コンサドーレ札幌サポーターズブログ

スポンサーリンク

2019年03月25日

〜進化〜 第5節 名古屋戦へー相手チーム点検

1.これからのシーズン展開
 さぁ〜!    リーグ戦再開・幕開け試合は、今シーズン、実力が現れ始めた新興 名古屋戦。ちなみに、次のリーグ中断は、6/1リーグ第14節広島戦となり、名古屋戦以降、7週間連続日程となり、今シーズンのポジションを決定付ける最重要ターンとなるものです。
今シーズンの全体展開を見ると、今期は長期中断期間は無く、昨シーズンの様な、チーム立て直し、再建できる期間は無い事となり、結果として、次のターンの戦績・ポジション・順位が、チーム戦力・ベクトルとなり、シーズン最終結果に繋がるとの想定が濃厚です。
今シーズン目標;リーグ戦上位=3位以内のため、このターンは、リーグ戦10試合を、【勝ち点21】と予測され、7勝0分3敗〜6勝3分1敗のどちらかしかありません。
コンサの攻撃優先・攻撃型戦略は、勝ち点獲得上は、勝利数にこだわり、その分、敗戦数も一定程度許容され、達成確率は上がるものです。
「負けない・守備主導」戦略では、引き分け価値を中心とするも、勝ち点21獲得は、試合数21は無く、10試合で10勝ち点にしかなりません。この戦略は、降格回避戦略のチームでのみ、あり得る戦略で、リーグ上位を狙うチームではあり得ません。

何れにしても、7勝0分3敗以上を狙います!
その為、どのチームを勝利ターゲットとするかは、重要戦略となりますが、ミシャは全試合勝利狙いと設定しますネ。
確認で、第5節節〜第14節対戦チームは、5名古屋(2位)・6大分(3位)・7C大阪(14)・8横浜FM(7位)・9磐田(16位)・10神戸(6位)・11松本(12位)・12FC東京(1位)・13G大阪(9位)・14広島(4位)
この順位を尊重すると、1位FC東京、2位名古屋、3位大分に敗戦、他の7チームに勝利、との展開が見えて来ますが、
現実・実戦感覚では、横浜FM7位、FC東京1位、広島4位との対戦に負担感、高難易度を感じますね。
この3チームに共通するポイントが、「試合巧者・相手ストロングポイント消し優先型は」で、現コンサのチームカラーから、やや苦手ジャンルチームです。
コンサは、「超?攻撃型サッカー・コンサ式ミシャ戦術」で、攻撃最優先の「殴り合い勝負」での「攻撃力・得点力勝ち」を得意パターンとしていますね。
「攻撃優先」「パスサッカー」「走り勝負」どの戦略・戦術ともに、コンサは、相性の良いチームとなります。その反対に、前節鹿島を代表とする「高プレー強度」「コンサ攻撃パターンを全て対策・対応・防御型」チームが苦手となる訳ですが、現コンサの戦術は、選手個々の能力アップによる、というレベルまでは達して居らず、戦術上の論理的優位で、勝利している段階だからです。しかし、武蔵・ロペス・ルーカス・駒井・チャナティップの戦力構成により、個々選手の能力による戦力向上も加わり始めている所です。この「個々の能力が戦術のパワーに加わる」事は、コンサの戦術阻止の基本対策「インテンシティーの強い個の力で、コンサの個の選手プレーを潰す、停止させる」を打破する、「潰す相手プレー、停止させる相手プレー」を上回り、躱し、外し、突破するとの改善・進化です。
という事で、本ブログでは、
当面の試合目標を【第5~7節・3連勝・勝ち点9獲得】としましょう。

2.次節対戦チーム名古屋点検
次節への日程は、
月曜 名古屋対策全体トレーニング
火曜 Aチーム候補 対策トレーニング
    Bチーム Aチーム補助
水曜 Aチームほぼ決定 対策トレーニング
    Bチーム Aチーム補助
木曜 Aチーム 朝フィジカルトレーニング 後 移動
    Bチーム 戦術基本トレーニング
金曜 Aチーム チームブログには(愛媛県)との記載でしたが
        (愛知県)と1漢字誤りで、現地トレーニング
    Bチーム 戦術基本トレーニング
土曜 Aチーム 第5節名古屋戦
    Bチーム TM 設定?
で、3日間で、名古屋対策です。
では、名古屋の現況です。
順位2位 勝ち点9  3勝0分 1敗 9得点 3失点 得失差6
2018シーズン
順位15位 勝点34 12勝5分17敗52得点59失点 得失差-7

