2011年12月21日
J1残留への準備(2)
【1998年】トップリーグ1期目 http://www.consadole-sapporo.jp/info/topteam/1998/ この年はまだ延長Vゴール制度があった。PK負け4回、Vゴール負け1回をドローで換算するとフェルナンデス監督のJ(現J1)戦績はさほど悪くない。 札幌ドーム完成前のシーズンなのであまり参考にはならないかもしれない。 【2001年】トップリーグ2期目 http://www.consadole-sapporo.jp/info/topteam/2001/ http://www.tbs.co.jp/supers/team/2001con.html 岡田武史監督ラスト3期目。30試合「10勝5分15敗」で堂々残留。 一つの目安として、勝利:分け:敗戦の割合が、2:1:3 というのがある。残留のモデルケースが1回分しかないが、参考データにはなるだろう。 開幕ダッシュで成功した例でもある。 開幕10試合の成績が、5勝1分4敗 と勝ち越しに成功している。 今年のように負け先行では、J1では挽回できずにズルズル行くことが多い。 キャンプでは既存メンバーと新規加入選手の連携を徹底し、全員で戦術を共有することが望まれる。 また、今年の失敗(外国人選手を無理やり起用)を踏まえ、来年は開幕戦から「調子の良い順番で使う」と選手達に宣言したらいいと思う。それがモチベーションアップと良い競争激化に繋がると思う。もちろん高いレベルで競争できるような強力な補強を強化部に望む。予算の都合はあると思うが、4-3-1-2なり4-3-3のポジション毎に最低一人は補強して欲しい(ユース昇格組の他に)。 【2002年】トップリーグ3期目 http://www.consadole-sapporo.jp/info/topteam/2002/ http://www.tbs.co.jp/supers/team/2002con.html 延長Vゴール負けが実に8回。臥薪嘗胆な年でしたなぁ(遠い目) この年は、オグ(小倉)のテクニックだけが際立った年だった。また2度の監督交代でドタバタし過ぎて、クラブに残されたものはほとんどなかった。 わずか5勝だったが、名古屋に2勝したジンクスは大事にしておきたい。 【2008年】トップリーグ4期目 http://www.consadole-sapporo.jp/info/topteam/2008/ http://www.tbs.co.jp/supers/team/2008con.html 守備大崩壊の残念な年。34試合「4勝6分24敗」でスピード降格。 「平均得点 1.06 平均失点 2.06」 あまりにもバランスが悪かった。この年を教訓にするならば、平均得点と平均失点を限りなく「1.00:1.00」あるいは「1.50:1.50」に近づけることだ。 2012年は一歩も二歩も踏み込んで「2.00:2.00」の感じでアグレッシブに行きたいところだが、どんなもんだろう。補強しだいだろうか。 厚別のガンバ戦で3-3ドローというスペクタクルな試合があって、2008年のベスト満足試合だったので、その幻影で無責任に書いてる事実は否めない。でもあの時の札幌の3点はダヴィ、クライトン、アンデルソン。 全然参考になりませんな(笑) http://www.consadole-sapporo.jp/info/topteam/2008/detail/23_080827.html 三浦監督の4-2-2がJ1で通用しなかったと多くのサポーターは思っているが、同監督が神戸に移籍してからは浦和にも鹿島にも勝っている。わずか4勝に終った背景には怪我人の多さがあったのは否定できない。この年から学ぶ事があるとすれば、各ポジションで層を厚くして出場停止や代表招集、突然の怪我などにすぐに対応できるように準備することだろう。 2012年はGKとDFはうんと層を厚くしたほうが良い。それが叶わなければ、守備もこなし得点にも絡める、あるいは右も左もこなせるユーティリティ・プレイヤー(西・西嶋タイプ)の補強が急務だろう。 堅守無くして得点力のアップは望めない。我々はビッグクラブではない。だからこそ開幕前から(補強の段階から)強化部と監督でよくすり合わせをして知恵を出し合わなければならない。なるべく採用しようとしている戦術に沿った補強をし、無駄なカネを使わないようにすること。それが過去4回しかないJ1経験を活かす事に繋がる。
posted by odo |15:23 | データファイル2012 | コメント(0) | トラックバック(0)
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