コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2016年11月01日

~進化~  讃岐戦 戦術・メンバー・試合展開 予想

本日の練習を注目していましたが、監督コメントの「精神的な一体感」練習ではなく、コンサの通常練習の様でした。
宮澤がキャプテンとして、「普段通りのプレーに確信をもって打ち込もう」との内容を再三コメントしています。
そして迎えた「本日の練習」は、「厳しい状況」を「気持ちの張りとなる『緊張感』」のエネルギー源に変え、ある意味、≪ドキドキ・ビリビリ感を楽しむ感覚で練習≫している様子でした。
 キャプテン、超ベテラン選手=小野・稲本=、中軸の都倉・増川、若手のリーダー深井と堀米、の「前向きな姿勢」がチームを牽引し、チーム全体が反応しています。

目指すは「特別メニュー」ではなく、いつもの【コンサの得意プレーを】を合言葉に、今まで実践して来た、首位獲得の原動力となった、チーム全員自信の「ノーマルプレー」に、意思統一で、「一瞬にして完成・構築」となりました。
残り4試合、今シーズンの全てを載せて、「渾身のプレー」のチャンスです。楽しくない筈はありませんね。選手なら、こんな素晴らしいシチュエーションは、一生、二度と無い幸運です。 それに、気が付いた、様ですね。
 全てを込めた「渾身プレー」こそが、コンサの勝利の源泉です。
選手のハートは、(監督ではなく)選手自身により、完成されました。
あとは、「ノーマルプレー」の戦術・メンバー・試合想定の選択ですが、監督指示がどうであろうと、選手は「ノーマルプレー」の実践です。
ここに、「危機脱出は、無事開始」となりました。

という事で、選手が実践する「認められる内容」予想です。

(監督指示が、実戦でその通り守られ・実行・プレーされるとは限りません。選手が認めたプレーのみ実践の試合は、しばしば見られ、起きる事です。「ピッチ内の監督」の本当の意味は、「選手が戦術・プレーを選択」し実行するもの、という事ですね。練習も、選手の希望内容とする事は、監督と選手のコミュニケーションで、監督の有力テクニックです。本日練習はその匂いが一杯でした。)

では、予想です。
1.戦術
全選手の自信・自慢の
【3-4-1-2】【堅守・速攻型】しかありません。
更に、直前試合から、試合の入りは、「守備主導」で「堅守」の陣形・コンセプトでスタートですので、【サイドは、サイドバックポジションの守備型】で安定守備の構築確認です。
「ボール奪取」位置は、現状、ボランチ位置から1m程度低下位置ですが、≪ボール奪取からの「攻守切り替え」≫からは、短手順・スピードに乗る「速攻」です。
サイド・DF裏のスペースエリアも活用した、ワイド攻撃と相手守備陣形内へのショート・スルーパスでの「決定機」でのラストシュートの攻撃ですね。
高い意識から、次戦の「枠内シュート率」は高くなると想定します。早々に「得点獲得」ですね。
残4試合で、今シーズンの「攻撃パターン」と「守備パターン」を再確認です。
・中盤での「インターセプト」
・前線からの守備
・縦に短距離の「密集陣形」での「数的優位による連携・組織型守備」
・豊富な運動量で、ポジション管理・守備、攻撃時のポジションチェンジ、数的優位構築
・タイトチェックで、相手選手への時間奪取、ルーズプレーの誘発、ボール奪取
・多彩攻撃(サイドチェンジ反復・揺さぶり、サイド・陣内パス・裏スペースへの飛び出し)
・ポゼッション時での「カウンターリスク阻止」のボランチとDFでのWライン守備
・セットプレー攻撃 
・ポゼッション「55%」での試合コントロールと「省エネ展開」
・選手交代での「試合活性化」
  ・・・多数ありますが、今シーズンの勝利の要プレイです。
2.試合展開
選手が想定する展開です。
 スタート~10分 「守備」中軸とし、「堅守」体制・陣形を構築を確認
      20分 「ボール奪取」を切っ掛け・合図に「速攻」
          「得点」獲得
           関連攻撃で「追加点」獲得
      45分 「堅守」継続で≪無失点≫で前半終了
      60分  選手交代で、展開活性化
          「追加点」獲得
      75分  2選手交代で、
           3ボランチにシステムチェンジ、堅守再構築。
      90分  ≪無失点≫『3得点』
           【 3-0 完勝 】完成 の想定です。
3.メンバー
選手が認めるメンバーの観点からの選択です。

      内村     都倉
        ジュリーニョ
   堀米  前寛   宮澤  石井
      福森     菊地
         増川
        ソンユン

    60分交代 神田 トップ下へ投入 ⇒ ジュリーニョ FWへチェンジ
                     ⇨ 内村 交代
    75分交代 菅  FWへ投入   ⇒ ジュリーニョ 交代
          河合 アンカーへ投入 ⇒ 神田 ボランチへチェンジ
                     ⇨ 3ボランチへシステムチェンジ
                     ⇨ 前寛 交代
   この内容は、選手の支持を得られるでしょう?

