2007年08月20日
苦手な食べ物
食べられないわけでは無いけれど、積極的には 箸が進まない食べ物ってひとつやふたつはあるものです。 食べ物に対しても(人に対してもですが・・) 「好き」「嫌い」と言わず、「得意」「不得意」で 表現するようにしています。 克服したり、美味しさを感じられる様になった時に嬉しいから。 で、私の不得意な食べ物のひとつに 「ひじきの煮物」があります。 「ひじき」って健康にも栄養的にも優等生だって事は充分良く判ってはおります。 しかし、あの煮物にすると全体が醤油味になってしまって 香りも味も食感もひじきの存在を感じる事が出来なくて 何だか判らないけど醤油味の物を食べている・・って感じが イマイチ私にはピンと来ない食べ物なのです。 ひじきの味や存在感って、どう感じれば良いのでしょうか。 ・・・しかし、義母が時々「たくさん煮たから」と言って タッパ-に大量のひじきの煮物を詰めて持たせてくれる事があります。 お弁当に入れても、夕飯のおかずに出しても元々得意ではないのだから そうそう減る訳でも無く、小分けして冷凍庫に溜まるばかりでした。 溜まったひじきの煮物を眺めて思い付いたのが あのあまじょっぱい味付けの感じは チラシ寿司の素っぽいかも・・ ゴハンに寿司酢を混ぜて扇ぎ、ゴハンに照りがでたところに 汁を切ったひじきの煮物を混ぜます。 いり卵や紅生姜、今回は無かったので入れませんでしたが 三つ葉やもみのりなどチラシ寿司っぽい飾りをすれば なんだかお祭り気分のチラシ寿司です。 もう、桃屋もすし太郎も必要無しです。 お弁当でも大丈夫です。 これを作るようになってから、ひじきの煮物が 余って冷凍庫に行く事も無くなりました。 はー良かった。 はー美味しかった!