コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2020年01月25日

~進化~ 2020シーズン前始動・準備~➄キャンプ第2週目確認

コンサ第1次タイキャンプは、着実に進行していますね。
リーグでは、既に、キャンプ終了し、直前となった実戦への、通常シーズン日程に突入のチームが2チームとなり、殆ど本格的なキャンプトレーニングに成らずに、シーズンインとの厳しい日程チームが、鹿島とFC東京。そのツケは、遅かれ早かれ露呈は確実視されています。

さて、我らがコンサは、タイキャンプ第2週目。
おさらいですが、
キャンプは、
キャンプ週毎ステップは、推測するに、
1週目1/13~19;基礎フィジカル1.3倍(試合形式)・基本戦術(おさらい)
2  1/20~26;実戦フィジカル1.5倍(試合形式)・実戦戦術(おさらい)・組織力構築
3  1/27~30;実戦フィジカル(試合形式)・実戦戦術(2019レベル確認)・組織力構築
4  2/3~2/9;実戦フィジカル1.5倍(試合形式)・新戦術・組織力構築
5  2/10~15;実戦フィジカル1.5倍(試合形式)・実戦戦術ランクアップ・組織力構築
6  2/16  ;ランクアップフィジカル・戦術・組織プレイで実戦 となり、
最終キャンプ目標は
➀ランクアップ・フィジカル獲得~スピード・スタミナ
➁ランクアップ戦術獲得~より裏・縦狙い、ビルドアップ、攻勢時多彩攻撃、堅守、被カウンター組織プレー
➂プレイランクアップ~精度・スピード・ポジショニング・プレイ予測
➃組織・連携ランクアツプ~戦術理解と実践ランクアップ、プレイ予測と連係プレイ
➄サブ選手のトップレベル化
➀~➄の達成により、【戦力・チーム力を1.5倍化~得点;決定力アップし増加、失点;組織と個々能力アップで失点半減】でした。
前週を再確認して置くと、
【1週目ステップ目標;基礎フィジカル1.5倍(試合形式)・基本戦術(おさらい)】に対して、具体的なトレーニングは、
1日目基礎フィジカル➝3vs2/緩急とダイレクト(ワンタツチ)パスで守備突破・ゴール➝11vs11ゲーム
2日目有酸素系コンビネーションシュート➝6vs3/ビルトアツプ➝9vs9ゲーム
3日目3vs3/ポゼツション➝4vs4連携➝8vs8ゲーム/幅狭エリア
4日目4vs3/ビルドアツプ➝8vs8ゲーム
5日目練習試合(タイ2部チーム戦)45分×4本 トータル5-3勝利
で、1週間前倒しレベルの順調進行で、特に、選手フィジカルのレベルアップが顕著でした。

では、コンサキャンプ2週目点検です。
1.コンサキャンプ内容
トレーニング内容は、
6日目(1/20)
 初オフ明けに、5vs2ポゼッション・ダイレクトパスからスタートするも、集中力を欠いていると≪青空ミーティングでミシャからのカツ!≫厳しい長目の小言注意。➝午後練は、コントロールシュート➝4vs4ビルドアップ;ダイレクトパス〜ゴール前フリータッチで確実シュートトレーニング➝9vs9ゲームで、午後練はガッツリレベルの◎
7日目(1/21)
 パスコントロール➝4vs4ビルドアッブ➝コーデイネーション➝6vs2ボール回し;パス&コントロール~精度重点シャドーシュート➝3vs3ボール奪い合い~カウンター前展開➝9vs9ゲーム
8日目(1/22)
AM軽め~ロングレスト➝6vs2ボール回し・パスコントロール➝9vs9ゲーム
9日目(1/23)
練習試合(蔚山現代2019K2位ACLチーム)
本戦45分☓2は「0-1~0-1計0-2敗戦」、
追加15分☓2は「0-2~2-0計2-2引き分け」
本戦は、
両チーム共にほぼベストメンバーでの「本気勝負」で、
コンサ布陣(推定)は、
        ジェイ
      武蔵   ロペス
    菅  宮澤 駒井 白井
     福森 ミンテ 進藤
        ソンユン    で、
チャナ;故障以外は、スタメン有力候補としての起用となったもの。
◎前線からの守備も含め「ボール奪取」から、ビルドアップ~速い前方展開・カウンターが効果的
☓ラストパス精度・シュート精度が問題、相手比では、フィジカル・球際の強さが課題 との試合評価となりました。
追加戦では、金子・早坂と複数得点獲得で、〇ボール奪取からのビルドアップとの評価となったもの。
10日目(1/24)
選手の疲労はピークに達し、午前はプールで調整、午後は軽いメニューで、翌日練習試合に備えるもの。
11日目(1/25)
練習試合(タイチェンマイFC+@の選抜)戦。
本日試合は、圧巻のコンサ激勝の結果。
45分☓2の本戦練習試合で、
1本目~ 3-0 2本目~ 3-0 計 6-0
得点;ジェイ2・武蔵・藤村・ロペス・金子
起用選手は、ジェイ・武蔵・藤村・ロペス・金子・福森・宮澤が確定。
1/23起用選手が再起用され、タイトフィジカルの中でも、圧巻のプレーが炸裂しています。
昨年1/23同様に同一対戦・練習試合を実施していましたが、
1本目~ 1-0 2本目~ 2-2 計 3-2 ギリギリの勝利、
でした。一年で、コンサの飛躍的成長が証明されています。
攻撃力は倍増、守備力は失点阻止で、「走るサッカー」を徹底し、ミシャコンサは第2段階は完成し、次週は、「新たな姿のコンサ=新戦術」の定着・熟成とランクアップです。
2.第2週評価
【第2週段階1/20~26;実戦フィジカル1.5倍(試合形式)・実戦戦術(おさらい)・組織力構築】は?

