コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2019年01月24日

~進化~ コンサ・キャンプ現況・1/23対チェンマイFC戦から

コンサのタイキャンプも1/28第1次キャンプ終了に向け、いよいよ最終ラウンド週ですね。
1/14からの第1次キャンプ・15日日程の目標は、
➀90分走る切れる運動量=フィジカル
➁2018ミシャ戦術を下地にした「130%以上増しミシャ戦術」定着
➂加入新選手、既存選手の戦術習得を基にしたポジション確認
の3ポイントです。
ちなみに、
2/1~打上げ日未定・第2次キャンプ・沖縄恩納村
では、同一ポイントが継続されますが、
優先順位は同列から変化し、
➁と➂のウェートがアップ、➀は完遂が選手条件となり、この時点で➀追及選手はチーム順位は最低ランクに低下してしまいます。
その後、
未定日程・第3次キャンプ・熊本市
シーズン開幕後も、温暖の熊本にチーム全体でのキャンプ状態を継続して、第1・2節を対戦し、第3節対清水・札幌ドーム戦に、帰札して長いキャンプは完了ですね。

そんなキャンプ日程の中、
「シーズン同一日程」の習慣化のため、
原則1週間ごとに「テストマッチ」の実戦練習を設定し、キャンプ目標を実践しながら、全選手、シーズン日程のフィジカル・メンタルスケジュールの完全吸収を図るものです。

第1週目1/14~1/18 目標ポイントテストマッチ
    ・・・⇒ 1/19 タイ2部-8位 ランパンFC 2-1○ 1-2●
第2週目1/20~1/22 同上
    ・・・⇒ 1/23 タイ2部-3位 チェンマイFC 3-2○
第3週目1/24~1/27 同上
    ・・・⇒ 1/27 タイ1部-2位バンコクユナイテッドFC ?

そんな中、昨日の対チェンマイFC戦をYouTube・premiumの完全放映で観戦。
キャンプ・チーム現況が丸判りでした。
ポイントのみ記載してみます。
1.試合結果 90分
対戦相手;タイ2部リーグ・前年3位 チェンマイFC 基本「3ー4ー3」
[前半] 1:0 得点ジェイ
        ジェイ
     岩崎     ロペス
  菅   深井  荒野   駒井
     福森 宮沢 早坂
       ソンユン⇒菅野
[後半] 2:2 得点鈴木武蔵2
        鈴木
     藤村    中原
  中野  ミンテ 小野  白井
     中村 石川 濱
        菅野⇒阿波加

