コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2021年04月05日

〜進化〜(47)走り勝ちで、連勝を掴め!

前節、ギリギリ接戦での貴重な勝利で、リーグ戦連敗を止め、試合内容は、今シーズン最低レベルでも、貴重な勝ち点3獲得を果たし、これまでの「試合内容の良さ」から、強力チームの代名詞で、絶対条件〜「勝負強さ」に近づきました。ただ、試合コントロールとなる、局面ポイントでの強度勝ち=得点獲得や失点阻止などでの、ポイントプレーに、最高パフォーマンスを発揮し、局面を好転させる展開、までには到達出来ておらず、ひたすら、泥くさく粘り抜くスタイルで、まさにコンサスタイルですね。

しかし、代表ウィークでの、過密日程の緩和により、選手のフィジカルコンディションが大きく改善と想定されたにも拘らず、コンサ選手でのパフォーマンス格差・バラツキ、特定選手の走力・スプリント不足は、トレーニング成否と言うよりも、突然の夏日天候により、特に寒暖差が大きく、悪影響を受けたコンサコンディションが真因でした。選手の意識の問題では無く、突然、身体が動かなくなった、との事で、コンディション不良等の深刻課題ではありません。

次戦・8節FC東京戦は、予報では、曇りがちの12℃前後降水確率10%で、札幌と同程度で、前福岡戦の様な悪コンディションではありませんね。コンサのパフォーマンスは復活です。
試合内容も復活させ、攻撃的サッカーをフル展開です。

そんな次戦・FC東京戦を展望します。

1.対戦相手「FC東京」現況
現在の戦績は、
順位7位 勝点12 7試合 3勝3分1敗 得点12失点10得失差2
昨シーズン同節戦績は、
順位4位 勝点14     4勝2分1敗 得点12失点 9得失差3
で明らかな様に、得点・失点共に、前シーズンとほぼ同数値で、攻守に大きな変化は無し、との現況。
しかし、マスコミ等評価は、昨シーズンルヴァン杯チャンピオンの実績もあり、シーズン前の優勝候補で、現在順位は想定外、とのマイナス評価が多く、その結果、豊富な選手層がある事から、課題は、戦術強化となり、昨シーズン戦術〜堅守・速攻で、球際強度と最速・高精度カウンター、の進化を模索する事となったもの。
その結果のひとつが、ハイプレス作動ラインの前進化・上昇で、昨シーズンは、相手陣内に侵入=攻勢時間帯時には、相手陣深くに全体陣が上昇し、前線選手によるボール奪取=ハイプレスも、タイミングがボール保持の瞬間を狙う最強度ハイプレスとなり、相手ゴール近くからのショートカウンター得点は、ストロングポイントともなりました。
しかし、均衡状態や相手攻勢の守備時間帯では、自陣ミドルに布陣し、ハイプレスも、相手守備ラインのビルドアップまで距離があり、緩いハイプレスにしかならず、相手ビルドアップを許す局面が多発しました。
そこで、今シーズン、攻勢時間帯だけで無く、均衡状態や相手攻撃は切り替え局面では、リトリーブでは無く、相手陣に留まり、陣形を高く維持し、ハイプレス強度を強化し、相手ゴール近くでのボール奪取からのショートカウンターでの得点を大幅増加させる、との狙いとなったもの。
しかし、その代償が、高い布陣位置・守備ライン=ハイラインの欠陥・・DFライン裏のGKとの広大スペース・エリアの管理困難で、被カウンターリスクが極大で、堅守確保は困難となり、チーム戦略と乖離してしまいます。
バック走を何度も反復し、相手前進スピードを負けず、数的優位・組織守備も困難となり、個別対人守備からから、力と高い運動量、最速スプリントスピードの、3拍子がそろった名選手が不可欠となります。しかし、そんな高能力DFは、Wレベルでも極めて少なく、ベテランの高能力DFでは、スタメンとして毎試合起用・フルパフォーマンスは、難しくなっています。
カウンター主体から、攻撃型守備、ビルドアップのパスサッカー攻撃どちらも強化型を狙うも、その結果は、球際強度がチャージャータイミング遅れ、DFライン裏スペースエリアカバー困難となり、被カウンターリスクへの対抗力不足の失点と、当初の目標とは大きく乖離し、戦術進化は困難となっています。
攻略ポイントですね。

