コンサドーレ札幌サポーターズブログ

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2008年11月07日

第31節HOME浦和戦展望

明日はシンプルに。

素晴らしいプレーには拍手、

点を取ったら地鳴りのような「OH!」の嵐。

思わぬ副産物。まさかの「プレミア風」応援風景!



モノは考えようだよね。

あらゆる意味でHOMEの応援が変わる日になるだろう。
あとで振り返った時に「分岐点だった」と思われる試合に、きっとなる。

風はUSに吹いてくる。風向きはこの24時間で変わってきているはずだ。

グッドラック!!>US

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2008年11月07日

USの応援自粛について考える(2) 

ちえりあ「US説明会」レポート

08年11月6日 木曜日 19:00~21:00

参加者:約40名(開始時)
US説明者:6名
http://us12.jugem.jp/

<経緯>

・整理できないまま等々力へ行ってしまった
・等々力のあと、HPにまとめた
・当初は否定的なメールが多かったが、最近は賛同メールが多い

<2つの要求と1つの問題提起>

(1)スタンスを示して欲しい
   HFCがサポに対して、新聞ではなくて、HPで発表するよう求めている

(2)ビジョン
   ・しっかりしたものを出して下さいと伝えた
   ・サポは注視していますよ、と
   ・強化部以外で(石水さん?)決まることもある
   ・たぶん育成中心になるであろう事は予想している

(3)危機感
   ・J2に落ち、分配金、予算も下がる。不景気でスポンサーも不確定
   ・札幌市内で存在感がなくなる、いやチーム自体が無くなってしまうのではないか
   ・HFCのフロント、選手、サポーターの3者とも変わらなければ
   ・全ての人へ「危機感」をアピールしたい

   サポーターが変わらなくては、クラブは変わらない。クラブがダメになる。  

    
<質問・意見>

   ・心情的にはわかる、でも応援はする、という人が周りに多い
   ・応援自粛していることが皆に伝わっていない
   ・応援自粛に違和感を感じる
   ・5年間浦和との対戦を待っていた。やっと浦和が来た。そこにいきなり応援自粛のビラをもらっても納得できない
   ・当日はビラを配るというが、時間が無さ過ぎる。混乱する
   ・真意が伝わりきらずバラバラになる
   ・応援自粛ではないUSが妥協できる何かはないか
   ・浦和戦を楽しみにしていた。なんでこのタイミングなのか
   ・多くの人に応援自粛の意図をわかってもらうのは現実的でない

<USの回答・見解>

   ・ホームの一発目(の自粛)がたまたま浦和戦になった
   ・浦和戦に関しては、これ以上にないタイミングの悪さだと思う
   ・自粛することが全てではない。問題提起をする良い機会だと思っている
   ・自粛の代償は、必ず未来につながると思って決意した
   ・応援できないのはつらい

<質問>
   ・自粛が一番良いやり方かな?
   ・等々力では「USは自粛を強制してないから、応援やるべ」となり右側に集まった
   ・これで果たして伝わるのだろうか。悪く言えば「分裂応援」ではないか
   ・この説明会は「伝えたい」だけなのか「自粛に賛同してくれ」なのか
   
<USの回答>
 
   ・ビラの内容を理解して欲しい。その為の手段としての自粛だ
   ・(3項目を)理解した上での自粛じゃないと意味が無い
   ・大事なのはコンサドーレの未来を考えていただくこと
   ・その上で応援自粛というやり方に同調していただければ

   我々は「気がついてください」とノックしている。俺らサポが変わらないとダメ。選手もクラブも変わらなければダメ。

   ・中心部のUSが応援しなかった⇒何でだろうと考えてくれる

<質問>

   ・クラブだけでなく選手にも訴えるのか?等々力から矛先が変わったのか
   
<回答>
   ・等々力ではビジョンが見えない云々が先行してしまった

   ※等々力の説明者と後日USのHPを書いた人は別人
   ※US内部でも自粛の意図がまとまっていなかったようだ

   ・チームに関わる人全てに変わって欲しい。今のタイミングしかない
   ・最初は甘く考えていた(もっと応援自粛に同調すると思っていた)
   ・(等々力で大多数が応援に回って)ビラの言葉尻まで深く掘り下げて理解されるような文章で伝えるべきだと思った

