2012年06月25日
いちばん好きな日。
新生姜とそら豆の炊き込みごはん。 この季節、必ず作りたくなる しまりす寮のスペシャリテ♪私は、1年で一番好きな日は「夏至」。 今年の夏至は21日だったけど、札幌はあいにくの曇天・・・。 本日、やっとこぱぁぁぁ~っと明るく晴れましたぁ!! 暑過ぎず、寒過ぎず、風はそよそよ、窓からはいつまでも柔らかに日差しが差し込み 太陽の恵みをしみじみ感じる事が出来ます。 「夏至今日と思ひつつ書を閉ぢにけり」(高浜虚子) 今日は夏至じゃないけど、夏至のような気分の良さ♪ 良い気分なので、大好きな空豆と新生姜を使ってお得意のごはんを炊きます。 ぽこぽこ・・・生姜ごはんの炊ける良い香りを感じながら、空豆の薄皮を剥くのも いと楽し♪ 柔らかい近江新生姜は、繊維にそって千切りにします。 ポイントは生姜の繊維をよーく見る事! 繊維に沿って切れば、サクサクっとキモチよーく切れます。 繊維を切断しながら切ると、 ジャリッとした感じになって断面がボソボソ苦みも出ます。 パッと見、大したコト無さそうな事が、 後で大きな味のポイントになりますよ♪普通に研いだお米を普通の水加減にセットして、千切り生姜をドバッと入れます。 ドバッと入れても、新生姜は辛味が柔らかなので大丈夫! 調味料を何も入れずに、米+水+生姜だけでシンプルな生姜ごはんを炊きます。 和風だしみたいな動物性のダシを入れて炊くのはオススメしません。 野菜は野菜だけの味で食べた方が、素材の味が活きて美味しいですよ。 塩分を先に入れて炊くと、浸透圧の関係でお米が固く炊きあがる気がするので、 北海道米LOVEの私は、お米の食味も大事にしたいので 先に調味料を入れて炊くのはあまり推奨しません。 それでも、どしても、味付けたいなら調味料入れたらすぐ!間髪入れず!炊くべし。 ポコポコ・・・良い香りで生姜ごはんが炊けてる間に、空豆の下処理をします。 空豆をさやから出し、軽く洗ってから、包丁のアゴ(※)で薄皮に切れ目を入れて薄皮を剥きます。 (※)アゴ・・・柄から出た刃の角??みたいなトコ 薄皮が剥けたら、パカッと半分から割って薄くしておきます。←これ大事。 なぜなら、空豆は下茹でしないからー! でも、最初から炊き込むと色も悪いし、屁臭いから、後入れで蒸らして火を通すのですー。 ごはんがピーッと炊けたら、先程のそら豆をバサッと入れて すぐまた蓋をして、蒸らす事 約7~8分。 いよいよ完成! フタを開けると、 生姜の爽やかな香り+空豆の香ばしい香り。 お豆の色もキレイな薄緑色がツヤツヤ~。 ここで!!いよいよ味付けです。 昆布茶を付属の小さな小さな匙で1~2杯。 ごくごく控えめな薄味でさっくり大ーきく混ぜながら味付けます。 昆布茶が無ければ、塩でもOKですが、塩で味付ける場合は生姜ごはんを炊く際に 昆布を1枚入れて炊くと風味が付いて良いかと思います。 ・・・ふぃぃぃ~っ。 久々に丁寧に作り方を書いてみたーwww ホントはもっと色々なこだわりやウンチクがあるんだけど、ウザいからやめとくー(笑) さっ!食べよ、食べよー♪