コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2020年08月06日

~進化~ 過酷日程第3試合目・リーグ9節清水戦展望~追詰められた選手達!

シーズンの「過酷日程9連戦」は、その「過酷さ・深刻さ・深い傷付け」を本格化し、「猛威の牙」を剝き出しました。
現在、フィジカルが「万全レベル=試合75%以上」選手は、試合未起用の僅かな「準サブ選手・育成選手」しか居ません。この傾向・苦境は、多くのチームの現況ですが、ACL参戦を予想した巨大チームは、この事態に対応できるだけの選手層を保有している筈です。所が、実態は、「固定選手起用」戦略で、その資源をフル活用しているチームは意外に少ないです。現況「選手層活用成功」チームは、川崎・C大阪・G大阪・名古屋で、そのまま順位に直結しています。選手保有が潜在している低迷チームは、FC東京・神戸・横浜FMとなります。
いずれにしても、次戦・第9節も、「起用戦術・戦術」が焦点となります!
では、
1.対戦相手「清水」現況から。
先ず、現況戦績は、
順位16位 勝点5 1勝2分5敗 得点10 失点16 得失差△6
で、得点数(力)9位、失点数ワースト3と、守備崩壊状態。
昨シーズン、同節戦績は、
  13位   8 2勝2分4敗   11   17    △6
で、得点力6位、失点数は、ワースト1と、守備崩壊で、下位でしたが、
今シーズンは、挽回を至上命題としていたにも拘らず、全く改善はありません。
シーズン前の戦力補強では、FWドゥグラス流失は、北川流失に重なり、中心を喪失、FW鄭大世残留、FW後藤優・ティーラシン獲得でも、「穴」の補強は見込めない。問題は、リーグ最多失点の守備・CB陣で、DFヴァウドとDF立田がファーストチョイスだが、FC東京戦では、立田2PKとし、戦術と適合する守備力は無く、相変わらず「低守備力」は改善出来ていないもの。毎試合2失点は「2得点」以上の得点力が必要なのに「毎試合1.25得点」では、得失差で敗戦必至となります。
対戦上からは【2得点以上獲得すれば、勝利濃厚】で、【複数得点=攻撃優先】が適合する戦略となります。
戦術は、横浜FM・ポステコグルー監督の右腕とされた「クラモフスキー監督」戦術で、「ポジショナルサッカー」を指向し、ハイライン・ハイプレス、ポジショナル優位を追求しするパスサッカー戦術を主戦術とし、この新戦術に転換、とチームスタイルを作り直している段階で、
コロナ禍での中断期間で、十分すぎるほどの準備期間が出来た効果を受けたチームの筈で、また、今シーズン降格廃止修正のリスク消滅も大きく、
<リスク覚悟の攻撃的なサッカーを追求し、その中で、試合を重ねるごとにチームは成熟してきて失点の数は減って来る>との戦略を進行中。
しかし、現実は、再開後8試合は16失点(毎試合2失点)には変化ありません。➝チーム成熟は未だ変化は無い、特に、CB課題は解決は困難で、今後もその状態継続、となります。

2.コンサ 戦術・試合展開・メンバー予想
さて、前書きの通り、次節は「選手起用とその戦術が焦点」に在るものです。
コンサの「起用可能選手候補」は、フィジカルコンディション度合に大きな上下幅となり、試合パフォーマンス・戦術実践度・無理起用による故障リスクを
懸案し、次戦の試合価値と天秤を掛けて、選択する事となります。
本当に「至難の・迷い兼ねない判断」ですね。

そのため「起用すべき選手・可能な選手、その方法」からスタートしましょう。

先ず、「中2日」の初戦・第8節起用、2戦目・ルヴァン杯第2節、起用選手は、
   第8節 -中2- ルヴァン第2節 -中2- 可能度
CF  荒野      ロペス46'     荒野○・ロペス46'          
➀ST チャナ     ドド       チャナ○・ドド△
➁ST 駒井      金子86'      金子30'以内△
RSH  ルーカス    早坂       早坂☓
LSH  菅 79'     白井       白井45'以内△
➀DM 深井79'     深井46'      深井45'以内△
➁DM 宮澤73'     田中       田中☓ 宮澤○
RCB  進藤86'     進藤46'      進藤45'以内△
CB  田中      ミンテ      ミンテ△
LCB  高嶺      高嶺       高嶺☓
GK  菅野      カウィン     菅野○
SUB  ミンテ     中野       中野○
    白井      ルーカス     ルーカス45'以内△
    金子      藤村       藤村○
     ドド      菅        菅45'以内△
故障                   ジェイ☓石川☓福森☓
未起用                  ○武蔵・檀崎・濱

上記から、選手選択予想を、
<スタメン>
         武蔵
     チャナティップ 駒井(ロペス)
    菅  深井  荒野 ルーカス
  (高嶺or駒井)宮澤 進藤
         菅野
 
(高嶺)ポジションだけは、本人コンディション次第で、フィジカル30%程度の強行出場は、パフォーマンスが期待以下・故障発生濃厚で、絶対禁止ですが回復次第で、時間限定(45分まで)で起用。フィジカルリカバリーが低調の場合は、(駒井)起用で、その際は、➁シャドーST(ロペス)です。