 「コンサのノーマルプレー」で勝利・勝ち点3獲得です!!

 有難うございました。


      

posted by yuukun0617 |20:21 |

2016年11月01日

~進化~  讃岐戦 事前点検

四方田監督が、問題化しています。

チームが「苦境」に陥った時、そこからの「脱出法」は、たった2通りしかありません。
①「今の自分を大胆に変える」 ②「今の自分に徹する」  の2通りです。
その選択には、リーダーの性格が影響します。
≪沈着冷静と熱血漢≫≪悲観的と楽観的≫≪チームへの自信とチームへの不安≫・・・

今まで、四方田監督は、
②で「沈着冷静・楽観的・チームへの自信に充ちた」リーダーだと見えていましたが、前試合では、その真逆の姿を露呈しました。

問題は、脱出の成功率は、圧倒的に②が高く、失敗率は、圧倒的に①との事です。

①「今の自分を変える」は、奇跡がプラスしてごく僅か成功する事もあり「悪魔の誘い」ですが、殆どの場合失敗となります。その理由は、自明です。「・・変える」は「今の自己を否定=捨て去る事」だからです。その時、捨ててはいけない事=ストロングポイントも、一瞬にして、一緒に消えてしまいます。
実は、①は、「逆境脱出の方法」ではなく、「好調時変革の方法」ですね。

コンサの現在も、同一です。
監督には、「戦術・選手の選択権」があります。究極的には、監督の選択を止めるのには、「解任」しか無くなります。

昨日、練習再開直後の「監督から選手への指示・解説」の重要性・緊急性を指摘しましたが、本日の報道、チームブログの監督コメントからは、実に危機的な内容が伝わって来ます。
四方田監督は、全く感じていないのでしょうね。自分の発言に全部出てる事を。
残念ですが、他チームの監督が見ています。ほくそ笑んでいる姿が目に浮かびます。

問題の内容とは、
選手へは「まだ、自分達次第で目標を達成できる状況にあるので、強い気持ちを持って、チーム一つになって乗り切ろう」。
練習コンセプトは「連戦になると、練習の回数が限られている分、精神的な部分をしっかり整える必要があるはずです。戦う集団として次に向かっていくことが大事だと思う。」
通常時なら、普通のコメントに見える所ですが、この逆境時では、著しく不適切内容。

「・・状況にあるので」が「一つになる」理由ではありません。常に一体は追求しているもので、状況で一体か否かはありません。
「・・強い気持ちを持って」は「選手の気持ち」が問題であるとの指摘です。
「気持ちで、チームが一つ」になれる事は有り得ません。一つにするのは、具体的な戦術・プレイで、その共通理解が「一つ」にするもので、現実のプレイで一つか否かが判定されます。
また、練習については、
「・・練習の回数が限られている」事が問題では無く、「その練習内容」です。少ないからこそ、「特定課題に集中した練習が必要で、その特定課題と集中の方法」の問題です。その特定課題が「精神的な部分の調整」では無いですね。
「・・精神的な部分をしっかり整える」も、選手の「精神的な部分」の問題視の指摘です。
「・・戦う集団として次に向かう」は、
現在「戦う」集団として不十分との問題視と、
現況の課題点は棚上げし、何でも「次に向かう」いう事です。
「具体的な戦術・プレイ」ではなく、「選手の意識責任」の問題としているとしたら、チームは、打開・脱却ではなく、破綻の危機となってしまいます。

