コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2021年05月03日

〜進化〜59)「引き分け相当」通りの結果!

試合後ミシャコメント「引き分けが妥当試合」に集約された様に、現在コンサ戦力では、昨試合での2つの敵〜①湘南レモンスタジアムに吹き荒れた6Mの北風強風、②縦コンパクトの短さを誇り、密集守備陣が攻撃陣に連動して激しく上下動する湘南堅陣守備、に対して、打開・攻略を果たせず、現在コンサ得点可能とする主力パターン「GK・DFが消えたスペースへの流し込み」の局面は皆無で、殆ど「シュートブロック・得点阻止」局面でのシュートとなり、得点獲得率は当然大きく低下、絶対的決定機は、2〜3回しか有りませんでした。
これでは「相手シュートブロックを突破、打ち抜く得点力を持たない」コンサシューターに、得点獲得は困難で、<良くて引き分け>の結果しか有りませんでした。
コンサの得点獲得力不足の原因は、要約すると、「シュートブロックを突破するシュート力」の低さ、です。
シュート得点獲得力には、
<シュート精度>〜正確にターゲットにシュートするプレー=テクニック・・枠内率、
<相手ブロック突破>〜相手阻止プレーを打破する力=タイミングを外す、より近くからのシュートポイント、届かないピンポイントターゲット、阻止プレーを弾き飛ばすシュートスピードと強さ=状況把握・イメージ作りの判断、その実現のための詳細テクニック・・PA内シュート率、相手被決定率、
の2大要素がありますが、
昨試合では、
枠内率は、シュート15本で枠内数5本の、枠内率30%。10本が、得点不可能シュート。かたや、対戦湘南は、シュート8本で枠内3本の、枠内率37%で湘南が、テクニックは優っている内容。
PA内シュート率は公式データリリース未発表で、正解には不明ですが、枠内率同様、PA内まで侵入したシュートは、5〜7本程度で、50%未達。
相手シュートブロック突破を狙うが故の枠外シュートは、ほぼ0で、シュートブロック突破を意識したシュートは、皆無、ほぼ0でした。
2大要素どちらも、不十分、不足し、決定機局面構築は、前半8回・後半11回との実現を構築するも、ラストパスとラストシュートの低レベル、貧弱で、「得点獲得失敗」となったものでした。
ロペス4    枠内0
チャナ3            1
ジェイ3            2
福森   2            0      
菅       1            1
金子   1            1
柳       1            0     シューターは、シャドーとワントップ3人で、10本は合格ですが、枠内僅か3本で、相手ゴールに迫るシュートの少なさは失望の極みです。
相手ゴールに迫るシュートが増加しない限り、多シュートも、多決定機回数も、見た目だけで、相手ゴール前に堅陣を組まれたら、手も足も出ない状態が、コンサ現状!となります。

昨試合の速報試合スタッツは、
     前半       後半
    コンサ 湘南  コンサ  湘南
支配率 59%    46%    58%      42%
走行距離                              104km      107km
スプリント                                  151回       166回
決定機       8回       1回     13回         2回
シュート   7本  2本        8本          6本
枠内          3本       1本        2本          2本
パス数 275本     167本      185本  135本
成功率 79%    67%     76%      63%
ボール占率24%    33%     28%      30%
でした。
決定機局面構築では、前半コンサ優位、後半も決定機局面はコンサ優位も、シュート数は拮抗の展開で、
コンサは、決定機局面構築まではパフォーマンス発揮するも、その後の最後の精度=ラストパスとシュートを問題は集約されています。
この低レベル改善が無ければ、今後も、ゴール前堅陣守備突破は、甚だ困難!と言う事です。
昨試合でも、唯一の突破口が、スピード・強度で勝った、後半小柏サイド投入の数分です。
但し、昨試合でも、ジェイの圧倒的なポストプレー強度が証明され、前半ジェイ・ポストプレー8本中、成功8本の100%成功率、後半も戦術展開まで、5本中4本成功で、計12本中11本成功の驚異的強度でした。
ミシャの用意した①強風と湘南の高さ弱点を突くコンサ対策〜オールコートプレッシング戦術は停止し、前線にターゲットを作り、そこへのハイボールで、ビルドアップのパス成功率ダウン想定過程を跳ばし、最前線ポストプレーからのシュートカウンター展開の「コンサ式」ミシャ戦術で、前線には、ジェイとロペスのWターゲットで、相手守備縛り込めに対し分散化を図るものです

ジェイの起用の戦略的な意図は以上の通りで、それなりに成功していましたが、ロペスとの相性は依然として問題で、ラストプレーのシュートやラストパスでのカブリとなり、役割分担は出来ておらず、最前線の連携低下は問題点です。又、前線の守備は、ジェイコンディションアップとなり、守備量と質低下は大きく改善され、後半、オールコートプレッシング作動となっても、それなりの守備プレーとなりました。

前試合で構築の「コンサ新スタイルー前線とサイドに、高さと強さ、得点力を5枚、更に、トップ下チャナ、アンカー荒野か高嶺、は、これからの楽しみです。

posted by yuukun0617 |07:19 |