段階目標「実戦フィジカル1.5倍(試合形式)・実戦戦術(おさらい)・組織力構築」は、
➀1/23蔚山戦・1/25チェンマイ選抜戦との対戦は、
シーズン中ハード日程や試合終盤の「ハードフィジカルコンディション(重疲労負荷状態)」環境でのでプレイトレーニングとなりました。
そこでは、「戦術・規律通りプレイ」を実践出来、ほぼ実戦フィジカル能力は復活しています。目標「1.5倍化」には到達していませんが、順調に「フィジカル能力上昇」が進行しています。長期離脱からの復帰を目指す「最も目標点に遠いだろう『駒井』も、強敵チーム対戦を60分プレイ」実績となりました。キャンプ1週目にキツクミスで足を故障したチャナティップ以外は、殆どの選手が「実戦レベル到達」と推測される好進展ですね。
➁実戦戦術・組織力構築は、前シーズンレベルに到達し、今シーズンの新・追加テーマにトライとの状態です。

戦術でのキャンプテーマは、
a.失点半減となる守備力上昇
b.ビルドアップレベルアップによる安定化
c.ラストパス精度、シュート精度改善による得点力上昇の3点を設定した様で、

その具体化には、多様な方法論、迫り方、道が有りますが、
先ずは、

A.ボール奪取からのビルドアップの速さ、詰まり〈ボール奪取力上昇〉と〈攻守の切り替えの速さのスピードアップ〉による打開策が第一選択です。
キャンプでの継続・反復トレーニングの累積により、一気に、適正プレー選手が急増し、チームプレーに定着して来ました。
○「ボール奪取力こそが守備力強化の主力策」として、キャンプで一貫徹底トレーニングを実施し、対象選手は、 DF・中盤から、最前線選手まで拡大し、自陣〜最前線での守備まで拡大し、ボール奪取位置は、一気に相手ゴール前まで上昇しています。何より、守備嫌いのジェイ・武蔵・ロペスは、あらためてみると、全員ハードフィジカルを持っており、相手DFに襲い掛かり〜追い詰め〜ボールを奪う、のは、そんなに難しい事では有りません。恐らくは、当の本人達が、その威力に驚き、正に開眼している事でしょう。
○ボール奪取直後に、最前線へのビルドアップ、縦パス配球も、キャンプの主力課題です。「攻守切替のスピードアップの効果」は、
攻撃面;・ビルドアップパスにワンタイムの余裕を与えパス精度アップに直結。
・相手守備陣が再整備前の攻撃となり、✴︎スペース・エリア攻略が容易に、✴︎コンサ攻撃パス受け手がノーマーク状態でパス成功率アップ、で決定機構築力が大幅アップとなります。
守備面;・昨年課題として残った、ビルドアップタイミングをターゲットとされ、ボール奪取やパス回しを阻止、制限される、との問題点は、相手チャージ前に、パス配球完了となり、相手前線からの守備を躱し、無効化出来るものです。結果、守備課題は、大きく改善となります。

B.パス改善が主要テーマです。具体的内容は、ダイレクトパスと縦パスの2点。
A.同様に、毎日継続・反復トレーニングを継続し、こちらも一気に、適正レベル到達選手が急増して来ました。
・ダイレクトパスは、相手チャージ前にパス完了し、どんなフィジカルや球際が強い相手でも、無効化するプレーですね。神戸のバルサ組が目指すプレーで、チームとして、最速・最精度・最高ポゼッションはボールを運ぶチームプレーとなります。コンサ・ミシャも、トライと言う事で、ハイテクニック・ハイスピードチームとなるためには、絶対必須能力条件です。練習試合でも、トライし成功していますね。
・縦パスは、チームとして、攻撃推進力となるパスプレーを多数とするトライですね。ボール保持・ポゼッションを目指すのなら、横パス、バックパスは増加し、結果、パス構成比は、縦パス<横パス=バックパスとなりますが、その横パスとバックパスこそが、相手ターゲットそのもので、守備低下・カウンターリスクの原因となっていて、その比率改善は、攻撃推進力上昇だけで無く、カウンターリスク減少による失点減少に直結する訳ですね。但し、絶対条件が縦パスの成功率アップで、成功率の低い縦パスほど、攻撃をストップさせ、相手カウンターを浴びるものとなってしまい、高成功率が必須条件となる訳です。そこで、縦パストレーニングは、成功率アップトレーニングとなり、パス精度とタイミング、何よりパスターゲットの適正化がその内容となっています。攻守切替の速さ、ダイレクトパスも、密接に関連し、それぞれのレベルアップは縦パス成功率アップを導き出す、との相乗効果が作動しています。
眼に見える課題改善は、現在この2点ですが、

もう一点、
C.ラストパス精度とシュート精度が残されています。
改善トレーニングとして、シュート精度重点のシュート練習は数度実施していますが、大きな改善は見えませんでしたが、本日・練習試合で「開眼・急改善」が見込めます。多いなる期待を以て次週に課題持ち越しです‼️
また、
守備力向上による失点半減は、攻守切替の速さと、ビルドアップ安定化では、全く不足でしたが、ここも本日・練習試合で「完封」を掴みました。こちにも、同様に、期待大で、次週、更なる守備力向上トレーニングに邁進し、次週への課題持ち越しとなりました。

以上、総括すると、フィジカルアップは計画以上に進展、新戦術もダイレクトパスと縦パス多数化で手を付け始めています。最終課題の「ラストパス・シュート精度」、また「守備力向上」にも、突破口・切り口が発見され、フィジカルと戦術の「完成段階」が、次週以降に期待される、大成功の進展キャンプです。


  



posted by yuukun0617 |22:28 |