<意見>
   ・自粛は勢いでやってしまったの?
   ・ゴチャゴチャのままやってしまったでしょ。US内部でも人によって話が違った
   ・「選手向け」のビラは、「クラブ」でなく「チーム」と表記すべきでしょ。クラブはフロントを差すのだから。

※ここでUSが出席者に挙手を求める。
「応援自粛に反対&応援する」「どっちつかず&迷っている」「応援自粛に賛同する」の割合を把握。1/3くらいづつの割合だった


<質疑応答の中でUSから>
   ・HFCは一言で言えば「ダメ会社」
   ・柏戦でも居残り者が多数いるのに見て見ぬフリをして、そのうちに解散してくれないか・・・・というような

   ※HFCは社員の人数が少ない。あの時はそれぞれの持ち場で厚別を駈けずり回っていた、と質問者が擁護

   ・人員が足りないのはわかっている。問題なのは「降格した場合の危機管理」がなっていなかった事だ
   ・カネもない、人もいない、そして形(会社としての?)が無いから降格した
   ・野球、バスケ、フットサル・・・・市民の関心ごとが分散してヤバイ状況
   ・昨年のラスト京都戦、水戸戦で集まった3万人はどこへ行ってしまったのか。コアなサポが1万人としたら2万人は消えてしまった。本来なら(本当に市民に愛されてるチームなら)2万人が8千人になることなど無いはず。降格危機で(コンサを)支えなきゃならないと観客が集まらなきゃならないはずなのに。
   ・浦和戦だけ盛り上がればそれでいいのか。そこ(浦和戦)だけを切り取ってよいのか 
   ・鹿島戦でも応援自粛する
   ・来季のビジョンにしても、それが10-20年後につながるものでないと・・・・
   ・来季単年度黒字を目標にしても、10-20年後に黒字になっていないと・・・・

   出てくるビジョンは(育成中心だと)想像できるが、クラブの未来に繋がらなくてはならない

   ・例えば、招待券を配ってでも本当に厚別・ドームを満員にしようとしていたのか


<意見>

   ・タイミングが良くない。降格直後のタイミングで良かった?
   ・もっと早くアクションを起こせなかった? 
   ・浦和戦を楽しみにしていてドームに来てみたらまさかの事態。一般のファンはガッカリするのでは?

<US>

   ・J2に落ちて、これからクラブをどうするの?と訴えるための自粛だ
   
※個人的に「ココ重要」マークをつけておく。フォントをでかくしてみる↓

   応援自粛は「抗議」ではなく「メッセージ」だ。

   ・今までUSがやっていないから効果がある
   ・そもそも応援自粛は準備してやるものでもない
   ・(コンサに関わる)全ての人に(メッセージを)知ってもらいたい
   ・インパクトが重要
   ・B自由でただ応援したいだけの人達とは温度差があるのは承知している
   ・入場してゴール裏中心部でアクションを起こす
   ・降格するまでは100%応援を貫いた。それはUSの意地だった
   ・ネガティブ的なものは一切封印し、後押しに専念した。選手達を信じていた
   ・それ(早くアクションを起こさなかった事)について後悔はない
   
<意見>
   ・選手のメンタルを気にしてアクションを起こさなかったというが、クラブ(フロント)にはもっと早く言うべきだった
   ・戦力的にも落ちるのはわかっていた

<US>
   ・フロントにどういうことを言えば? 
   ・シーズン前に三上強化部長から話は聞いている
   ・「方向性は10-20年後に続いているのか?」と聞いたら「続いている」という答えだった「クラブが強くなるための道程です」と。
   ・「そんなことは違うだろう」と否定することはできない
   ・今は「続いているのかな?」という疑問がある

<質問・意見>
   ・選手に対するメッセージのための応援自粛ならわかる。クラブに対しては?
   ・選手達の気持ちが見えたときは、応援どうする?