選手層は、代表クラスだらけの豪華メンバー揃いで、スタメンだけで無く、サブも戦力ダウンも無い豪華メンバーです。
1対1勝負は、高能力名選手のアドバンテージに対して、コンサは、組織・チームプレーの一体戦略で対抗です。

2.コンサ 戦術・試合展開・メンバー予想
コンサは、前試合・「走り負け・スプリント負け」から、試合コンディション回復により、「走り勝ち・スプリント勝ち・スピード勝ち」を実現し、試合内容回復・チームストロング〜高い決定機構築力により大量決定機での複数得点獲得、とする試合とします。
戦術は、不動のオールコートマンマーキング、マンマーク型ハイプレスの攻撃型守備によるボール奪取、コンサ式ミシャ戦術をフルパフォーマンスし、ビルドアップのパスコンビネーションでの中央突破、ワイドなサイドとDF裏スペースでの突破、ドリブル、飛び出し、反復サイドチェンジ、クロスとカットインの多彩パターンにより、PA内側のゴール寸前まで侵入した決定機を、多数回構築し、枠内率、ゴールポイントをターゲットとする沈着冷静・高精度シュートで、大量得点獲得を目指す超攻撃型戦術です。更に、リーグNo.1プラスキッカー福森も、快調なキック力を回復して来て、派生セットプレーも有力得点チャンスとなります。

FC東京の守備陣の早いパス回し・タイミングを超えたマンマークプレス・チャージで、ボール奪取の瞬間、決定機が直ぐそこに発生。中盤も、フルコートマンマークで、パス交換阻止体制を徹底出来れば、パス交換自体を阻止、ボール紙奪取チャンスとなります。
一方で、コンサの多彩多様パターン攻撃は、個々のエリアカバーを軸とするFC東京守備を、連携組織力を発揮し、コンビネーションや連続連動プレーの短手数パス、ポジショナルレーンパス、ドリブル加算、更に、反復サイドチェンジによる連続揺さぶりで、マークズレ、ギャップのスペース発生で、突破し、決定機となります。
しかし、最後の、リーグトップのシュート阻止力〜DF・GKのシュートストップを打破するため「ゴール内のポイントターゲットへのシュート、タイミング外し」とのシュートテクニック、精度が最大のキー、決め手です。
沈着冷静な最適判断により、相手の意図・タイミングを外し、届かないポイントへのターゲットシュートが必要です。

試合展開は、FC東京守備VSコンサ攻撃、との試合展開です。
詰まり、コンサは、FC東京守備を突破出来るかどうか、が試合の中心対戦・マッチアップとなります。
試合展開は、コンサの攻撃時間帯は長くなり、多数回攻撃を仕掛け、FC東京が中盤・DFラインで激しく攻防が展開されるもの、です。コンサ攻撃が、ボールロストの瞬間、FC東京カウンター発動となり、多数回コンサ攻撃=多数回FC東京カウンター、ともなります。
この様な、形で、両チームが激しく攻守を繰り返す、緊迫の展開が必至です。
どちらも、ハイスピード攻撃で、ハイスピード・ハイテンポの試合展開となり、その中、選手のハイフィジカル維持、闘う意識維持、走り勝ち、集中力維持が、勝敗の分岐点・成否を決定づけるポイントです。
選手の走り切る力、闘い続ける意識、規律=戦術徹底する集中力・意識が、求められ、勝敗を決める試合です。
<激闘>必至です!
予想試合展開は、
試合開始〜 両チーム緊迫した攻守転換を繰り返し、
      その中、コンサコンビネーションで先制点獲得
後半開始〜 再開後も、同一展開で、互いに攻守反復
      互い、得点獲得し合い、
      【 2-1】の辛勝 との予想です。

想定メンバーは、
前試合起用メンバーから、ターンオーバー多数の起用となります。次々戦・強敵鹿島戦が中3日となり、連続起用の、選手フィジカルコンディションすり潰し起用回避が基本戦略です。
そこで、前勝利メンバー固定気味のミシャも、動き、
スタメン
       ジェイ
    チャナ           小柏
  菅  高嶺   荒野  金子
    福森 ミンテ 柳
       小次郎
サブ
     中島
     駒井、小野、青木
     中村、岡村
     菅野

 完オフ
   ロペス、深井、宮澤、
   田中
ですね。

posted by yuukun0617 |13:30 |