コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2021年04月12日

〜進化〜(50)9節は今シーズン転換試合となったか⁉︎

9節鹿島戦直前で出された、宮澤宣言
「チームが波に乗り切れていない状況ですし、ホームでサポーターの皆さんに背中を押してもらって、自分たちのサッカーをして、勝って、そこをポイントにして、また波に乗っていけるようにしたい」
との、本人とチーム全員の誓いと決意、覚悟表明通りの試合となったでしょうか、
答えは、
「ホームでサポーターに背中を押してもらい、自分たちのサッカー」は出来ましたが、
「勝って、そこをポイントにして波に乗る」には至りませんでした。
コンサの最大ストロング「決定機構築力」の復活は、シュート数18本が証明しています。更に、ボール支配率56%、決定機数コンサ16回・鹿島7回は、コンサが、攻勢を続け、試合を支配コントロールしていた事の客観的証明となっています。
実際、前後半では、
前半 決定機・シュート〜コンサ10回・9本、鹿島6回・9本と、互いに攻守を交代する緊迫転換。
後半 決定機・シュート〜コンサ6回・9本、鹿島1回・6本と、コンサ圧倒。
 但し、試合パス数446本・成功率76.2%は、想定に到達せず、鹿島の守備の高さにより、パス交換を度々阻止・阻害された事によりました。
鹿島は、想定以上に、高い寄せの強さ、球際強度を回復し、戦前予想での、コンサ闘い勝ち=球際を制する、状況には至らない、との事でした。
試合スプリント数、コンサ160回・鹿島174回と、鹿島大幅優位は、球際強度に直結項目値で、試合での、スプリント数上位ランキングは、鹿島選手が多数を占め、鹿島の素早い寄せの源泉となっていたもので、コンサスプリント負けが、球際強度の差、となったもの。

ミシャの試合説明コメントでの結論は、
コンサらしい良い闘いは出来たが、「安い失点」と「得点できる時に得点出来ない事」の2点を指摘。更に、
「成長過程の中、昨シーズンでの、守備課題は多くが改善され、現在戦術での問題点は限定ポイントとなり、明らかに守備力は上昇していて、堅守が攻撃を支える体制に、あと一歩にまで進行しています。」との現状認識を表明しました。
得点獲得力問題は、選手の「個の力・能力」そのものカテゴリーだとは、再三に亘りコメントし続け、選手個々での、問題解決=シュート能力改善、の向上努力に懸かっている、とアピールを続け、選手の発奮・努力を要求しています。しかし、選手たちが、しっかり問題認識をせず、甘い努力しか無ければ、その選手は改善不可能です。現状、明らかに大幅改善が、ロペス・駒井・菅、更に、田中の枠内シュート率が証明しています。全体でも、本試合シュート数18本で、枠内数速報12本・公式9本と、50%超と数値でした。更に、<得点出来るポイントへボールを運ぶシュート>のシュート精度で、問題は解決に至ります。
あと、少しです。

この様に、コンサらしい闘いは多数項目で実現出来るも、安い失点と低得点獲得力の2問題により、勝利獲得でポイント構築とはなりませんでしたが、波に乗る事は、かなり低い波には、乗れたもので、どんどん前進となる大波には、直ぐ近くにおり、次戦の横浜FM戦が絶好のポイント試合となる、との結論です!
[参考] 試合速報スタッツ
     コンサ  鹿島
支配率  56%       46%      コンサ優位
走行距離 108km       112km      鹿島優位
スプリント160回  174回  鹿島優位
決定機数 16回        7回  コンサ優位
シュート 18本  15本     コンサ優位
枠内数   9本   6本     コンサ優位
得点    2点   2点      引き分け
パス数  446本  357本  コンサ優位
成功率  76.2%      71.1%  コンサ低率
*コンサ優位項目は、多いですが、球際強度に直結の、走力項目はやや鹿島でした。

緊迫感満載で、ハラハラドキドキ試合だった事だけで、ミシャの術中・掌の中で、存分にサッカーを愉しみましたね!
後半の、ジェイ投入後メンバーは、鹿島強度守備陣も、対処混乱とさせた強烈なチームで、現時点の、ベストメンバーでした。
      ジェイ
   チャナ          ロペス
  ルーカス     金子
     深井 高嶺 
   福森 田中 岡村
      菅野

 こそが、これからのスタンダード・トップメンバーですね!




posted by yuukun0617 |17:18 |