2009年04月10日
第7節HOME富山戦展望
ノノさん語録より。
監督はね、もっとしっかり守備もして攻撃的にやりたいっていうのは選手に伝えてると思うのね。 選手の中には「攻撃的に」っていうほうが強く頭に残っちゃって、面白い以前にリスクのあるサッカーをやってしまう傾向にあると思うんだよね。 そうなっちゃうと、出来たときはすごく面白くて得点もたくさん入るようなサッカーをやると思うんだけど、リスクも大きいから大敗する可能性も大きくなっちゃうんだよね。その辺のサッカーのイメージがしっかりしないとだめなんだろうね。頭のイメージのバランスがちゃんとできないと、このサッカーは難しいものになってしまうのね。 三浦前監督は、そういうリスクを減らしていくために、守備のしっかりしたサッカーだけを求めたんだよね。っていうことは、これからコンサドーレの選手がもう少しレベルアップして成長していかなきゃだめってことなんだと思うよ。
このノノ解説はスーッと頭に入ってきた。実は俺も石さんのサッカーがどんな展開でどんな流れで勝ちパターンがどんな感じ(90分通して)なのか「頭のイメージ」が出来ていなくて困っている。選手達の戸惑いがよくわかるのだ。2-1で勝つサッカーと1-0で勝つサッカーじゃ守り方が全然違うだろうし。選手達が難しく考え過ぎだとも言えるが。
サポの間では早くも「石(さん)の上にも三年」なんて格言が出てるほど、時間を覚悟する空気もある。これは裏を返すと今年の昇格を諦めている事になるんで、認めたくないんだけども。
いつか来た道。やはり「アクション&ムービング」時代に近いチーム状態だ。リセットした後だから、誰が悪いってわけじゃない。三上さんは補強に関してちょっと反省して欲しいけど。
あの時ヤンツーも「トレーニングしていく」を連発していたなぁ。結局練習で出来ない事はリーグ戦でも出来ず、相手がJ1で強化した天皇杯でやっと・・・(後略)
とはいえ、「チャレンジ&カバー」って「アクション&ムービング」とは違うと思うんだよなぁ。違うと思うんだけど、なんか似た結果を招くんだわさ。もしも柏レイソルみたいなサッカーを目指しているのだとしたら、これは時間がかかるなという印象。というかレイソルと揃えた選手のタイプが違いすぎ。
再びノノさん語録より。
サポーターからもこんなメッセージが来てますよ。 「先日の試合は最悪の試合でしたね。選手の一人一人の気力が感じられず、反則やミスも多く、チームワークもばらばら。ただ試合をしてるだけで、ピッチにたっている選手は戦う気はあるのでしょうか? 今のコンサドーレにはきれいなサッカー、きれいなプレーはいらないです。もっとがむしゃらに一丸となって勝つサッカー負けないサッカーを目指してほしいです。 (ラジオネーム 道産子コンサさん)」 とのことでしたよ。確かにそう思いませんか? お~~~~ッ!!その通りだ!いい意見だ!チームワークを良くして、それは外から見ても「あのチームはチームワークが出来ている」と思われること。 みんなで協力し合っているように見えないとダメ。 若い選手ばっかりなので、ひとつにまとまること自体今は難しいのかもしれないけど、誰かがリーダシップとって出来たときには強いと思うよ。 今は若さゆえ、個の力と今後のことも考えて「俺頑張んないと」って思いがちだけど、そうじゃなくてチームが勝つことで自分の評価もあがっていくことを理解しないとね。
ソース:http://www.hbc.jp/radio/smile/nonomura/goroku1.html 下線部は激しく同意だよぅ!スタジアムに歓声が起きる時って、「がむしゃらさが伝わる時」だと思うんだ。今も昔も。例えば、コータのシュートをポストに激突しながら防いだ古川先生のプレーですよ。身体を張ったプレーをするべきなんだ。ドームだから絶対に見せないとダメだ。それを見たくてチケットを買ってる。選手達はそれを忘れるな。 1999年で失敗し、2000年で一丸になった岡田コンサもこんなチームだった。一言で言えば「泥臭いサッカー」。初Jリーグだった1998年後半のフェルナンデスコンサも最終的には「泥臭サッカー」ナンデス。金銭問題で解任されちゃったけど、厚別で名古屋に勝った試合はなまら泥臭くて感動したもんだ。そういう記憶は何年経っても薄れない。 コンササッカーのDNAって、サッカースタイルが変わろうと、監督が誰であろうと、「きれいなサッカー」じゃなくて「泥臭いサッカー」なんじゃないの?そこが決定的に欠けてるから観客が増えないんじゃないだろうか(ちと強引な仮説) 個が強いチームは金持ちチームが目指せばいい。コンサは組織で強くならんとどうにもならん。FWが悪いのはMFが悪いため、DFがしょぼいのもMFがしょぼいため。もちろんその逆もある。 MF、特にボランチの建て直し(攻守のバランスの舵取り)が急務だ。ダニルソン抜きでかえって良かったんじゃないか。もしかしたら新機軸を打ち出せるかもしれない。 自分が自分が・・・で周りが見えなくなり衝突したキリノと上里が象徴的であったが、誰かが黒子に徹しないとダメになる。ボランチひとつとってみても、過去上手く行ったゲームは攻守のバランスが取れた組み合わせになっていた。富山戦は中盤のバランスに注目したい。 クライトンが抜けた分、パス回しは事前の約束事が無いと恐らくタメが作れないだろう。西大伍に期待する。かつてノノさんが、ビジュやコンちゃんをコントロールしたようにまずは中盤のバランスを取って欲しい。 上里には、FWとサイドの司令塔役に期待する。自分で打つ(チャレンジ)という選択肢も含め、状況に応じて「扇の要」(カバー)役にもなってもらいたい。 ダイゴとカズゥの二人が特に「カバー」の部分で自信を回復させることできれば(もちろん勝利という結果しかない)、富山戦は4月反攻の狼煙になるはずだ。
posted by )oDo(# |15:19 | データファイル2009 | コメント(0) | トラックバック(0)