コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2020年08月31日

〜進化〜 必勝!ルヴァン準決勝横浜FM戦展望

今シーズンのチーム目標が懸かるルヴァン杯準々決勝こそ、チームが心底必勝を願う試合ですね。昨年決勝戦に出場の選手を始め、手が届き損ねた優勝を今度こそ手にする、との決意は、全選手に浸透、社長を始め一丸となってチームシーズン目標にまで確立しました。
その成否が懸かる試合は、絶対勝利獲得に全てを賭ける運命の試合となります。

対策相手横浜FMには、先週と間近に、事前の期待を大きく外す、手酷い大敗を喫しましたが、次戦で、その巨大な借りを返す試合ともなりました。
前対戦の反省点と課題は、
ミシャ試合後コメント「コンサに来てから最低の試合」の通り、<選手のプレー姿勢と実施プレーが最低>だった、つまり、<選手は闘わなかった>と言う事で、
意識の低さは、集中力・闘争心・判断スピード・判断の拡さと正確性を低下させ、
プレーは、寄せの甘さ=スピード・集積・強度ダウンは、相手へのチャージ未到達時点でプレーを許しチャージ失敗、攻撃では、相手の素早いチャージにより、プレー選択が極端に封じられ、相手が狙っているプレーを、その狙い通りに阻止され、全く戦術が機能せず、チームプレーが停止となり、結果は大量失点となったものでした。特に、前線3選手内、駒井・荒野が問題選手で、根本的には、選手起用の失敗で、駒井・荒野を、ロペス・ドドに変えた選手起用であれば、その事態は回避出来、以降の試合での重要ポイントとなった、との内容でした。
次戦での挽回、倍返しのための展望をしてみましょう。
1.対戦横浜FM現況
前々試合のコンサ戦大勝で、リーグ戦3連勝と絶好調となり、前試合神戸戦でしたが、好調が継続し、あっという間に、3得点の3ー0となるも、試合途中から強度ダウンから、神戸の粘りで、3ー3の引き分けとしてしまい、絶好調の中、一段落となった所ですね。
順位は、シーズン再開後の最下位付近低迷から一気に上昇、現在、
6位   勝ち点21 6勝3分5敗 得点28・失点24・得失差4と上位陣寸前まで復活。
現在の好調の大きなポイントが、選手起用戦略です。
〔参加〕
「選手起用数推移=ターンオーバー度」
チーム 9節時 13節時  順位 コンディションからの戦績予想
コンサ 22  24  13 評価△ 低下傾向
横浜FM  24  27   6 評価〇 ターンオーバー型で確実に上昇傾向
この参考値の通り、選手起用は「主軸選手固定+途中多数交代型」を「ターンオーバー型」へ修正・変化させ、豊富な選手層を効果的に活用する「激しいチーム内メンバー獲得競争」により、「試合メンバー、ましてスタメン選出は、固定されず、トレーニングと実戦プレーで、各選挙のプレー評価と信頼を獲得でのみ試合メンバー入りとなる」激しく、最良の競争が行われています。
コンサ大敗後、本ブログ試合点検で、最も大きな差をつけられているポイントとして、指摘したものでしたが、試合の根幹差異ポイントが、起用選手の試合姿勢と実戦中意識のレベル差で、その根本原因が、選手起用獲得競争の有無である、との内容でした。
横浜FMの試合起用獲得競争は、横浜FM選手では、負担意識との低レベルとは無縁で、ハイレベルのチーム内競争に打ち勝ち、勝ち取った「正当で、最良の、真摯な努力による、誇り高く、自信の根幹となる試合起用」と理想の競争意識で、その戦略に選手自身から理解、納得の上で、実施されています。ポスコグルー監督の辣腕・ハイレベルの証明の一端です。凄い!
コンサの愛情たっぷりミシャスタイルは、その対局かも知れませんが、トレーニングで最良選手を試合起用、とのスタイルは、かなり同一ですが、近時、その大原則も、結果、スタメン、更にサブまで、ガチガチ固定では、試合メンバー獲得競争は起きず、試合スタート時点で、選手の試合への意識、プレーへの意識は大きな差があるのは、当然でした。選手層の乏しさも問題ですが、資金力の歴然とした差から諦めるしかない、無い物ねだりで、そのチーム弱点は、若手選手の早い成長に懸けるとの弱小チーム戦略を前提に、若手選手登用にやや傾斜する選手起用戦略での競争を展開させる、ですね。
そんな、チーム差の上での対戦となりますが、
横浜FM前試合の試合内容をスタッツで確認すると、
ボール支配率	46%
シュート	13    枠内シュート	4
走行距離	116.2km   スプリント 196回
パス数(成功率)	479本(79%)   
内A'3rdパス数(成功率)起用選手毎数値
前線70本〜Mジュニオール24(67%)・前田 18(89%)・仲川 13(85%)・エリキ
8(75%)・松田 5(80%)・サントス2(50%)
中盤14本〜扇原 12(58%)・天野 2(100%)・喜田 2(50%)
守備陣39本〜ティーラトン15(93%)・小池 15(60%)・高野 5(80%)・實藤 3(0%)・畠中1(100%)と総計123本・14選手が、相手陣内で、攻撃参加し、大半の選手パスは、70%超の成功率を確保、との驚異的数値です。
因みに、参考で、コンサ前試合同項目値は、
前線35本〜チャナティップ 16(81%)・駒井11(82%)・ロペス7(43%)・ジェイ9 (56%)・ドド2(100%)
中盤46本〜ルーカス 19(74%)・荒野 11(82%)・菅 8(88%)・宮澤 7(86%)・高嶺1(100%)
守備陣23本〜福森 17(82%)・田中6(50%)
総計134本・12選手で、総数は横浜FMを上回りますが、意外にも、攻撃型で、攻撃参加の筈の守備陣の数値が大きく低下し、進藤・ミンテは0本と攻撃参加は無かったとの数値!びっくり‼️です。

