2006年06月22日
チームのために苦しい仕事
ハードゲームだった。 スカパーを見ながら檄を飛ばし、画面に向かって本気で歌い叫んだ。 どうしても勝たねばならなかった。 ヒロくんが出たから特に。(後半22分 智樹⇒ヒロ) 第4ボランチ(①大塚②金子③智樹)の彼は、この試合でなんとしてでも「結果」を出さなきゃならないと思っていた。 「ミドルで一発ぶちかましてくれ」「アシストパスを出してくれ」 そんなことを思いながらTVを見ていて、ソ弾炸裂の劇的ロスタイム勝利にほっと胸をなでおろしていたわけなんだけど・・・ ☆ ☆ ☆ http://www.jsgoal.jp/result/20060200030420060621_detail.html(第23節 ゲームデータ) http://www.jsgoal.jp/news/00034000/00034451.html(ヤンコメ) ヒロくんが名指しでヤンツー監督に褒められたYO!!なまらうれP!!(かなり浮かれ気味)
「・・・速く難しい試合展開のなか、西嶋が途中からうまく試合に入ってくれて、支えてくれた。 彼ら(石井・西嶋)のように、チームのために苦しい仕事をしてくれる人間がいるからこそ、西谷が自分の一番良い部分を出せるプレーに専念できることになる。 そういった自分たちの役割を果たすことがチームの勝利につながるってことを、理解してくれるようになった」
確かに昨夜のヒロくんは、マサ西谷の黒子に徹していたように思えた。 左サイドに流れたり中央に戻ったり、サイドチェンジでボールを繋いだり、常に西谷を前に向かわせるための働きを、地味ながら堅実に見せていた。 調子バリバリの西谷を攻撃に専念させることが得点の近道。それを周りでサポートすることが「全員で同じ絵を描く」ことの一つなのである。 2-1で迎えたロスタイム後半の数十秒をボールキープで時間稼ぎしたのも「同じ絵」を見せた典型的シーンだった。 組織で攻め組織で守る。ようやくコンサらしいサッカーが出来つつある。 毎試合ヤンコメを熟読して「アクションサッカーって一体なんだい?」という自分の疑問を解決しようと努力してきたつもりだけど、昨夜のコメントほど俺にとってわかりやすいコメントは無かった。 選手交代の意図も戦術も上記のコメントを読めばしっくりいく。 中3日でアウェーの連戦で湿度も高い状況で、相性の悪かったヨコハマ相手で、しかも核となる大塚が欠場した試合で、コンサイレブンは一丸となって勝ち点3をもぎ取った。 ここにきて、選手たちに主体性が出てきたように思う。自分たちで考え自分たちで試合をコントロールしながら、引いたり仕掛けたりするサッカー。 けして彼らはヤンツーの操り人形ではない。 今の状況こそ、ヤンツー自身が待ちに待った状況なのではないだろうか。 マイナスだった得失点差もようやくプラマイゼロ。 3位仙台まで勝ち点差「11」「9」。 負けられない状況に変わりはないが、俄然ヴェルディ戦が楽しみになってきた!!
posted by おど |06:57 | 赤と黒 | コメント(2) | トラックバック(0)