2014年03月17日
山崎あおい『アオイロ』レビュー
明日に備えて、インタビュー記事を読んだ。 いまの私にとっての幸せは、いい曲を書いて、レコーディングして、お客さんに聴いてもらって、「いいですね」って言ってもらえることなんですね。いま、音楽がなくなったら、なにも幸せだと思えないと思う。もちろん、考え方や価値観も変わるのは分かった上で、現時点、二十歳の私としては、音楽以外に幸せを見出せないですね。 そうですね。いろんな状況での、いろんな気持ちの曲が入っているので、その日によって、好きな曲が変わって欲しいなと思ってて。今日は、なぜか昔のことを思い出す日だから、『花火のあと』が胸にくるなとか、今日は悲しい日だから『カランコロン』を聴きながら歩こうとか。その日の気分によって、お気に入りの曲ができるアルバムになって欲しいと思いますし、人生初のワンマンツアーも決定しているので、デビューした頃からずっとやりたかったツアーが実現できるっていう気持ちも無駄にしないように、しっかりと、カッコいいライブをやりたいなって思ってます。 アオイロ インタビュー前半 アオイロ インタビュー後半 =*=*=*=*=*=*=*= 山崎あおいは、主に通勤時に聴いている。 あおいちゃん(何と呼べばいいんでしょうか)の声は、イヤホンで聴くとぐっとくる箇所がある。イヤホンでなきゃ気付けない微妙なブレス。 車で聴くのもいい。まだ冬場にしか聴いていないけれど、お気に入りの道路をカーステで流しながら走ったら合うだろうな、と思う。 あおい(呼び捨てでいいんでしょうか)を初めてアーティストとして意識したのは、セブン&アイの夏のテーマソングを聴いた時だったと思う。いや、先にユーチューブでチェックしてから、CMソングだと気づいたのだったろうか。今となってはどうでもいいが。 『夏海』。 一言で言い表せないが、とにかく胸キュン。名曲中の名曲。 道民の道民による道民のための胸キュンとでも言おうか。 この曲をLIVEで聴きたいがためにチケットを買ったと言っても過言ではない。 https://www.youtube.com/watch?v=SzWiePnD0cg https://www.youtube.com/watch?v=A9V3BePaFpI 北海道の夏。北海道の海。短い夏のせつない感じが実によく出ている。 この曲を聴いてから、あおいは俺にとって「胸キュンの女王」なのである。 ユーミンでもない、竹内まりやでもない、新時代のせつないシンガーソングライターが俺のハートに火を付けたわけだ。 この曲を聴きながら厚田~浜益あたりを走ったらサイコーだろーな。昔は、サザン、チューブ。今は山崎あおい、そんな感じ。 『恋の予感』~『夏海』~『カランコロン』~『花火のあと』 アルバムの2曲目から5曲目の並びは特にお気に入りで、通勤時にヘビロテしている。 1曲目の『Just Friend』は、最初はそうでもなかったが、聴けば聴くほど深いなーと思ってしまうスルメみたいな曲。クールなギターサウンドも見もの。 https://www.youtube.com/watch?v=OkC2paP0Dp0 2曲目の『恋の予感』も、シングルが出たばかりの頃はあまりインパクトを感じなかったけれど、今では結構よく聴く。メルヘンチックで明るい曲調だが、LIVEでどこまでアレンジしてくるだろうか。 https://www.youtube.com/watch?v=iUBEHAtdl_A 4曲目の『カランコロン』は、実にあおいっぽい曲。あまとうの「マロンコロン」みたいな響きも印象的だ。聴く人によっていろんな解釈ができてしまう曲。ドライな歌い方もあおい流の一つだ。 5曲目の『花火のあと』。これはキングオブ胸キュン。アルバムで一番好きな曲かもしれない。真冬でキュンキュンなら夏だったらどうなっちまうんだろう。とにかく花火っつーのはいろんなドラマがあるし、もし無くてもこの曲を聴いて花火を見上げたら、きっとドラマチックな気分になるぞ。 6曲目。『東京』。さまざまなアーチストがTOKYOを歌ってきた。上京して都会の良いところ悪いところを見る。東京に染まっていくうちに故郷を忘れる。しかしふとしたきっかけで故郷の良さを思い出す。羽田とか上野とか千歳でかつて自分が体験した感情だったかもしれない。 7曲目。『嘘だった』。この曲はまだ自分の中で消化しきれていない感じ。逆にLIVEを聴いた後の方がいろいろ膨らんできそうだ。 8曲目。『もっと』。もっともっとやれるはずだろう!ゴール裏からコンサドーレに叫びたいような曲。 9曲目。『Blue Days』。これもまだ消化しきれていないかな。あ、思い出した。電車で寝ていてこの曲を聴いている時に起きた。残念な事に乗り過ごしていた!しかも終電…という思い出の曲。コンアシナイトの日、俺は2駅歩いて帰宅したんだった。寒かったけど、コンサのタオルマフラーが俺を守ってくれたのだ。それも一つのブルーデイ。 10曲目。『レイコさん』。遊び心にあふれたノリのいい曲。友達のお母さんがモチーフらしいが、「男は顔じゃない、中身。財布の中身」という歌詞が実にシュールで身が引き締まる思い。 11曲目。『各駅停車』。札幌駅の高架下のミニライブで初めて聴いた。小田急線がテーマらしいが、JR北海道でも全然いけます。 12曲目。『スコーレ』。これもLIVEではどう化けるか楽しみだ。こんな役に立たない事をなんで勉強してるんだろう、とかなんでこんなつまらない会議に出なきゃならないんだろうという鬱積とどこかで弾けたい葛藤。 13曲目。『強くなる人』。強くなるためには、一度挫折を経験しないとダメなんだよね、なんて思ったりする曲。 https://www.youtube.com/watch?v=kmqWT6z3-T4 明日、ファクトリーホールで生あおいを見る。 だからこのタイミングで書いたんだけど、たぶんこのレビューは需要がないだろうなぁ。 このエントリーはいわば「現実逃避」でもあります。昨日の湘南戦を振り返る気になれないんですよね。あんまり選手達の悪口も書きたくないし。 というわけで、そろそろ〆ますが、最後は「夏海」の知られざる(さっき知った)衝撃の事実をコピペして終ります。 山崎:この音源は、実は、高校生の頃のものなんです。高3の時に録ったデモ音源がリリースされてて。もちろん、何回かレコーディングし直してみたんですけど、やっぱり曲を作った当時の新鮮な気持ちで歌った歌が、一番パワーがあって、一番良くて。ピッチとかじゃなくて、くるものがあったんですよね。だから、レコーディング自体はこのアルバムの中で一番古いですね。 高3の時に録ったデモ音源がリリース マジかよっ! 慶應大生のあおいじゃなくて、札幌南高のあおいの声なのかよっ!! 山崎あおいファーストワンマンツアー2014 「アオイハル」 【札 幌】3月18日(火) サッポロファクトリーホール 【名古屋】3月20日(木) 名古屋CLUB QUATTRO 【大 阪】3月24日(月) 心斎橋Music Club JANUS 【東 京】3月26日(水) 渋谷CLUB QUATTRO https://www.youtube.com/watch?v=yBQb5dCRzJU 山崎あおい - ファーストアルバム『アオイロ』全曲ダイジェスト 140108 tower records新宿店 free live 山崎あおい 1.恋の予感 2.もっと 3.東京 4.強くなる人 5.花火のあと
posted by odo5312 |19:32 | コメント(0) | トラックバック(0)
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