横浜FM前試合数値からは、2点ポイントが発見されますね。
①枠内シュート数・率の低さ、
②パス数総数が意外に低い、との2点です。
①は、シュート13本で、枠内は僅か4本、しかし、枠内4本中3得点で、決定率30.7%の高率です。しかし、良く見ると、ここには重要ポイントがありました。
それは、個別選手毎シュート数(枠内)で明白です。
Mジュニオール4 (2)~2得点 仲川 4 (1)~1得点 サントス2  (1)   
エリキ1  (0)  松田 1 (0)  扇原1 (0) 前田0
シュート選手=シューターは特定され、その選手にシュートチャンスを集中する攻撃です。その理由こそが、(枠内シュート数)とシュート決定力の選手能力差で、枠内0・決定力の低い選手には、シュートチャンスは与えず、決定力の高く、枠内に飛ばせる3選手にシュートチャンスを集中させています。
〔参考〕コンサの前試合数値は、(枠内シュート数)
菅 3 (1)  ルーカス2 (1)   ジェイ1 (1) 
駒井 2 (0)  荒野2 (0)  田中 1 (0)   ロペス1 (0)   ドド1  (0)
実にまんべん無く、「決定力ある選手」との意識はチームに皆無で、枠内シュート数や、決定力向上は、あり得ません。
攻撃的戦術の意味は、攻撃力のある選手が、その基本ポジションに拘らず、自由に攻撃参加ですが、攻撃力の乏しい、皆無の選手の攻撃は、万が一レベルの運任せでの得点と、確率や効果無視の乱暴・雑プレーにしかなりません。コンサの最重要課題とされて来た決定力不足は、根本的に、攻撃力、少なくとも、シュート決定力の有無を無視したプレーに起因している、との重大ポイントに帰結すると、推測します。
正に、試合起用競争問題と同様に、チームに蔓延る2重大ポイントとなっている部分です!

話を、横浜FMに戻すと、
シュートチャンス集中選手が明らかとなりますね。
対戦対策として、その該当選手のマーキングが重点ポイントとなります。
選択としては、
・チャージの強さとスピード、寄せの速さ、元々のポジション取り、と守備強度が高く、ボール奪取とプレー阻止力の高い選手の指名、
・Wマーキング の2通りが有ります。
守備強度の高い選手は、田中駿太〜深井〜かなり下がって〜進藤〜荒野〜高嶺〜更に下がって〜宮澤〜ミンテ〜菅〜福森の順で、
Mジュニオール〜仲川〜サントスの順に、マーキング強度を重点強化です。
Mジュニオール➖田中駿太、仲川➖深井、サントス➖進藤、が相当となります。
大きなポイントが、仲川を、福森・菅の弱小守備強度選手に委ねる事態は、横浜FMにアシスト・「塩を送る」事となります。守備強度からは、福森代替は高嶺で、深井と連動したW気味マーキングで対処です。同様に、田中駿太も進藤もボランチとサイド選手のサポートとカバーで、W気味マーキングです。
それ以外の選手は、決定力は大きく下がり、シュート数が失点直結とはなりません。
重点強化マーキングが、試合ポイントとなります!

