コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2011年04月20日

第8節HOME湘南戦展望

「第8節」だけど「開幕戦」という位置づけだ。
3/5のAWAY愛媛戦。そんな昔の事は忘れちまった。いや、覚えてたとしてもオープン戦だったってことでいい。

3/11に東日本大震災が起きて、いろんな価値観や生き方などが変わった。
サッカーが生で見られるだけで幸せだ。勝った負けたと騒げる日常が尊いものだと。

そしてチャリティーマッチの日を迎える。新さっぽろ駅から東西線全駅乗って、宮の沢へ。雪が降って寒かったが、心は熱いコンサ馬鹿達が集った。赤黒戦士達と同じ空間にいられるだけで、幸福感に包まれたもんさ。

それから3週間経ち、今季のコンサをどのように見たらいいか悩んでいる。
なにがなんでも昇格しなけりゃならないモードだと、早々に煮詰まる予感がする。1つに、ユースや大学生相手に「圧勝できない」こと。グアムや、熊本で何やっていたんですか?と言いたくなった。AWAY愛媛は「遠征疲れ」で済ませてやってもいいが、札幌に来てからもなんだかピリッとしない。
2つ目に、債務超過問題だ。2年連続経常赤字で迎えた大震災。すでにドル箱の土日ドーム開催が3試合ぶっ飛んだ。3年連続赤字は確実だ。ということは、3位以内に入ったとしてもJ1昇格が認められない可能性が高い。

なので、なにがなんでも昇格モードはいったんチェンジしたほうが良さそうだ。ではどういうモードで応援するのがいいか。
ここ数日じっくり考えていたのだが、クラブの3ヵ年計画の〆の年、総決算という位置づけで見ればいいのかなと。

2009年のクールなリーフレットを覚えているだろうか。
若手5人衆の目鼻がだるま落としのように重なったあのデザインを。
トリック(意外性)の岡本ヤス、絶対的スピードの藤田セイヤ、
ハンドル(ゲームを支配する)の西ダイゴ、レフティ(魔法の左足)の上里カズゥ、
そして、オールレンジ(万能の攻撃力)の宮澤だ。

ダイゴが新潟へ行って鹿島へ行き、セイヤが新潟へ行き、カズゥがFC東京へ移籍した。2009年、コンサフロントが看板にしていた5人のうち3人が居なくなった。監督や戦術が合わないのか、それともフロントに愛想を尽かしたのかそれは定かではないが、いずれわかるだろう。

いずれにせよ、2009年からの3ヵ年計画を考えた場合、岡本ヤスと宮澤の2人がどう成長したかが一つの評価材料になる。

いまの4-2-3-1システムは、いくつか問題がある。
4バックとダブルボランチはいいのだが、2列目の3人とワントップがさっぱり点を取れないで苦しんでいる。
攻撃的ポジションで適材適所だと言えるのは、古田くらいで他の選手達は長所が引き出されていない感じだ。

宮澤はボランチでもトップ下でも、周りとフィットしない。
アンドレジーニョとトップ下を競うことになるだろうが、もしかしたらFW復帰もあるかもしれない。その場合はワントップでなく2トップが望ましい気がする。

岡本ヤスは、2007年の輝きをどうやったら取り戻せるのか。ドームを熱狂の渦に巻き込んだあの切り裂きドリブルはいつ復活するのだろうか。近藤、砂川との競争になるだろう。ベンチスタートでもいいから、虎視耽々とスタメンを狙ってもらいたい。

最後にFW。
ウッチーか三上か。得点王は二人のどちらかに取ってもらいたい。
古田、ブルーノが得点王争いに加われば面白いことになりそうだ。
一人平均10点行けるかどうか。潜在能力はあるだけにいかにチーム全体で「打たせる」ことができるかだ。「シュートどうぞ、どうぞ」なんていうウエシマ作戦は要らない。

個人的に昨年から注目しているのは、若手とベテランのノーゴールコンビ。
ゴン中山と横野ジュンキ。どちらが先に初GOALを決めるのかという点。
二人とも体力的に、あるいは技術的に考えると、出場時間は短いとは思う。
だけど、2トップで組む相手によってはキラリと光る名場面を見せられる可能性はある。
スタジアムを沸かすエンタメの一部として、ゴンとジュンキの登場がアクセントになるのは間違いない。

まずは勝つこと。
それが叶わなくても、90分熱いプレーを見せること。
90分熱くできなきゃ、45分でも。
それも無理なら15分でも。
それでもダメならブーイングで熱くなるしかねぇな。
俺達も遊びでドームに行くわけじゃないんだから。


湘南は竜太に注意だそうだ。ふーん、しょーなんだ(定番)
ソリマチン率いる強豪ベルマーレについては、展望(2)で。
http://soccer.yahoo.co.jp/jleague/players/detail/600335


                            つづく

posted by odo |22:21 | データファイル2011 | コメント(0) | トラックバック(0)