夢見る目標=希望的観測】だと言う事、、=現実極めて不可能!と言う事でした。特出の即戦力の新戦力は無く、戦術改良も無く、長年重大課題も改善せず、唯一、フィジカルコンディションの改善を目指すも、その結果は、主力・中心選手の新たなコロナ感染と故障者発生で、更に悪化も有り、普段のトレーニングメニューを僅かな量実施のみとなり、そんな低内容・低レベル中断2週間では[大きな戦力改善ゼロ]で、根拠の「こ」の字も無い状態。
ミシャは、そんな体たらくを分かっていて、陰ぺい糊塗する、新試合目標発言で、その内容と実態を熟知する全選手は、唖然として受け止めるしか無い[精神論・封建的発言]としか、受け止められない事だったでしょうが、昨日実戦で、全て暴露されてしまい、一気に危機的状況は悪化してしまいました。

昨日の名古屋パフォーマンスは、新加入選手をトレーニング不足で実戦した事から、事前に長谷川健太監督も指摘していた[戦術連携ぶっつけ本番の低レベル]となり、本来の高い個別選手能力は、所々で発揮されていたレベルで、本来名古屋パフォーマンスの70%程度でした。
しかし、対するコンサは、
①ベテラン宮澤CBで最後尾ディフェンスラインとビルドアップの安定性となる所の筈が、
名古屋の甘いハイプレスにも拘らず、遅い判断とプレー・パス回しで、追い回され、「コンサ式」の最前線ポストへのロングパスの展開も、高さ・空中戦不足の興梠では封じられ、結果、苦し紛れのアバウトパスや、名古屋中盤の寄せでパスコースも無いボランチへのパスで、ボールロストを繰り返し、コンサのゲームメークは、中盤で阻止され続け、
②試合開始から終了まで、走行距離(量)は劣後、スプリントは完敗で、[完全な走り負け]=ミシャ試合三原則「走る・闘う」を喪失、
③戦術プレー=そのためのポジショニング←走力とスプリントが、不足しては、想定通りプレーにはなりませんでした。
④それでも、名古屋の強い寄せは、レオシルバ・稲垣・藤井・マテウス・永井に限定され、それ以外選手は普通レベルで、選手毎のバラツキがあり、試合途中から、パフォーマンスダウン選手が多発し、コンサの戦術プレーも通る機会が増え、前半飲水タイム〜ハーフタイムは、コンサが盛り返し、先制獲得、更に追加点可能タイムとなるも、コンサのシュート精度・内容は向上していたが、名古屋GKランゲラックの美技で追加点阻止となり、後々、試合未勝利に繋がるポイントとなりました。
⑤しかし、後半開始直後から、名古屋の選手間バラツキは完全修正され、走力もアップし、逆に、コンサは、選手意識低下と走力急激ダウンで、戦術は破綻、名古屋に完全支配される展開となり、同点〜逆転を許し、〜更にダメ押し追加点寸前を継続され、偶々の、聖地厚別効果・ラストワンチャンスに、ラッキー同点弾奪取となる、完全敗戦試合を、引き分けに拾った、最低試合内容・引き分け結果、となりました。

試合後ミシャは、報道陣の前、サポーターのカメラの前に立つ事を拒否し、超異例の緊急ミーティング。
「試合中、なかなかうまくいかない時間帯にベンチに向かってイラだちを態度で示した選手がいたからだった。ミーティングでの同監督の様子は、参加した選手の目には『怒っていたというより、少し悲しんでいた』との事。」闘う姿勢と意識を再確認しなければならない事態に陥ったもの。

これだけ戦績低迷となれば、[チーム危機=自らのコンサ選手人生の危機=これからの人生設計の危機]となり、不安と不信も当然。選手の中、声が上がるのは当たり前。
問題は、「その真剣な声にどう応えるのか」が、[選手のチームへの信頼と忠誠心に直結する]事で、チーム運営とこれからの挽回のためには、最重要課題です。

チームのガタつきは、遂にここまで波及してしまった、と言う事。
その実例が、途中交代された、中島・ミランで、戦術プレー・ポジショニングをしばしば無視し、マーキング外し・強度低下を招き、チーム戦術破綻を招く元凶となり、それこそ、ミシャ激怒レベルで、戦術理解の低さを実戦で露呈し、監督理解認識に刷り込まれました。その結果は、これからの起用順位は、サブ外の、低順位必至です。自己中の理解は、チーム連携と戦術を崩壊させ、ミシャ試合三原則の「規律を守るプレーに徹する」への違反となり、当然、試合出場は遥か遠くとなり、成長停滞もなります。
ミランは、このままなら、シーズン終了後契約非更新しかありませんし、中島も、レンタル移籍候補で、チーム離脱覚悟となります。