<サブ>は、  ロペス(高嶺離脱の場合はスタメン)
       ドド・金子
       白井<菅>・中野<深井>・ミンテ<進藤>
       カウィンとなります。

上記の内容で、「選手起用」が決定し、戦術と試合展開が想定出来ます。

戦術は、
ハイパフォーマンスの「最高ランク・コンサ式トータルフットボール」戦術まで実践し、
基本コンサ式ミシャスタイルの「高いコンビネーションによる中央突破」「サイド突破からのクロス攻撃」、「反復サイドチェンジの相手陣形崩し」、
加えて、コンサ式「前線とサイド裏スペース・ポストのロングフィードからのショートカウンター」、更に福森不在でも「プレイキッカー多彩・多数」の派生セットプレー攻撃、
そして、最新戦術「ハイプレス・トータルフットボール戦術」となる「完全マンマーク守備」戦術を加え、
「マンマーク」の攻撃型守備でのボール奪取狙いの「守備」、一転、
「連続・連携コンビネーションのパスサッカー」「ポストからのショートカウンター」「サイドからの強烈クロス攻撃」等々、流れる様な「連携・組織プレー」を攻守に展開するものとなります。
         
試合展開は、起用選手フィジカルは、スタメン・サブ共に「試合開始から、熱暑の苛烈な試合環境」により、急速に減少・消耗する事は必至です。
特に、前々試合~前試合と「中2日」のインターバルで、フィジカルリカバリーが、試合可能レベルに未到達での「起用」も複数となるため、

【前半のフィジカル○状態での先制獲得~
 その後、多数選手交代で一時再活性化し追加点獲得、
 それ以外時間帯は、
 守備主導での堅守スタイルで攻守の均衡・バランスを取る】
 との試合展開しかありません。

想定試合展開は、
試合開始~10分 コンサ攻守に攻勢・試合支配とし、早期に先制獲得。
    ~22分 飲水タイムまで、コンサ攻勢継続。
    ~45分 その後、攻勢から、攻守バランス・守備型で均衡。
後半開始~    HTで、3枚替えで、フィジカル急減選手交代。
         活性化とし、コンサハイプレスタイムで追加点獲得
    ~60分 飲水タイム前後で、攻勢から攻守バランス型へ転換
         選手交代で活性化
    ~75分 選手交代で活性化、バランス型で均衡。
    ~90分 均衡の中、【 3-0 】完勝予想。

以上の通りに予想しましたが、個々選手のフィジカルリカバリー次第で、コロナ禍で、「移動人員減員」の移動が望ましいでしょうが、起用候補を多くした「定員16➝18名」での移動現地入りが望ましい事となりますね。
アクシデントも多い中、「より安全な対応」と同時に「若手選手」などへ「相手チーム現地」での経験値累積機会も与えるアクションもあって良いですね。

「酷使日程」+「酷暑試合環境」+「コロナ禍対策」の三重苦です。
我らサポーターの総力を結集し、選手・スタッフ、そして現入りサポーターを支えるタイミング・場面が現れました。


posted by yuukun0617 |14:02 |

2020年08月06日

〜進化〜 過酷日程9連戦・第2試合目ルヴァン杯第2節広島戦ギリギリ完了

過酷日程9連戦の第2試合目となる、ルヴァン杯第2節広島戦を、ギリギリで突破「辛勝」で完了。
しかしその代償は、主力選手の起用によりフィジカル消耗=累積疲労極限状況の現実が試合後に残されました。昨晩から「中2日」でアウェイ清水戦となり、事前移動のため、「前日移動1日消耗→リカバリー期間最小・1日との極限状況」で、今晩起用選手は、累積疲労の回復はごく僅かしか無く、次戦に起用しても、フィジカルレベル〜40%以下〜パフォーマンス大幅ダウンと、故障発生寸前まで追い詰められる状況です。
確かに、昨シーズン2位で甘んじるしか無かったルヴァン杯は、今シーズンの悲願・ルヴァン杯チャンピオンを目指し、予選・グループステージが6試合➝3試合に短縮となった一発勝負「1回戦総当り」の僅か3試合で終了し、「一試合も落とせない展開」となるも、昨晩コンサの2連勝で予選リーグ突破は濃厚となりました。しかし、次戦・リーグ戦の主戦選手<ロペス・深井・進藤は前半のみ><途中起用ルーカス・菅は後半のみ>とギリギリの限定起用としましたが、試合を左右する「決定手段」となっている<田中・高嶺・金子>の大学トリオは、フルタイム起用(金子86”交代)を実施し、<田中・高嶺は前試合・リーグ8節フルタイム、金子は筋肉痙攣で最終盤交代>で、3選手とも、次戦起用は殆ど不可能状態で、「貴重な駒を欠く」状態です。