【監督論】となってしまいますが、監督にとって、
「監督と選手の一体化」は、最大の課題です。監督の能力(知識と経験値)が、チームで最高値の場合は、そこからコントロール可能となりますが、そうでない場合、すなわち、監督よりも能力の高い選手がチームに居る場合、監督の判断・選択の誤りを、選手が認識します。そこでは、監督と選手の協議以外、一体の認識を作る方法・解決法はありません。
コンサは、どうでしょうね?
小野・稲本、そして、都倉・増川も、監督・コーチと同等か上廻っていますね。
実は、ブラジル3人衆も、そうですが、性格が良いのと、コンサに大感謝・リスペクトがあるので、問題発言はしません。 しかし、計7名も、います。
大事な点は、ここまでの戦績=この時点でこの順位にしたのは、その7選手を軸と中心に、キャプテン宮澤、ソンユン、福森、そして深井がまとめる「堀米・進藤」の5選手で、一体として作って来た戦術・プレーとの点です。
そして、ここでの監督の「戦術変化」は、「背信」行為となり兼ねないもので、選手は理解・納得し難いでしょうね。中心選手から監督へ率直へ提言・協議出来るチーム事情なら、改善し、より一層「一体感」は強固となりますが。・・残念ながら、そんなチーム事情ではなく、コメントの通り、「選手の気持ち」の問題としている、と見えてしまいます。
「既に、監督と選手の離反が始まっている」との懸念、あくまで懸念・危惧がどうしても消えません。実際、「監督と選手のせめぎ合い・闘い」は、全チーム必ず、日常的にある事です。
監督も、選手も、人間ですので、当然です。
しかし、激しい言い合いの中から、具体的な「戦術・闘い方・プレー」を共通認識し、その実践に集中できたチームが、勝利を獲得する、という事は絶対です。

何度も記載しますが、「今までのプレーに自信をもって、より徹底して実践」=「コンサのノーマルプレー」で打開しましょう。(宮澤も、都倉のブログでも言ってますね。監督!!)

では、長い前置きで失礼しました。その分、以下の「讃岐」分析は簡潔に。

1.現況
順位19位 勝点39 9勝12分17敗 38得点 54失点 得失差-16
直近5試合は、1勝2分2敗 苦境期からね光明の1勝をした所です。
得点不足と敗戦時の大量失点が苦境の直因ですが、昨シーズンより、倍近い失点数のデータから、「守備力」が主因でした。
2.戦術
〇システム戦術は、3つのパターンを相手により使い分けです。
【4-4-2】【攻守バランス型】14試合 3勝5分6敗・・勝点率1.0勝点/試合
【4-1-4-1】【守備型】  10試合 4勝2分4敗・・   1.4勝点/試合
【3パック】 【より守備型】  11試合 2勝3分6敗・・   0.8地点/試合
  (3-3-2-2)(3-4-3)(3-3-1-3)
 その他【4-2-3-1】【最強システム・個のプレー中心】3試合0勝2分1敗
勝点率では、【4-1-4-1】の1アンカーの「守備バランス」が高い、との結果データです。2CB+1アンカーの「3人ディフェンス」のぶ厚い守備戦術が、敵FWへの「数的優位」型となり、守備安定化となったという事です。しかし、シーズン展開では、最強システムを26%しか選択しなかった点が、「守備力低下原因」の一つです。
 ・対システム戦績は、
 〔対3バック〕10試合 1勝4分5敗  勝点率0.7勝点/試合
 〔対4バック〕28試合 8勝8分12敗 勝点率1.1勝点/試合
  対3バックチームの勝点率が低下しています。やや苦手ですね。
〇得点・失点パターンは、
 得点パターン・・セットプレー29.7%+クロス18.9%+こぼれ球16.2%で65%、パス攻撃は低レベルです。
 失点パターン・・セットプレー27.8%+クロス18.5%+パス攻撃26.4%で、72.7%で、多くの攻撃が失点パターンです。
〇ゲームスタッツ特徴
シュート・パス・クロス・ドリブルの攻撃項目は、16位~22位で低数値で全滅。
タックル・クリア・インターセプトの守備項目は、意外に高く、3位~12位、しかし、被シュート数・被ゴール数が22位で、DF・GKでの最終失点阻止・守備力の低レベルを示すもの。
3.メンバー
 スタメン固定化が高く、12選手が中心で起用。システム戦術が、試合毎に変化するにも拘らず、起用選手は同一で、システム親和性での選択は乏しく、システム戦術の意図・目的の達成度も、逆に、各選手の能力発揮度も、上下し勝ちで、「はまる試合」と「はまらない試合」とが「大敗」と「大勝」との結果をうんでいる。
選手数30名の中、20試合以上起用12選手、19~10試合起用6選手、9~1試合9選手の計27選手で、全体では90%起用の全体活用が出来ていますが、起用数の選手間のレベル差が大きく、「固定化」となったもの。
ベテラン・移籍選手がその中心選手のため、長期間シーズンでのコンディション調整でのレベル低下も起きがちでした。

以上の通りの「讃岐」チーム状況でしたが、コンサの「3バック」チームは苦手で、「4-4-2」での「攻守バランス」システムでの対抗の想定で、放り込み・サイドスペースとセットプレー程度をケアし、低い最終守備力をつき、「枠内シュート」数勝負で複数得点獲得、と出来ますね。

再確認による コンサ【ノーマルプレー】構築で、勝利獲得です。

有難うございました。


posted by yuukun0617 |07:25 |