今シーズン、得点数はリーグ1位は昨年4位が拡大、しかし、今シーズンの驚異が失点数が激減の3位で、昨年ワーストの同数17位から一転した点です。
この変化は、どこにあるのでしょう?
サッカー戦略「徹底したパスサッカー・攻撃優先戦術」は、今シーズン益々度合いを強め、攻撃力・得点力を維持・拡大している基盤です。昨シーズンは、そのため➀高い位置のDFライン設定を突くカウンターリスク➁ビルドアップをDFライン前後で狙われ、相手ショートカウンターからの失点多発の、ロングカウンター・ショートカウンターのリスク管理失敗が、リーグ最低失点数とした原因でした。
今シーズンのボール保持位置・DFライン設定は、昨シーズンとほとんど同一です。
しかし、決定的に変化したのが、フォーメーションで、昨シーズン【4ー4ー2】と【3ー4ー2ー1】の併用型で、対戦相手により選択型。
対して、今シーズンは、対戦相手による選択を【4ー4ー2】のみに固定。メンバーは、昨シーズンの中心CBはそのまま、2CB(丸山・中谷)として起用、LSBに鳥栖中軸の吉田を移籍獲得、RSBに中堅宮原と4DF陣が安定化。
丸山FC東京2017・中谷柏2018・宮原広島2017・吉田鳥栖2019と、助っ人・優秀DF陣が、連携向上・戦術習得し、チーム定着したものです。
更に、ボランチに、FC東京中軸の米本を獲得、ポルトガル1部のバリバリボランチシミッチとのWボランチで、
➀3バック脇スペースが、4バックで縮小・消滅
➁強力4DF+強力2ボランチで、守備力・ボール奪取力が急上昇
により、失点が一挙に激減したものです。
両サイドハーフ+前線2+Wボランチ攻撃参加+SB攻撃参加で、「強力攻撃力」を維持し、加えて、強力DF・Wボランチ・名手GKランゲラックで「強力守備力」チームに変貌したものです。
加えて、今期獲得新戦力の即戦力化に成功しています。
先ほどの、SB吉田・Wボランチ米本・シミッチに加え、FW赤崎(レンタル)・RWHマテウス・追加投入の切り札昨年特別指定で今季A契約の早大相馬と多国籍軍の活躍があり、前記の2017~2018獲得選手と合計すると、全選手多国籍軍のチーム構成となります。ここまでの徹底は「チーム戦略」であり、当面、高能力・レベル多国籍軍によりAチーム構成とし、その影響を期待しつつ、「育成選手でのチーム形成は将来に委ねる」ものとの、割り切った・現実論です。
昨シーズンは、それが故の「連携不具合・戦術理解不徹底」で、低戦力に甘んじていましたが、今期は、既に現実の結果に至っている、という事です。
いずれにしても現況は、「やや攻撃を低下させて、守備力を拡大するフォーメーション変更をするも、なおリーグ最上位攻撃力の攻撃主導型で、強力攻撃+強力守備のバランス型に変化し、新戦力も戦力拡大に寄与し、リーグ2位としている」という事です。
ちなみに、前節試合データを対比コンサで記載しておきます。
攻撃
チーム 得点 30m進入数 シュート数 枠内数 決定率 パス数 成功率 
名古屋  0   60回   14本    6本  0%  606本 80.7%
コンサ   1   34回   13本    4本 7.7% 518本 83.2%
守備               全体
チーム 失点 被シュート数 被決定率 支配率 走行距離 スプリント数
名古屋  1   13本   7.7%   61.3% 109km 157回
コンサ   3   14本   21.4%  53.9% 113km 178回

得点パターンは、
セットプレー 1点
クロス    2点
ショートパス 4点~44.4%
こぼれ球   1点
その他    1点  ショートパス・スルーパスでの得点が得意です。

失点パターンは、
PK     1点
クロス    1点
スルーパス  1点  セットプレー防御・カウンター防御は完全作動しています。

3.名古屋対策は
攻撃力は互角、パスサッカー基礎のパス数は名古屋優位・精度はややコンサ
守備力は名古屋優位、走力はコンサ、との数値です。
やはり、名古屋のフォーメーション転換は、シュート数の減少との試合数値で、攻撃力低下を示しています。また、昨シーズンはリーグ最低ランクのクロスが、今シーズンは、SB攻撃参加もあり、リーグ中位まで上昇していますが、コンサが優位です。

この様に、攻撃力は高水準・穴だった守備も一掃して強力守備力に変貌し、順位2位の通り、高戦力を証明しています。

コンサは、「撃ち合い真っ向勝負」を挑みますね。風間監督は、「この殴り込み・真っ向勝負」は受けて立つ性格ですね。という事で、
コンサ「強力攻撃力」Vs名古屋「攻撃・強力守備のバランス型」ではなく、
          Vs名古屋「攻撃優先+強力守備付型」との闘いになると予想します。
ここに、大きく・或る意味唯一の付け込む隙間がありそうです。
つまり、オープン型の試合展開に持ち込む事が大事で、
そのための絶対的条件が「先制点・追加点の獲得」です。そうすると、風間監督は「バランスを崩しても、攻撃力強化の追加策を取り、益々、撃ち合い勝負の舞台となる」との展開です。
しかし、逆に「名古屋先制」の場合は、冷静な試合展開で「攻守バランスを取り、失点絶対阻止=コンサ攻撃の阻止力拡大」との展開となり、「0ー1」との結果で見えてしまいます。

名古屋の強力守備陣の攻略法は、ただ一つだけありますね。
・「強力フィジカルの体幹・当たり勝ち」での守備陣突破~湘南・鳥栖style
・「ハイテクニックで、個々の戦い勝利・連続」による守備陣突破~神戸style
・「戦術上の優位による」守備陣突破~横浜FM・浦和style
・「高インテンシティー」のマッチアップ勝利による守備陣突破~鹿島style 
どれも、名古屋はブロック出来ます。
〇「スピード」勝負による守備陣突破~現在、リーグではコンサのみstyle
名古屋の超強力守備陣も、最速状態のコンサ攻撃は、阻止不能、触れることも、触ることも出来ません。 実際、リーグには阻止可能チームはありませんね。
しかし、その最速コンサ攻撃の継続時間・回数が課題です。
少なくとも、試合開始直後に、作動開始し20分間作動し、その間、<最初の決定機を必ず得点とする>事で、更に追加点獲得となる「20分で2得点」を達成・掴み取れるものです。
その後の試合展開は、撃ち合い合戦の壮絶試合となり、試合結果は「コンサ4得点ー名古屋3得点」の1得点差の勝利が濃厚です。
ミシャの謂うところの「お客さんに最高に面白い試合」ですね。
間違いなく「大勝負!!」で、コンサのシューターは「シュート決定率100%」を追求しなければならない、決定機は全て得点実現ほ目指す闘いでもあります。

posted by yuukun0617 |09:51 |