2.判明ポイント
➀前半戦メンバー・・現在Aチーム候補
  配置ポジションは最適で高レベルの能力発揮、全員◎
 後半戦メンバー・・現在Bチーム候補
  ポジションの適正・可否に大きな差が顕著
  鈴木 ・・〇  藤村 ・・◎ 中原 ・・✖
  中野 ・・〇  ミンテ・・〇 小野 ・・◎
  白井 ・・◎  中村 ・・〇 石川 ・・〇
  濱  ・・〇  ◎選手3名のみ
➁戦術習得レベル
◯Aチーム
新選手岩崎・ロペスが参加するも、両選手共戦術理解が高く、チーム戦術実践度は2018レベルに既に到達完了し、「可変システム」「多彩攻撃パターン」「パス戦術」は前年よりも「スピード・精度が上昇」し「攻撃のキレが増し」ています。
更に、選手連携も「左サイド福森~菅~岩崎」「右サイド荒野~駒井~ロペス」「中央宮沢~深井~ジェイ」で高い連携が既に完成し、相手陣形を崩す強力攻撃力となっています。
更に、攻撃パターンの増加・拡大が試行されています。
≪➀駒井のクロスに、浮き球クロスパス≫が追加され、数回トライしましたが、ほぼ全パスFW3選手へダイレクトに到達しました。
≪➁FW3選手とも、ロングフィードのポストとミドルパスポストプレイ≫が可能で、相手陣内へダイレクトに攻撃起点を作りゴール直前からのゲームメイク・突破が果たせます。(チャナティップでは高さ不足でポストプレーはありませんでしたが、3ターゲットへ増加は大効果となります。)
≪➂福森・駒井のボランチポジションからのゲームメイク≫がトライされました。可変システムにより、ポジション変更されますが、その途中過程で、ボランチポジション=中央部に、福森・駒井が位置し、DF(ボランチ深井がDFラインへ低下)から福森・駒井を経由して、ピンポイント長短パスが供給されるパス戦術で、正確なパスは、そのまま鋭い攻撃展開に直結しました。本来ボランチの荒野・深井の弱点〈精度と戦略性あるパス配給力の低さ〉を解消する方法で、多彩攻撃を進化・拡大させるものですね。
≪➃FW岩崎の縦の飛び出し≫2018・ジェイ・チャナティップ・三好(都倉)は、ゲームメイクのためポジションダウン気味で、欠けていた縦への飛び出しが武器となります。
このように、新パターン・内容が、4内容出現していました。2018内容が完全に基礎・基盤として完熟され、その前提の上に、より精度・多彩・強力な方法・内容を加算しようとしています。
Aチームに候補者には、更に、チャナティップ・ルーカス・檀崎・進藤がいますね。
Bチームでしたが、中野・白井も、そして、高パフォーマンスを印象付けたFW藤村、DF中村・濱も、化ける可能性がありそうです。
◯Bチーム
新加入とポジション変更選手が6選手となり、ミシャ戦術は機能しませんでした。戦術理解レベルが低く、既存選手と新選手のプレイが合わず、組織プレイにならないのですね。個々の選手のポジション適正は既述の通りですが、◯平均、△平均以下、✖不良選手7選手の現況です。
注目選手では、
FW鈴木は2得点は本人能力によるものではなく、相手選手クリアミス(ハンド)のPK、藤村のナイスプレーでの得点で、ポストプレーは△、特にゲームメイク・起点は△、裏への飛び出し△でいまひとつ。
LSH中野は、菅・駒井の多彩なクロスに比べると、スピード・精度はあるも、単調気味で△、ポジショニング△で、いまひとつ。
中原は、FWポジションはもう起用されませんね。
小野はDFまで低下時の守備は危険過ぎて回避ですが、それ以外は◎、白井はキレキレで◎、一番の驚きはFW藤村で、ポスト・ゲームメイク◎、ポジショニング◎でAチーム候補入りも有り。新人DF中村とフレッシュ濱も安定したプレイでこの先も楽しみです。
既存選手では、ミンテ・石川は相変わらずレベルで、もう一つ。

➂チーム現況
Aチームは、想定以上に順調で、更に新候補選手も多数あり、更に強化・進化するもの。
Bチームは、アンマッチ選手・戦術理解課題選手が多く、激しく、厳しいトレーニングしかありません。このままでは、Aレベルチームのダブル保有にはならず、カップ戦対応は前シーズンのままとなつてしまいますので、大改善が必要です。

全体としては、昨シーズンのキャンプ状態からは考えられない位、高いレベルで、Aチームは「J1レベル」まで到達し、更に進化・成長します。
≪素晴らしく順調なキャンプ進展≫です。
ミシャコメントも「攻撃から守備への切り換えの改善」を課題としていましたが、攻撃の手応えを確信している姿そのものですね。~あの攻撃好きなミシャが、守備の話とは・・・!~
新加入選手の内、岩崎・ロペスが戦力化し、既存選手は2018シーズン超の新プレイ、精度・強度アップで一機に成長・進化し、チーム戦力は120%増しまで到達しています。
次のテストマッチは、タイのプレミアムリーグ2位・強豪バンコクユナイテッドで、コンサの進化・成長を現実の結果で証明してくれますね。





posted by yuukun0617 |22:54 |