これだけのチーム崩壊は、コロナや過酷日程による故障離脱多発と、理由付けられそうですが、全チーム共通で、コンサ特有事項でも、原因でもありません。
他チームと、これだけ激しく乖離・戦力差を招いたのは、チームの課題改善力・その適正改善策立案力の、指導陣の課題改善能力=指導陣、特にコーチ陣能力、の差、しかありません。
今シーズンの最大ポイントは、
チーム毎の 課題改善能力〜問題点把握分析力と最適改善策立案力、最適改善策の実行力、であり、その良否が、そのままチーム戦力となり、戦績となったシーズンだ、と言う点です。
そして、コンサは最低課題改善能力しか無く、今シーズン初めに発生した、ノノ社長・四方田ヘッド・長嶺コーチ、3人の流出を、そのまま改善・穴埋めもせず、極端に低下したままで、シーズン展開した事が全てで、【長年、改善努力を一切放棄して放ったらかしにした・シュート改善放棄のツケ】と言う事ですね。

次戦は、これからの対戦チームで、降格圏争いに打ち勝ち、J1残留を果たすため、絶対勝利獲得を計算しなければならない3チームの一つ〜湘南戦です。しかし、今のコンサ戦力・パフォーマンスでは、勝利へ、全く程遠いパフォーマンスしかありません。
札幌・厚別でも、熱さで動けなかったチームが、次戦・湘南地方の灼熱環境の中で、動ける訳も無く、昨日より更に悪化のパフォーマンス必至では、勝利は極めて不可能に近く、降格圏離脱勝点への積み上げに失敗し、降格となってしまいます。

昨日の試合速報スタッツを記載しましょう。
試合時間帯の推移が明白となっています。
いつも通り、時間帯推移で記載し、①試合開始〜前半飲水T、②飲水T〜HTハーフタイム、③HT〜後半飲水T、④後半飲水T〜試合終了、⑤合計です。
       コンサ        名古屋
       ①  ②  ③  ④   ⑤    ①  ②  ③  ④   ⑤
支配率  52 49 44 45   45    48  51  56  55   55%
走行距離 25  29  24  30  108    25  29  24  38  110km
スプリント数 47  25  36  37  155    53  36  38  57  184回
決定機数 2  4 2  1   9   1 1 5 3 10回
シュート  1  4 0  2  7    4 4 4 2 14本
同枠内数 1  3 0  1  5   1 1 2 1   5本
枠内率  100  66  - 50   61    25  25  50  50   33%
得点      0 1 0 1   2    0 0 2 0   2点
パス数  122 107 180  94  380   106 129  98 162   448本 
同成功率 85 83 81 78  78    76  80  81  80    80%
    
※1 ボール支配率は、事前想定のコンサ圧倒とは真逆で、支配失敗。その理由が、パス成功率の転落=バスミス多発→パス数激減で、今シーズン最低のパス数で、「パスサッカー失敗」となり、ビルドアップ失敗・ゲームメイク失敗→決定機数激減=シュート数激減の「攻撃停止・失敗」となった数値です。
※2 走力~やや走行距離劣後=戦術ポジショニング不成立。スプリント名古屋に圧倒され=球際強度・ボール奪取失敗・・ハイプレス失敗→ショートカウンター攻撃激減・決定機激減、と攻撃型守備の破綻を証明する基礎数値です。
※3 決定機回数は、意外に均衡・枠内数同数でしたが、名古屋の「戦術・連携の低レベル」による相手エラー原因で、コンサパフォーマンスによる守備は皆無によるもの、でした。
※4 今回試合で、唯一の収穫・評価ポイントが、「枠内シュート率の大幅改善」で、暫く続けている「全体シュートトレーニングの効果・改善成果」が出ています。今のコンサは、漸く、長年の最重大課題「シュート決定力改善・プレーレベル改善」のトレーニングによる成果が出始め、〈「決定機数」増加=獲得得点増加〉公式が作動し、【大量得点勝ち】の試合パターンを持てるようになります。
昨日の引き分け試合は、今シーズン最低試合内容でしたが、コンサ挽回・急上昇の切っ掛けを掴んだ試合!! となった、、カモ、いや! 成った!と実感します。

その証明となる、コンサ選手別シュート内容一覧を記載します。
選手  シュート数 枠内数 枠内率  得点
青木   3 本   2本   66% 1点
田中駿汰 1     1    100  0
深井    1     1    100  1
興梠    1     1    100  0
荒野    1     0      0  0

※1 シューター選手数は、今シーズン最小の5選手のみ、決定機激減が原因で、シュート意識の低さ・勇気不足ではありません
※2 枠内率は、荒野以外80%の選手が「極めて高いレベル」に到達していますし、得点シュートは、沈着冷静・適正判断による「ハイレベルシュートプレー」を実現、得点阻止も「名古屋GKランゲラックのスーパーセーブによるもの」で、普通レベルGKなら、得点獲得となる「最適シュートプレー」の内容でした。幸運だけなら、こんなに複数選手が同時に良くなる事などあり得ませんね。間違いなく「80%選手のシュートプレーは大きくレベルアップしている」との事実を証明する数値です。

如何ですか?
最悪な試合内容を悲観する中でも【確実にこの苦境脱出の糸口・打開は始まりました】。

次戦まで、メンタル改善、「走り闘う」メンタルとパフォーマンスを回復し、離脱組・新戦力組も加算し、戦力立て直しから、挽回・急上昇の開始を始めましょう!!

ここからこそ、勝負の時!


posted by yuukun0617 |14:13 |