コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2021年08月29日

〜進化〜104)想定通り試合の意味⁈

試合後評価は、
コンサの強力攻撃への評価の上で、
川崎のフィジカル低下現況の中、コンサ強力攻撃への強力な対策力による勝利獲得の力、
との評価内容のリリースが多数となっていますね。
詰まりは、"川崎の想定通り勝利"との結論。
前試合・名古屋戦では、フィッツデンカ監督や選手から"完全想定試合による完勝"との自己評価と、マスコミ等コメントリリースで、
2試合連続[相手想定試合(コンサは敗戦)]となりました。
これこそが、<チーム戦力差>との結論付け、もその通りですが、
それでは、対戦前に試合結果が決定済、となってしまいます。
試合では、選手のメンタル強弱、特に、集中度と球際勝負意識、走力勝負、コーチングや状況判断の適否、サポーターのバックアップ力、が加算され、一番大きな要素が、その場・ピッチでの戦術効果勝負となります。
昨日対戦では、川崎とコンサ選手の対比で、殆どの項目で、川崎選手の優位となり、シュート決定力の差だけで無く、選手メンタルでも、川崎の事前想定通り、川崎が勝った、との内容でした。
 事前ブログでは、
リーグ最強チーム・川崎との対戦にて、
コンサの戦力〜戦術強度・個々選手の能力とプレーレベル・フィジカルレベル・選手メンタルを測る試合、チーム弱点の課題化とその克服・改善、現状戦力値 との試合意味・価値としましたが、
そのテスト結果は、
①<選手集中不足>(高嶺予測レベル・荒野ボールウォッチャー欠点露呈周囲相手選手確認欠落)との「個の能力不足」のチーム守備を崩されたものでは無い「易い2失点」、
②<相手予測を外す、工夫やより速く強いプレー不足>、
③<プレー不安・躊躇で、持ち過ぎやバックプレー指向の、勇気と決断の不足><後半飲水T後、プレー意欲と走力急落の意識弱体化>と、
リーグ上位チームでは、絶無とされ、仮にそんなプレーや選手は、直ちに排斥されるレベルの3課題点は、コンサの戦力の現況だ!と言う事でした。

チーム創成期や弱小レベルでは、チームのストロングポイントや長所に焦点が当たりますが、中位から上位への過程では、チーム弱点の課題化とその克服・改善、現状戦力値となり、
上位到達では、弱点消失とストロングのより強化・ストロング化で、他チームに圧倒的優位を確立、が過程です。

コンサのリーグトップレベルのゲームメーク・決定機構築力は、既に他チームからもしっかり認知され、各種対策準備は必須、とのレベルですが、
これだけを言い続けても、戦績・勝利に直結はあり得ません。
コンサは、現在、中位から上位を目指すベクトルの中に居ますね!
だとしたら、ストロングで甘んじる訳、日々では無く、
【チーム弱点の課題化とその克服・改善、現状戦力値】です。
[シュート精度のリーグ最低レベル]
[フィジカル〜走力と持久力とスピードはリーグ並みレベルしか無く、戦術最適レベルに大きく未達]
[選手メンタルレベルのバラツキ]戦術遵守、集中力、闘争心、連携意識
は、即座に、真剣必死に改善着手の課題です。

金子の焦りや阻止経験累積からの勇気や勝負魂の弱さ、
荒野の、プレー後ランニング忘失・サボりと、スペース意識欠如、プレー集中バラつき、
全シューターの、
シュート選択意識、
シュート冷静プレーで「枠内のポイントターゲットへのシュート意識」「GKの居ないポイント・タイミング狙い」意識、
で決定力は直ちに改善の途となります。
チーム全体で、徹底トレーニング、長時間トレーニングが必須で、やらない事は、リーグ最低シュート決定力を改善する事の必須性と意識が無い事を証明してしまいます!

名古屋戦、川崎戦を、どう反省し、どう活かすか、がこれからのコンサ運命を決定します!
今、トレーニングに、コンサ将来が掛かっています!

最後に、試合速報スタッツを記載します。
定例の試合時間帯4分割記載で時間毎推移を確認です。
①試合開始〜飲水T、②飲水T〜HT、③後半開始〜飲水T、④飲水T〜TU
       コンサ     川崎
     ①    ②    ③    ④      ①   ②   ③   ④
支配率  50    56   55   55      50   44   45  45%
走行距離    28    27   38   20      28   28  37  19km
スプリント数    54    42   58   23      59   48  67  34回
決定機  7 3 9 0   2 2 1 0回
シュート    4 3 9 0   2 3 2 2本
枠内数  2 1 1 0   0 3 0 0本
得点   0 0 0 0   0 2 0 0点
パス数  148 148 200 103      135 109 133 76本
成功率  74   78   80    80        74   75   74   75%

✳︎後半③チャンス期、④無策無サッカーの今シーズン最低時間帯、が顕著で、
③期は、走力と球際強度トップのスプリントを打ち出し、9回もの決定機、9本のシュートとなるも、枠内数僅か1本と、極度に低いシュート精度により、得点獲得しなければならない展開を喪失、その後、シーズン最多時間帯
④期は、走らない、球際に寄せ無い、サッカーしない時間帯となり、シュート0で、ボール保持となっても、守備陣でボール回しを続けた"あの体たらく"を、札幌ドームで晒した醜態でした。
✳︎川崎の走力、スプリント数、パス数から、川崎のフィジカルコンディションは、最低レベルで、走る事も、闘う事も、そのエネルギーは僅かだった事が明白です。そんな最悪コンディション川崎は、パスサッカー戦術を捨て、自陣から中盤にブロックで、ボール奪取を図り、そこから、少数攻撃陣のカウンターで、数少ないチャンスでのシュート、得点を狙う、との戦術で、ハイプレスも、リーグ最強球際強度も封印の戦略・戦術でした。詰まりは、決して、リーグ最強チームは、名前、名目だけで、実態は、ギリギリの対戦で、そんなチームとの対戦も、コンサ選手の恐怖心や自信不足のメンタルの弱さから、最終プレー・シュートミス多発で、勝利獲得に失敗してしまった試合、となります。
<勝利すべき、手に届いていた惜敗、極めて惜しい勝利を、又も、失った>試合でした。
選手、チームスタッフの、厳しい自省が、最も必要である事を、世の中全体に、露呈した試合です。

posted by yuukun0617 |14:05 |