<US>
   ・前半、後半で応援しなかったり、再開したりは無い
   ・コールだけする、というのも無い
   ・ゴールが決まったときの拍手・歓声は有り

   サポーター達に「考えてくださいよ」と訴えたい。浦和戦を捨ててでも訴えたい。

   ※相当な決意だと感じた。フォントをでかくする。

    浦 和 戦 を 捨 て て で も 訴 え た い 

<意見>
   ・休日の趣味の一つとしてコンサを応援している人達に、1試合で全てを理解してくれ、というのは無理。

<US>
   ・ここに集まっている24時間コンサの事を考えているような人達だけでなく、一般の人たちにも「何か応援が違うな」⇒「コンサはこのままではいけないのかな」と思わせることができたなら、ある意味では成功かなと思う
   ・他チームのリーダーグループと違い我々は(ゴール裏全体を応援自粛に巻き込む)カリスマ性は無い。言い訳がましいがこういう手段しかない

<意見>
   ・目的と手段(応援自粛)がつながらない
   ・応援拒否だと会場に行かないならまだわかる。USのメンツのためにやってるのでは?

<US>
   ・(3)のクラブに対する危機感は答えがない
   ・(3)は問題提起である。みんなで考えよう⇒中心部に居なければならない
   ・選手も会社(HFC)の一員である。会社の体質、サポの楽観的な部分と併せ、我々の持つ危機感は選手と無関係ではない⇒だから応援自粛

<意見>
   ・J1の人件費平均13億に対してコンサは8億。それに対してただ「ふーん」で済ましたサポも悪い
   ・ゴール裏で歌って楽しんで、それで終わりだった
   ・サポーターは1億、2億と強化費を増やす努力をしていたか?

   ・ゴール裏で寄付を募るなり、客を呼ぶなりの努力をしたか?
   ・来年も予算5億じゃロクな選手は集まらない
   ・好きな事をして楽しんでいる(ゴール裏で水撒きとか)ことが集客の足を引っ張っている
   ・例えば川崎フロンターレは、お母さんお父さん子供に来てもらうというレジャーとしてのスタジアムを考えた。「こわい」と思われるシーン(ブーイングとか)を排除して子供にスタジアムに来てもらう仕組みを取り入れた

<US>
   ・まったく同感だ。招待券は我々が印刷して配るくらいでないとダメだ。ポスティングもしたい
   ・「ゴール裏が応援しなかったらどういう風になるのか」皆が噛み締めるのも必要 
   ・ブーイングだとか感情がぶつかる場面はあってもいい
   

<意見>
   ・ファイターズがTVの扱いが多いのは、ファンの要望が多いからだと聞く。コンサはブログに(露出が少ないと)文句書いて終わりだ。サポが局に要望を出し、市民にコンサをわかってもらう、愛してもらう努力をしないと
   ・応援自粛は「苦行」「荒行」になっていないか?

<意見>
   ・浦和戦は新規ファンを増やすための大事な要素だ。コア層でない人、普段はコンサに興味の無い人も浦和戦なら来る。それは華やかな応援合戦を見に来るためだ。自分も最初はそうだった。
   ・なぜ浦和戦で自粛するんだ。浦和戦がきっかけでサポになる人もいるのに

<US>
   ・チケットが売れてるせいか、HFCは応援自粛を辞めろとは言ってこない。これもちょっとどうかと思うのだが(苦笑)
   ・浦和戦で増えるであろう50-100人の新規サポよりも、コンサの未来の方が大事だ 
   ・J2でも何とかなるんじゃない?と思っているサポが多いようだが、USはこのままではチームが無くなるという危機感を持っている
   
<意見>
   ・応援するか自粛するか迷っている。どちらにも賛成できる
   ・ただ、自粛するなら大同団結しないといけない。1回で自粛が伝わるのか
   ・USを(等々力、三ツ沢で)孤立させた我々も悪い。じゃあ、どうすれば・・・・  
   
<US>
   ・USは自分達の主張が正しいと思っている。しかしUSが正しいと思っても、皆にとっては正しくないこともある
   ・本当ならリードグループが音頭をとって一丸となって応援自粛すべきなのだが。札幌はそういうゴール裏ではない
  
<意見>
   ・応援を自粛していること、意図が(質問者に)伝わっていない。ここの居る人でさえ伝わっていない人がいるのに、ドームで伝わるのか。何も伝わらないうちに応援自粛することは最悪な事だ。 

   ※ここまでで時刻は20:30 残り30分となった

   ・(伝わらないというのはどういうこと?と聞かれ)
     (A4の紙2枚分の)長い文章を読まなくてはならない。説明も必要。ドームに来る時間もまちまち。全ての人がビラを読んで理解できるか? 
   ・主旨が明確に伝わらない。それは心に響く言葉が無いからだ

<US>
   ・USは(サポ同士の)ヨコの関係もないリードグループだ。ビラは何千枚も配る。伝えるための手段 

<意見>
   ・等々力では反発が大きかったが、HPで発表された第2版で考える人が増えた
   ・せっかく考える人が増えてきたのに、ホームでもいきなり自粛してしまうのは惜しい。なにか別の手段はないのか
   ・反対派が何を言ってもUSは自粛と決めている。目的と手段を取り違えている。自粛が目的化していないか?
   
