コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2020年08月13日

~進化~ ルヴァン杯GS突破・しかしその代償と成果

昨夜のドームは、試合後「安堵感」に包まれ、選手・スタッフ・サポーターに一瞬「ルヴァン杯チャンピオン獲得への前提=GS(グループ・ステージ)突破」を果した、「実感・喜び」を味わう時間でした。

対戦相手「横浜FC」は、リーグ戦主力の若手有望選手グループの試合起用を、累積疲労によるフィジカルコンディショニングから「回避」し、戦力ダウン・戦術制約低下となり、試合強度は大幅低下となりました。
しかし、コンサは、そんなレベルダウン「横浜FC」に対して、プレー強度は「均衡~やや劣後」で、リーグ最新戦術も「試合開始僅か10分間」で停止、当然、試合展開は均衡状態となり、両チーム「攻守低レベル」で推移し、ラッキーPK~ロペス先制、進藤の低注意力での「不用意なポジショニング」~安易に「突破を許し・裏を取られ」、そのままGKカウィンとの1対1から、失点。
両得点(失点)共に、
「戦術プレーによる突破」のチームプレーでは無く、「単プレー」の「ラッキー得点」で、「ミスプレーによる攻撃局面」程度しか、チームプレーは作動せず、その後の「決定機」は皆無レベルでした。
<試合は、いつもの「スペクタルで愉しいサッカー」は封印され、淡々と展開>した「味気の乏しい試合」でした。

唯一、試合<引き分け~勝ち点1獲得~GS突破>の試合結果が良かった点です。
しかしその代償が求められ、今後、重大な影響を及ぼす事となりました。

【現在最大の貢献選手・高嶺の故障】と【コンサで数少ない・主力と同レベルサブ・白井の故障】です。「高嶺」は「替えの効かない・リーグトップキッカー・福森離脱」の苦境を、DMからコンバートで「救世主」となり、「福森以上の守備力・ビルドアップ力」の優位能力を発揮し、現在は、「福森以上に、替えの効かない選手」として、「連続試合起用」で「極限界・累積疲労・故障寸前」状態に至っていました、そこに「昨日、相手選手のタックル・チャージを右膝裏に受け、試合途中、治療~試合復帰を2度繰り返す」との過激対応を実施してしまい、「該当筋が動かなくなるとの大きな途中試合離脱」となったもの。・・・今日の「受診」次第で、「長期離脱=左CB喪失」の事態との、コンサ重大危機となります。
リーグ戦<3連敗阻止>を賭ける、次戦第10節川崎戦は、この土曜日「中2日」で到来する、このタイミングに!!
更に「白井」も、高嶺同様に「過酷起用」が実施され、「累積疲労限界値」に到達し、昨日「試合終盤での故障離脱」となりました。
「高嶺」同様、最大貢献者の一角「白井」も同様「重大懸念」が来ました。

更に、昨日の低調試合内容の「主因」は、➀「累積疲労」によるパフォーマンスダウン選手起用、➁戦術意識・実践「低調」選手~期待主力のジェイ・ロペス・ドド、の2点でしたが、
➁の「ジェイ・ロペス」は深刻です。
試合中も、ミシャから、「ジェイへの指示」が再三飛び、その都度、ジェイが理解出来ず、「プレーし難そうな姿」が現れていました。実戦でその姿、という事は、トレーニングでは、もっと再三・多数修正を求められ、しかし、実践意識の低さから改善されていない、との(過去何回か発生した)懸念も想定される所。
ロペスは、本当に「戦術理解が低下し、即座・速やかに回復せず」時間が掛かりそうですね。残念ながら、サブ起用での調整が今しばらく続き、スタメン起用での「柱・中核」は、未だ「先の話」です。ドドは「試合起用当初のフィジカルの強さと速さ、真面目さ、運動量」は現実化出来ましたが、「連携・組織プレー」は、未だ「完全フィットに時間が掛かる」状態で、こちらも、サブ起用調整と成りますが、あと少しまで到達しているもの、ですね。

➀の「累積疲労」の回復が不足の中、「連続起用強行」は「高嶺・白井の故障」の形で、その危険性と実施不能事実を露呈しています。
昨日試合でも、故障離脱2選手以外にも「進藤」は故障寸前、「田中は、寄せスピード・質低下」と「2中核・貢献選手」も危険水域となっていました。
昨日試合チーム入り除外とした「宮澤・武蔵・チャナティップ・駒井・深井・菅・菅野・荒野」、昨日限定起用「ルーカス」の9選手は、ややフィジカルコンピューティングをアップさせられましたが、「残る2選手・特にDFライン」と「ボランチ」の守備選手が問題ですし、<サブ選手>は、使い切り・擦り減らしてしまい、フィジカルコンディションが合格点=故障発生リスク無し選手は、育成選手レベル(昨日大活躍の「小柏」君・藤村・濱・檀崎)程度と「急実戦訓練・ロペス・ドド」となり、大学トリオは「極めて・甚だ起用困難」状態です。

最後に、昨日試合スタッツの確認を。
       コンサ       横浜FC
     前半 後半 全体  前半 後半 全体
シュート数  7  8  15     5  2   7
CK数   4  1   5     2  1   3
ファウル数 11  7  18    11  2  13

※後半・均衡状態に見えましたが、決定機=シュート数は、コンサ優位。
※コンサのファウル数は多く、守備が「遅れ気味」~ボールへの寄せ・質の低さを露呈しています。~ファウルでしか「止められていない」守備~
※攻撃は不発で、低CK数が証明しています。

昨日・ルヴァン杯GS6試合は、全試合、上記傾向~低シュート数=低決定機数となりました。明らかに「攻撃力」が、大幅減退した事を示していますが、その理由は、➀累積疲労選手のパフォーマンス低下、➁交代起用選手の能力ダウンによる、チーム戦力・特に攻撃力低減、に在ります。
つまり、<過酷日程>が招いた当然の結果、となりました。

昨晩試合のどのチームも、大問題が「中2日」でのリーグ戦・第10節の「選手起用・チーム編成」です。
しかし、昨晩試合無しの、4チーム「広島・鹿島・FC東京・神戸」は、絶大なアドバンテージを得ています。・・ここは、大きな「不公平」環境となっています。(鳥栖は、当面試合は停止扱いで、対象外ですね。)

コンサは、「川崎」と同環境での対戦となりますが、「移動日」の有無も大きくなっている現況、少しでも「リカバリー」が増える「ホーム日程」は幸運でした。

次戦への「リカバリー・昨日未起用選手のプレー強度とスピードの爆発準備」が、勝負です。

◎小柏君、コンサの中で、唯一と言っても良い位、ブラボー・ナイスプレー続出で、大きな登場インパクトを全体に振りまいてくれましたね。「確実に計算出来る」選手の登場は、コンサに「砂漠にオアシス」状況となりました。特に「白井」リスクが発生し、ベストタイミングですが、コンサチーム帯同は「15日」までの限定で、「川崎戦」までです。次戦・川崎戦では「大活躍」が見られる事でしょう。大期待!ですね。

★★武蔵・ベルギー~電撃「完全」移籍決定!!
痛すぎるけど、本人の成長・代表の柱へのステップで、エールを以って送り出しましょう!!
でも・・・・・
確かに「今が最大の『旬』で、ここでの海外移籍が絶好タイミング」な事は、間違いない、ですね。

posted by yuukun0617 |10:09 |