試合内容は、再開後、ここまでのコンサ実戦対比では、<フィジカル・戦術理解実践>については、試合当初は平均レベルで、意外に「走れる力」を驚きと同時に確認。特に、基本コンサ式ミシャスタイルだけでなく、「ハイプレス」を継続し続け、サブ層にも、確実な浸透・定着を確認したもの。
しかし、「選手個々の意識・判断」は、「特定選手」で大きな差がある事が明らか、となってしまい、「ミス判断・ミスプレー」は失点場面だけでなく、数回現実化してしまいました。問題選手は、ミンテ・早坂・ロペスの3選手です。「判断ミス」は、<選択の成否と判断スピード>の問題ですが、日常のトレーニングでは、「相手側のチャージ・プレーのスピードと強度不足」で、改善・解消は無理ですね。「実戦J1レベル」の相手チャージ・プレーでしか、経験値累積は困難で、ミシャが屡々指摘する部分です。次戦以降への「手痛く・苦く・その分二度と起こさないとの決意意思となる、貴重経験」とし、次戦以降で「完全改善」とする切っ掛け・チャンスとして、「成長材料・糧」として欲しいですね。

昨晩の成果は、「勝利によりグループステージ突破へ大きく前進」との試合戦績、と同時に、サブ選手の多くが、現在コンサスタイルを「理解・実行」出来る事を証明した点で、非常に大きな「現状コンサチーム戦力」を確かめ、自覚・自信となったものでした。混迷の「過酷日程」を進行させていく「大きな推進力」となるものでしたね。
基本・コンサ式ミシャ戦術、ハイプレスは「試合開始~飲水タイム後も続き30分」「後半試合開始~15(60)分」と「45分作動」しましたが、その原動力が「ドドの強靭フィジカル」で「強靭な体幹だけでなく、スピード・豊富なスタミナ量」で、どの選手よりも「走り・闘い」続け、ミシャの求める「走り・闘い・規律」を最も体現した選手で昨晩試合「MVP」でした。シュート力は「高い枠内率」の精度と、強度は、これまでも証明して来ていましたが、昨晩は、完全に脚光を浴びるレベルにまで到達。また、前線の球回し・ゲームメイクもやや粗削りながら、ミシャスタイルの「連携・規律」を掴んだ、ナイスプレー」で、最後に「相手ビルドアップを狙うハイプレス戦術」で「最多チャージ・最速チャージ」を、試合全般に亘り、黙々と、粘り強く、熱くプレーし続け、コンサ前線選手を率先したプレーを実現。ロペスの不調も対比され、コンサ攻撃の中心でした。
ミシャ試合後コメントで「運動量・球際・献身的なチェイシングのプレー。トレーニングから、真面目さがあり、技術的な課題あるも、未だまだ伸び、コンサを大いに助ける存在となる」と珍しい個別選手賛美をしたものでした。
大きな財産獲得を証明しました。

課題の大きい「3選手;ミンテ・早坂・ロペス」は、「意識・認識」部分が大きく、「理解」の瞬間、即時・大幅改善となる内容で、次戦までの改善・解消を期するもの。
一方、他選手は、ドドの大活躍以外も、リーグ戦で起用されている選手が大多数となり、当然、リーグ戦並みのプレーは当然ですね。
選手評価は、
リーグ戦起用経験選手;ドド・金子・田中・深井・白井・進藤・高嶺・ルーカス・菅◎9選手
ルヴァン杯起用選手;カウィン・中野・藤村○、ロペス・早坂・ミンテ△~☓6選手 となります。
最後に、試合経過を、シュート数=決定機数(枠内数)で、再確認すると、
          コンサ   広島
試合開始~14分  3(2)  3(1)
          金子先制      ・・ハイプレスタイム
    ~30分  0(0)  3(2)
                ミンテパスミスで失点
    ~45分  0(0)  1(0)
     小計   3(2)  7(3)・・拮抗・やや広島ペース
後半開始~60分  3(3)  3(1)
          ドド追加点     ・・ハイプレイタイム
    ~75分  2(1)  2(0)  
    ~90分  0(0)  3(0)
     合計   8(6) 15(4)・・(枠内)はコンサ優位
※コンサ「ハイプレス」タイムに2得点で連動した成果となりました。
※コンサ・シュート精度の高さ(枠内率)が現実化され、ドド・ロペス・金子の高精度が証明されています。
※支配率・パス数の数値はリリースされていませんが、コンサ40%・パス数450本・同成功率78%程度と推測します。

檀崎・濱、藤村ももう少し長く見たいですね。次戦、ルヴァン杯第3節横浜FC戦で、チャンスと実戦値累積機会を上げたいですね。

しかし、中2日の連チャンは、きついですね。
まして、選手は、どんな「身体と心」状態なんでしょうか。一切、整理は付かず、「何も考えられない」まま、次のスケジュールに追い立てられ、「鉛のように重く、痛みだらけの身体」に、「起き上がる事も困難」な状態に陥っている事必至です。
こんな、心身共に「ボロボロ」状態の選手達を唯一、立ち直らせ、元気付けられる事が「サポーターの暖かいエール・声援、賛辞の声と拍手」です!

「共に闘う」事を今こそ、全面発揮し、厚く・熱く・暖かくサポートしましょう!!

posted by yuukun0617 |08:01 |