<US>
   ・危機感を気付いていない人が多い。応援しようが自粛しようが(3項目は)考えて欲しい
   ・ドームでは、自分でネットなどで情報収集しないような人達にも広く訴えたい 

   応援自粛と言う手段を取ったのは、いつもと違う光景を見せるため。妥協はしたくない。

   ・スタート地点(ホーム最初の自粛)で妥協はしたくない。徐々に応援自粛を大きくしていきたい

<意見>
   ・応援自粛、ビラ配りで「引く」サポもいるのでは?
   ・もっとわかりやすく簡潔な言葉で訴えたら
   ・クラブにどういうビジョンでやって欲しいか、USがビジョンを示せばいい

<US>
   ・ポイントは3番。これはみんなに言いたい。

<質問>
   ・(1)(2)は要求、(3)は問題提起。要求と問題提起を切り離せないか?
   ・自粛はクラブへの抗議から始まっているような印象を受ける

<US>
   ・(3)の「クラブへの危機感」は後付けだが、柱であり根幹である
   ・後付けだが、応援自粛以前から訴えたかったことだ
   ・(1)(2)は枝。だが、(1)(2)ばかりが先行している

   自粛をやる以上、信念をもってやる。ただし応援する人達は尊重している。自粛する人と応援する人の間の「溝」とは思わない。「分裂」だとは思わない。

<質問>
   ・いつまでやるの?

<US>
   ・「・・・・。」返答に詰まる。     「今シーズン一杯」。
   ・別のUS:「ビジョンが無いと戦力外も出せない。鹿島戦の前までに来季のビジョンは出るんじゃないか」
  

                            以上



 
 
最後に補足。

USの考える「市民クラブ」の定義は、「親会社を持たないクラブ」だった。
今、サポーターが変わらなければ、このクラブはダメになってしまう。クラブが無くなってしまう。

文章だけでは伝わらないかもしれない。
ドームに行ってUSの説明を聞く人は、USのメンバーの目を見て聞いて欲しい。彼らの「眼ヂカラ」を直に感じて欲しい。
彼らは真剣である。真剣にコンサドーレ札幌の未来を憂いている。
これだけは理解して欲しい。
USは応援自粛を絶対に止めない。最初、俺は「USが折れるべきだ」と思っていたが(2日前までは)、折れなきゃならないのは・・・・
いや、これ以上は、ドームに行くあなた方が決めてもらいたい。自分の頭で考えてほしい。それだけで自粛の効果にはなるのだから。応援をどうすべきなのかは、最後は一人ひとりが判断することだ。答えなんかたぶん出ない。
一枚岩になれたら、最大の効果、インパクトがあるだろうことは想像できるが。


特にUSから感じた部分は「赤字」「大文字」にした。

俺は「応援自粛」に賛同する立場を取った。USの言うようにA4の紙2枚の内容を理解した上でである。

新聞各社とTV局とくにスカパーへは、USの意思表明としてFAXしておいた方がいいと思う。TV見ているファンにもわかるように、解説者に触れてもらうようお願いするとか。コンサファンは、ネットやってる人ばかりじゃないから。特に(3)を訴えたいんだってね。

今回ちえりあへ行って得た収穫は、上記の説明、質疑応答の中で、USが真剣に取り組んでいる事がわかったこと。 
それと一緒にもらった「選手宛ての手紙」(これは読むようにお願いしようと思っていた)、「HFC宛の手紙」、それぞれA4用紙1枚づつのコピーを貰ったこと。
勝手に自粛するのではなく、事前にフロント、選手へ主旨を説明し理解を求めているということも付け加えておく。

posted by オドスポ |00:55 | 俺達の札幌 | コメント(3) | トラックバック(0)