2017年06月05日
~進化~ MFポジション「アンカー」について
昨日ブログで、荒野アンカーを失点主因と記載しました。
ここで、現システムでの「中盤を支配する選手」のアンカー役割と選手適正を点検してみます。
先ず「アンカー」の定義・役割から。
通常の定義は
「アンカーとは、中盤のMFポジションの底を固めて、守備を安定させる役割」とされます。
そのため、具体的プレイは、
①試合の流れを的確に読み取り、・・適正な状況判断・認識力
②守備を意識しながら、隙あらば攻撃に転ずるためのボールコントロールをする司令塔プレイ・・攻撃起点パス能力 とされます。
つまり、
ポジションは、DF陣の前の隙間ポジション(バイタルエリアになりますね)に陣取り、
DF陣と攻撃陣を繋ぐ役割で、
相手に当たり負けしない体格とパワーを持ち、
相手の攻撃を読むセンスに長け、チーム全体の動きも常に予測し、
守備を行うタイミングとポジション能力も的確で、
一転、攻撃的MFと匹敵するパスの技術と視野の広さを持つ、
「中盤を支配する選手」です。
選手特徴として、「高い頭脳と高いテクニックと強靭な体幹」の3大能力を求められる大変難しいポジションで、適正選手は相当限定されますね。
※運動量は必要とはされ無いポジションです。
では、我がコンサの適正選手を点検してみます。
解り易く「マトリックス」で記載してみます。
上記4つの能力で点検です。
候補者 深井 宮澤 兵藤 河合 横山 菊地 ミンテ 荒野 菅 福森・・
体格・パワー 〇 〇 △ 〇 〇 〇 〇 △ ✖ △
把握・予測 〇 〇 〇 〇 〇 △ ✖ △ 〇 〇
タイミング・ポジシヨン 〇 〇 〇 ◎ △ △ ✖ ✖ △ 〇
パス技術・視野 〇 〇 ◎ ◎ 〇 △ ✖ ✖ 〇 ◎
点数 8 8 8 10 7 5 2 2 5 8
(◎3〇2△1✖0)
ハイ! これで結論は・・・【河合がチーム最適選手】です。荒野はポジショニングとパス能力で、失格ですね。実際、昨日試合では、荒野が「適正ポジションに居さえすれば」、そのスペースでのフリープレイを阻止し、失点は阻止出来ていましたね。
四方田監督は、前々試合で偶然試した「荒野」アンカーに縋りたい所でしょうが、既に、昨日失点原因となる結果で返って来ました。最低限、アンカーポジションを死守との指示は与えず、アンカー役割では、おまけ、補足の「2次ボール奪取」役を中心とした所に、「システム破綻」原因だった、という事です。
「河合」の本家本元ポジション、「アンカー」起用で守備整備は大きく進展すると思います。
「アンカー」について点検してみました。
posted by yuukun0617 |18:32 |