横浜FMの試合メンバーは、定例スタイルのターンオーバー型を崩した「最強戦力構築の最大パフォーマンス選手の起用」が濃厚・必至と想定されます。
2.コンサ試合 戦術・試合展開・メンバー検討
 前項の通り、現在リーグ最強を川崎と争う、横浜FMとの対戦は、強烈な相手戦力・戦術で、試合全体での圧倒・支配を図る相手との対戦で、且つ、チーム全体・全サポーターの想いも強いシーズン目標の成否がこの一戦・試合の勝利獲得に懸り、しかし、そのままでは、押し潰され敗戦濃厚と、大変厳しく、重い試合です。
 対するコンサは、甘さを全て捨て去り、挑戦者として、泥臭く、粘り強く、身体を全て張った、文字通り、全身全霊を懸けた全力プレーしか、勝利への道は有りません!
走り勝ち、スプリント勝ち、スピード勝ち、ミス絶滅で集中力勝ち、と一つひとつの局面・プレーでの勝利を、チームで連携・連続する事が出来るのか、出来ないのか、を問われます! ここ暫く、敗戦や試合内容低調の原因とされた、フィジカルコンディションは、この試合では殆ど影響無く、試合後には酷く悪化や問題発生もあり得ますが、試合中では、選手の意識から吹き飛んでいます。それだけ、特別な試合!と言う事ですが、選手は、本当に気持ちが入ると、コンディションの良し悪しは意識外となり、実際、身体は動き、キレとスピードもUPしてしまいます。
もし、フィジカルコンディションが悪い、との話をする選手が居たら、意識は他の選手のレベルより低く、この試合には参加する資格、前提条件から外れる、との認定・認識となります。
文字通りの"総力戦"ですし、"走力戦・創力戦・層力戦"でもあります!

戦術は、新戦術しか、勝利への道は有りませんが、試合途中での、戦術転換も、横浜FM選手へ、対策転換とその切り替えでの、バランス不安定化、対応バラツキの、僅かなチャンスも発生します。
スタートは、マンマーク・ハイプレス・ハイラインで、攻撃的守備とショートカウンター、ビルドアップからのコンビネーションとサイド攻撃、反復サイドチェンジと縦のスペース・裏攻撃、派生セットプレーを展開して、優位に試合を展開、
後半15分(60分)からは、ジェイ、ドド、ロペスのハイタワーをターゲットにしたコンサ式ミシャ戦術で、試合全般、コントロール・支配を図ります。
問題が、その想定戦術を機能、作動させる選手の起用に懸かっているもので、選手起用が、最大のポイントとなります。

予想メンバーは、
スタート戦術〜マンマーク・ハイプレス戦術
後半15分〜戦術一挙転換〜コンサ式ミシャ戦術のハイプレス型となり、その結果、
〔スタメン〕
      ドド
 チャナティップ ロペス
 菅  深井  荒野 ルーカス
   高嶺 田中 進藤 
      菅野
〔サブ〕
 後半15分〜ドド➡︎ジェイ、
       深井➡︎福森(高嶺ボランチ)、
       荒野➡︎宮澤
  他、金子、ミンテ、駒井
    カウィン
これで、この厳しく、全てから重さが増した試合を勝利へと繋げましょう!
最後に、想定の試合結果は、
【 3-2で、コンサ激闘に勝利!】です!

3.新戦力獲得
嬉しいリリースが発表。武蔵の代替は、同じく、スピードと高さ溢れるフレッシュ有望選手の獲得でした。

中島大嘉(なかしま・たいか)
■生年月日:2002年6月8日 ■ポジション:FW
■身長/体重:188cm/77kg      ■出身地:大阪府
■サッカー歴:アイリスFC住吉ーRIP ACE SC U-15-国見高等学校
■プレーの特徴:圧倒的なスピードと高さを兼ね備えたFW。
との大器素材で、多数のJチームとの競合獲得争いに勝利した加入決定。
来シーズン、既に決定・リリースされた、
大学リーグ最強ストライカー「小柏」、圧倒的素材・潜在能力GK「小次郎」、
そして、続くFW「中島」獲得で前線選手層強化が進行。
今シーズン加入、中盤即戦力「金子」、中盤とディフェンスの柱素材、即戦力「田中と高嶺」と、若手有望で、代表クラスレベルまでの成長が見通せる有望選手を加入させ、分厚く、強力となる選手層、チーム構築を図っている、と極めて順調な進展、成長を進んでいます!
素晴らしいことです。


posted by yuukun0617 |12:25 |