2020年08月02日
~進化~ 第8節神戸戦の成果と意味!
第8節神戸戦は、多大の期待の中、試合開始25分まで、想定通り展開が現実化出来、鮮やかな先制点獲得を実現しました。
しかし、その歓喜をピークに、事態は動いてしまい、一転して、コンサのタイト・マンマークプレッシングは、僅かずつ緩み始めてしまいます。
それまで、試合開始から、神戸にボール廻しさえも封じ「サッカーをさせない」事態にまで追い込んでいた状況は、コンサの「一体となった意識とプレー強度」が、「個別選手~進藤・菅の集中力と判断スピードの低下」を招く局面に変化し、
パスサッカーを阻止・封じられた場合の「神戸の最後の非常手段」として想定「ドゥグラスとサイド西への放り込み」という単純攻撃に、
「ディフェンスミス」を招き、神戸のフリープレーから決定機・逆転となったものでした。
前半戦の後半時間帯以降、後半戦開始後も、
コンサの一体の意識とプレー強度は、試合開始~25分レベルには復活せず、「1対1での勝負意識・勝ち切る意識」は、
「個々能力差の恐れ・デュエル負け意識」による「ためらい、躊躇」が強まり、「チャージのタイミングと強度」の甘さ・低下をもたらし、「僅かの、でも、試合を成否、決定的」とし、「前節レベル・本節試合開始レベルに到達」する事はありませんでした。
試合後ミシャコメント「選手は良く闘った。しかし、勝利に値する内容はあり、敗戦は納得できない。ミスによる失点であり、求めるプレーを追求していく。」との内容は、
「選手一人ひとりの経験値」となり、「決定機・チャンスでの確実な得点獲得」と「同一ミスの排除・解消」への、貴重な実戦値・意識強化・解決への手段として大きな価値の試合となった、との評価・総括でした。
「個々選手の意識・規律の共通化」は、「その内容」は当然、「強度とレベルでの同一化」となりますが、
現実は、
「選手個々の『自己評価と課題』・その上での『プレー同一』」となり、「選手個々では、個別能力差」との「プレーと意識の克服・改善」が求められます。元々、「攻撃」では「攻略方法・手段」の個別差・特徴は、「個性」として推奨され、認知されますが、「守備」では「集中度、判断とプレー速度、プレー強度」での「個別差」は論外で完全否定され、「同一」が必須です。
しかし、「プレーに成熟」が乏しい選手では、「意識の差」により「プレーの質と内容」を大きく低下させてしまいます。「その意識差こそ、実戦経験値(失敗・成功体験による意識・プレーのブラッシュアップ・研鑽の累積)」です。~「進藤・菅」は「プレーと意識のムラ」があり、他選手では、「荒野はやっと、開眼・脱却し始めた」「福森は低レベル」「宮澤・駒井・深井・白井・チャナティップは○」「大学トリオは必死のプレースタイルで問題発生せず」「外国選手は試合毎のムラの差が大きい」
しかし、試合スタッツ(速報値)は、コンサ優位の試合内容を証明するものとなっています。
コンサ 神戸
シュート 16 13
枠内数 9 8
得点 2 3
決定率 12% 23%
支配率 49% 51%
パス数 581 526
成功率 86% 85%
走行距離 117km 116km
スプリント178回 179回
試合内容は、シュート数=チャンス・決定機数、パス数・成功率、走力がコンサ優位で、試合はコンサ優位で展開だった事が証明されています。
本日試合の勝敗の分かれ目・分岐点は、極僅かな「意識強度・プレー」の差で、多くの事項は、コンサ優位=コンサ良好試合内容で、現在戦略の正当性を証明しています。
次節以降も「現行戦略」追求が適正、重要です。
1点、「ジェイ、試合前トレーニングでの故障離脱」は、前例もあり、問題です。「ミシャの交代タイミングの遅延」を指摘するマスコミか゜ありますが、実際、本ブログ試合前検討・想定の通り、「50分」交代・チームスタイル転換が実現していれば、「再逆転」も可能でした。次節への「累積疲労選手回避措置」、「試合途中スタイル転換戦略」の両ポイントからも、すみやかな交代が必要でした。
「ターンオーバー制」は、本日・次戦(ルヴァン杯)の2試合使用し、選手起用戦略転換、「ターンオーバー制」へ転換となるものでしょう。
次節へ、「中2日」との「最短リカバリー期間」で、本日未起用・短時間起用選手を軸としたチーム編成+主軸追加の併用型ですね。
もう、次節チーム編成は開始されています。
posted by yuukun0617 |23:03 |